屍界《Narcotic World》 R/EVOLUTION 9th Mission

著者 :
  • 双葉社
4.02
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本棚登録 : 171
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575237368

作品紹介・あらすじ

多国籍グループと日本人との対立は急速に激化し、多国籍同士の抗争も始まった。多国籍が豊かさを求めて来たはずのこの国は、今、有り余る程の情報や自由を手にしながらも、実は不自由さに搦め取られているのかもしれない。"革命小説"シリーズ第9弾。

感想・レビュー・書評

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  • 9冊目。
    ネオジャパニーズの女性達が子を宿し、変わっていく。
    明菜と田沼が…まさか関係を持っていたとは!と驚きながら、田沼は身勝手だし、子供が出来たことを知らせず日本を出てしまう明菜も勝手で辛い…
    ジュリアも櫂との子を宿していて驚いた。

    清が死んでも、大川はしっかり生き残りリャンと共に逃げるとこで終わってしまったが、この2人はどうなったのか。

  • 敵味方が良くわからなくなっている・・・。そもそも、誰も「仲間」ではないのか。
    次巻はいよいよ最終巻!!
    なのに、狂血と誘魔を読んでいない。

  • シリーズ9作目。前作を読んでからだいぶ時間がたっていた為登場人物の繋がりが何が何やら…となってしまっていたり。
    それでも怒濤の展開で、正に革命が起きている様子に夢中になって読み切った。それにしても大川は殺しても死ななそうだな…とか思ったり。
    暫く落ち着いていて、あまりキーでは無さそうに見えた亮司がここに来てしっかりと書かれている事を思うと、最終巻である『喪国』で彼がサーシャに選ばれた本当の意味が分かるのだろうか。このまま足を洗ってくれたら…と他の登場人物達同様思っていただけにハラハラしつつ、それでも足を洗いきれ無いのが亮司なんだなと思う。
    それにしても噎せ返るような血の匂いがする1冊だ。流血と民族の血で真っ赤に染まった、まさに赤い季節と呼ぶに相応しい1冊。副題の『屍界』が秀逸だ。

  • [2014.02.24]

  • 亮司のミューズっぷりに毎回悶えてしまう。
    シリーズ序盤はサーシャの独壇場だったけど、和田剛とパイトゥーンが登場した途端に舞台の端っこにやられてしまった感が。
    そして何よりも大川がもうすごい。不死身なの?エスパーなの?w

  • 最後の副題がレボリューションであろうことは想像できたけど、「喪国」かぁ…。ちょっと鳥肌。期待が高まる〜

  • いよいよ大きな争いが始まりそう。
    日本って今どうなっているんだろう。

    蘇とすみれの関係が良いね。

  • 亮司がどこの派閥からも愛されててその分板挟みで辛そう。大川しぶといな。ほんとゴのつくやつみたいな(でもこれ褒め言葉なのか)。黒幕もじわじわと姿を見せつつあり、いったいどう収束をつけるのか。今回は根岸さんの過去に驚いた。亮司逃げて!(汗)て思った。亮司さんには彫翔辺りと平和にいちゃいちゃしといてほしいなぁ。今回すれ違いで寂しい。シリーズ全部図書館で借りてるので、人物相関図やら組織関係図やら年表やらが欲しいですね。記憶がおぼろげ。

  • 革命シリーズ9冊目、1年に1冊だと、もう
    誰と誰が知り合いだったかわからない・・

  • H24.2.22開始。
    H24.2.28読了。

    最終巻が待てない(>_<)

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著者プロフィール

大学時代は安全保障問題を専攻。大学卒業後、防衛庁に就職し、調査専門職として勤務。退職後、フリーライターを経て1999年に北朝鮮問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。

「2018年 『焦土の鷲 イエロー・イーグル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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