境遇

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 2782
レビュー : 442
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575237399

作品紹介・あらすじ

デビュー作の絵本がベストセラーとなった陽子と、新聞記者の晴美は親友同士。共に幼いころ親に捨てられた過去を持つ。ある日、脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐され…。

感想・レビュー・書評

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  • そうなのかなーと思っていたらその通りの結末だったので逆に驚いたww。 そうですか。。 陽子があまりにイイ人過ぎてうそくさい。。

  • 読んでいる、
    と言うよりは
    眺めている、感覚に時々(はっ、)となった。

    (なんて読みやすい文体なんだろう…!)

    読後は見終えたTVの電源を落としたときの様に、余韻があっという間に消え去ってゆく感じに、少々うろたえてしまった程だ。

    構成、展開、オチ、全て抜かりなく整えられてはいた。

    親を知らず、別々の施設で育ち成長したふたりが
    お互いの『境遇』を知り、無二の親友としての絆を深めてゆく。
    だが、
    その『境遇』と言う二人の間にあった(同じ価値観)だったはずの鏡が割れた時、
    信頼の絆とは、ほどける事なく、結ばれたままでいられるのか?

    誰もが心に(嫌な解答)を秘めていそうなテーマだな、と感じた。

  • 陽子と晴美は施設で育ったことをお互いに知ったことで親密な仲になった.陽子は県会議員・正紀の妻となり、晴美は新聞記者として活躍中.陽子は絵本作家として注目を浴びているが、その話の種は晴美からもらったものだ.陽子の息子が連れ去られて話しが展開する.正紀の事務所に暗い噂があり、誘拐犯に毅然とした対応ができない.最後のどんでん返しは意外だったが、それらしい兆候は随所にあったことを後から気がついた.

  • 62.かなえさん、お話が温かいよ~~(*´∀`*)友情を確認出来るのに遠まわりしちゃった感じがあるのだけど、最後はよかった~~。きっとすごい悪者が訪れるんだろうとヒヤヒヤ(ワクワク?)して読んでいたから、余計に最後は温かい気持ちになりました。何か事が起これ!と期待している私、なんだか性格悪いなぁ(笑)

  • ほー。私の中の湊かなえ像が覆る作品だな。良いラストだなー。ストーリーの展開は正直なんとなく読めるし、湊作品にはありがちなお話だとは思う。でもラストのタネ明かしは今までよりも明るい終わり方で、心がすっとする終わり方だった。私は図書館で借りたから付録が付いてなかったんだけど、絵本が付いてるバージョンもあるのね。機会があったら絵本のほうも見てみたいな。

  • すごく湊かなえらしい作品でした。
    途中で展開がわかってしまったけど、
    最後まで面白く読めました。
    本の栞がなんで2本になっているのか謎だったけど、
    読み終わって納得!いい演出ですね。

  • ひさびさの湊かなえ。
    ドラマ見てなくてよかったかも?
    施設の子の生活はひさんだっていう描写の本が多いなか、そこをするっと書いているので、よかった。

  • まだ二作しか読んでいないのでなんとも言えないのだが…。既読の告白でも思ったのだが私が好きな他の作家さんに比べて文章が稚拙な感じがする。同じような境遇であっても他人の気持ちが分かるなどおこがましい考えは持ってはいけない。わかるような気がするだけのこと。

  • 登場人物が少ないので犯人がすぐに分かる。
    全てにおいて現実味が全く無く、湊さんらしからぬ作品。

  • 1日で読めました。
    正確には1日もかけてないけど。。

    途中から予想が出来てしまったので
    ちょっと残念。
    今まで読んだ湊さんの作品の中で、一番普通だったかも。。
    読み進められたと言う事は、面白くない訳ではなかったと思うけど
    いつもほどの読みやすさもなかったし
    予想を裏切られる事がなかっただけなのですが。。

    湊さん=思いもつかない終わり方。
    というイメージのせいかもしれません。

    文章の中に『境遇』という言葉が出すぎていた気もして
    そこも気になりました。

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著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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