修羅(上) 加藤段蔵無頼伝

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575237580

作品紹介・あらすじ

時は戦国真っ只中の1555年。甲斐の虎・武田晴信(信玄)と越後の龍・長尾景虎(上杉謙信)が北信濃の覇権を巡り、川中島で相対していた。世に名高い、第二次川中島の戦いである。名将が激突したその戦いは、実は一人の惡名高い忍者によって仕組まれていたのだった。その漢の名は加藤段蔵!信じるのは己のみ-。名だたる武将を次々と誑かし、意のままに操る姿は正に惡忍。緻密な構成と豊かな物語性で、魅力溢れる人物たちが縦横無尽に活躍する痛快歴史小説。

感想・レビュー・書評

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  • 加藤段蔵をはじめ、伊賀、甲賀の忍者、北条の風魔小太郎、上杉謙信の軒猿など、忍者オールスターキャスト。
    戦国エンターテイメントだね。

  • 飛び加藤もの.悪忍の続き.舞台は第二回川中島合戦の前.段蔵は武田晴信に取り入ろうと画策する.ピカレスク,ハードボイルドであるが関西弁の忍者仲間,座無差や弁天姉妹など前回からの取り巻きは健在で場を和ませる.少し和ませすぎな気もする.

  • 加藤段蔵と座無左の掛け合い漫才のようなやり取りが,熾烈な戦いにどこか滑稽な味を加味して,いい味出している.善光寺で役者が一堂に揃ってしまったが,どうなるのか,下巻が楽しみ.それにしても伊賀の長男,気持ち悪すぎ.

  • 前作を上回るスケール感でした。テンポがよく展開され、登場人物もより深く描かれてました。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『我、六道を懼れず[立国篇](下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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