金色の獣、彼方に向かう

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 628
レビュー : 113
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575237467

感想・レビュー・書評

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  • 2011 12/22

  • 相変わらずの恒川ワールドだった。
    今回は鼬(いたち)と静岡の樹海の話の短編集。読み終わると4つの話それぞれが孤立してるようでもあるし、混じり合っているようでもある。
    全体的に余韻を残して迎える結末にやっぱりなと安堵を覚えつつもちょっとイライラしてしまう。

  • 恒川光太郎の作品の魅力は本当に不思議。

    これまでにある幻想小説に似ていながらもたしかに違う不思議な感じ。この物語はきっと彼以外には書けない。

    金色の毛並に緑色の瞳をしたイタチのような生き物。それに纏わる幻想譚四編。
    美しくも不思議な幽玄の世界の魅力を言葉にするのは難しい。わからないけど惹かれる。

    そんな幻想小説

  • 913.6 オ 登録番号8836

  • 匂いのする寒気というか。

  • 大陸から来たモノは、妖怪なのか?神なのか?
    蒙古襲来の時代から、現代まで、様々な時代のそのモノを廻る中編で成り立っている。血生臭い話が多いのだが、ホンノリと優しい感じがするのは、この作家の手腕だと思う。

  • 【収録作品】異神千夜/風天孔参り/森の神、夢に還る/金色の獣、彼方に向かう

  • ◎第25回(2012年)山本周五郎賞候補作品。

    2012年10月19日(金)読了。

    2012-48。

  • 独特の世界観は健在。
    表題作は、不思議なんだけれど少し怖くも感じた。

  • 恒川さんの作品にはいつも日本的な不穏さがあると思う。
    不穏さっていうか不気味さ、か。

    前に読んだ作品はそういう不穏な感じとか不気味な感じよりも、
    不思議な感じの方が強くてあんまり意識しなかったのかも。
    その不思議さもまた日本的な感じ。
    なにがどうって言えないけど感覚として。

    この本は結構怖い話だなって思ったんだけど、
    めっちゃ怖い!というわけじゃなくてうっすらした怖さ。
    気づかない内に壁際に追いつめられて逃げ場がなくなっていた、的な。

    いくつかお話が入ってるけど、
    ぜんぶほんのり繋がってて面白かった。
    現代の話もあるんだけど、昔話の絵本を読んでいる気分でした。

    ただひとつ、とっても残念だったのが誤字。
    雰囲気が大事な本だと思うんだけど、
    誤字があることでどうしても気になって入りこめなかった。

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。2005年、『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。14年、『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。著書に『雷の季節の終わりに』『秋の牢獄』『南の子供が夜いくところ』『竜が最後に帰る場所』『金色の獣、彼方へ』『南の子供が夜いくところ 』『スタープレイヤー』『ヘヴンメイカー』などがある。

「2019年 『白昼夢の森の少女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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