ランチのアッコちゃん

著者 :
  • 双葉社
3.62
  • (319)
  • (919)
  • (841)
  • (148)
  • (15)
本棚登録 : 5160
レビュー : 897
  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238198

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 久しぶりの再読。
    柚木さんのこの手の作品は好き。分かりやすくシンプルだけど前向きになれる。
    ただ前回読んだ時同様、やはり全編アッコちゃんネタで行って欲しかった。
    個人的にはグズグズ悩んだり、逆に調子に乗り過ぎる三智子にガツンと喝を入れるアッコちゃんの図が好きだし、三智子とは逆に深入りし過ぎずここという所でガッツリ入ってくるアッコちゃんみたいな人は素敵だなと感じた。

  • アッコさんに元気をもらえる。主人公もなかなかしぶとくて好感を持つ。

  • アッコちゃんが関わるのは前半2話分。後の2話は通りすがりの登場でほとんど関わりなし。
    結局会社が倒産しているということは黒猫女王は当たらなかったんかい。

  • 軽いテンポで読めて、読後感も穏やかな気持ちになる本でした。
    短編の3つ目・4つ目よりも、最初のアッコさんと三智子の話が好きでした。
    アッコさんに関わって刺激的な体験をすることで、視野も広がり成長していく姿がよかったです。
    あとの話ももう少し東京ポトフとの絡みがあるとよかったな。

  • 今回初めて読んだ作家さんだったが、とても読みやすく面白かった。他の作品も読んでみようと思う。

  • 知恵と思いやりで幾度も迫る困難に立ち向かう女性の姿に前向きな気持ちにさせてもらった。やはり表題作が楽しかった。今日はどんなランチになるんだろうかと思いながら読むと全く思いもよらない方向に発展していくのでわくわくした。アッコさんのキャラクターの造形が素敵過ぎる。私も人生に疲れたときに東京ポトフのワゴンがやってきてくれたらどれだけ救われるだろうか。

  • タイトルからしてアッコちゃんと呼ばれる可愛らしい人がお弁当を作る話かと思ったら、思いのほかカッコイイアッコちゃんだった。

    小さな出版社で派遣として働く三智子。ランチは手弁当派。
    三智子が彼氏にフラれて落ち込んでいる時、唯一の女性上司である「アッコ女史」こと黒川敦子部長から、自分の外食ランチとあなたのお弁当を取り換えないかと言われる。
    これがきっかけで二人は友情というか、師弟関係というか、深い絆を作り上げていく。
    第一話『ランチのアッコちゃん』は、上記の通りランチを交換した二人の一週間がつづられていく。
    アッコ女史が毎日昼に訪れている店に三智子が訪れ、アッコ女史の意外な一面を見る。
    第二話『夜食のアッコちゃん』は、一話目に出てきた出版社が倒産し、別の会社に派遣された三智子が、正社員と派遣の揉め事で板挟みに逢う。
    そこへ颯爽と現れたのが、出版社社員からワゴンのポトフ屋へと転身したアッコ女史。三智子はアッコの仕事を一週間手伝うことになる。

    第三話『夜の大捜査先生』からは、アッコ&三智子コンビはメインから遠ざかる。この三話目は、アラサーの腰掛けOLが主人公。合コンの途中、女子高生時代の担任と、どこか昔の自分を彷彿とされる少女に出会う。
    第四話『ゆとりのビアガーデン』は男性が主人公。彼がトップに立つ会社にレミという新入社員が来るが、仕事が出来なさ過ぎてすぐにクビになる。しかしレミは主人公の会社の屋上でビアガーデンを開くと言う。
    読み始めてすぐ、タイトルにつく『ゆとり』はレミという若い世代に向けた煽り文句かなと思ったけど、読み進めていくうちに私たちの心に足りない『ゆとり』のほうだと考えさせられました。

  • ランチを通して成長していく三智子さん。
    アッコさんがとても素敵。
    あんな上司に恵まれるなんて、とてもうらやましい!
    人間、いろんな経験をすると、それだけコミュニケーションの幅も、広がって、素敵な生き方ができるよなー。

  • あっさりしているが、いろいろなアイディアが詰まっている。鬱々とした日常から抜け出せない人に読んでほしい(1時間)

  • 読んで元気をもらえる本。サクサク読める。最後のストーリーが私は好きでした。自分にとって居心地の良い生き方を追及するのは、逃げじゃないんだなと、足りないところを補いながら生きていければと勇気付けられました。

全897件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

柚木麻子(ゆづき あさこ)
1981年、東京都生まれの小説家。立教大学文学部フランス文学科卒業。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞し、2010念二同作を含む初の単行本『終点のあの子』を刊行。2014年に『本屋さんのダイアナ』で第3回静岡書店大賞小説部門受賞。2015年『ナイルパーチの女子会』で第28回山本周五郎賞受賞、直木賞候補に。2017年『BUTTER』で直木賞候補。2019年、『マジカルグランマ』が第161回直木賞候補となる。

ランチのアッコちゃんのその他の作品

柚木麻子の作品

ツイートする