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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575236460
作品紹介・あらすじ
ある日、高校教師の雄策のもとに消費者金融から一本の電話がかかってきた。家庭の事情で必要だからと頼まれ、愛人・柊子の借金の連帯保証人になっていた雄策だが、柊子の返済が滞っており、連絡もつかなくなっているという。雄策は柊子のマンションに向かうが、すでにもぬけの殻だった。何故、彼女は何も言わずに消えたのか?東京から四国、大阪と住民票や戸籍謄本をもとに柊子の足跡を追う雄策は、予想もしなかった柊子の過去を知ることになる。一方、雄策と妻・麻衣子とのあいだには埋めようのない距離感が生まれていく。そしてついに、雄策は麻衣子の想像を絶する一面を知ることになる。
感想・レビュー・書評
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面白くてグイグイ入り込み、あっという間に読み終えた。戸籍のことや、舞台が東京から始まり、愛媛の海の街、大阪の鶴橋と出て来て楽しめた。グレーなラストに物語の深みを感じる。導入部を読んでいるときは回りくどいかなと思ったが、散らかりがちな内容をシンプルに違和感なくまとめられ、とても読みやすかった。
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高校の英語教師である柳沢雄策のもとに借金返済の督促がきた。浮気相手であった柊子のものだと直感した彼は、彼女の行方を探す旅に出たのだが、行く先々で数々の驚きに出くわすことになる。
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余り入り込めず。題名から想像したナニワ金融道みたいな内容ではありませんでした。
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