ランチのアッコちゃん

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 1010
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238198

感想・レビュー・書評

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  • アッコちゃんのような上司羨ましい!

  • 前に読んだ気がしていたのは、テレビで見たから。あーそうそう、そんな話って思いながら読んだ。軽〜く、ほっこりしながら、読める

  • ウルトラライトな一冊。
    ポトフ食べたい。次の寒い日に作ろっと。

  • 3時のアッコちゃん
    幹事のアッコちゃん
    続編本あり

  • アッコさん素敵!!!
    1話と2話が特にすき。
    どちらも読み終わったあと心が元気になる感じがする。

  • 図書館で借りて。
    軽いエンタメ系小説。軽く読むには面白いけど、私はドロドロ系柚木麻子が好き。

  • とにかくポトフが食べたくなる本。
    読み終わったあと、早速作って食べたら温かい気持ちになった。
    最終章の玲実の生き方が個人的に好き。
    私もゆとりだから共感できる部分があった。

  • 2013.09.29読了

  • ポトフのような優しい味つけ。ビアガーデンの話は良い。

  • 気にはなっていましたが機会がなく、初柚木作品でしたがとても良かったです。新感覚ビタミン小説という帯は素晴らしいです。本当に元気が出ました。アッコさんが本当に格好よかった。彼女に会ってみたいのはもちろんですが美智子がなんとなく与えられたことをこなすのではなくそこからひとつひとつきちんと吸収してぐいぐいと成長していくところが本当に気持ちよかったです。後半の二話は特に共感するというより元気をもらえる話ですね。私もきちんと前を向いて顔を上げて歩いていこうと思えます。これから柚木さんの他の作品を読むのが楽しみです。

  • 初めて柚木麻子さんの本を読んだ。
    アッコさんはチラッとしか出てこないけど
    「ゆとりのビアガーデン」が1番面白かった。
    続編てないのかな?レミのその後が気になる。

  • おなかがすきます
    ビジネスストリー
    としてもおもしろい

    本の福袋

  • 人気者と知ってのこの本。短編集とは知らず。そしてこの本を「出木杉やん」というのは野暮というものでしょうね....。とにかくお弁当・カレー・天丼・お寿司.....。ぎゃー、美味しそう!!が詰まった表題作『ランチのアッコちゃん』が一番印象的。『夜食のアッコちゃん』のポトフも美味しそう。後の『夜の大捜査先生』『ゆとりのビアガーデン』はアッコちゃんとは少ししか絡みなく、あまり心に刺さらなかった。ハートウォーミング・ホンワカした話が好きな方には楽しめるのかと思う。

  • *

  • こちらも快適な文章で面白かった。

  • アッコさんは「きりっとしていて、でも可愛くて、色んな面を持っている、ミラーボールみたいな女性」(46 ページ)

    そんな多彩で多面な彼女に救われる主人公。

    厳しいようで、優しくて、
    強固なようで、柔らかい。

    トレードすることになった、彼女のランチコースから、
    アクティブな視野とエネルギーを学ぶ物語り。

  • 元気になれる、ビタミンみたいな小説だった。困った時は誰かが助けてくれる。外の世界は広い。頑張り過ぎないのが、楽しむことが結果成功につながる。そう前向きにさせてくれるお話だった。

  •  派遣でさえないOLの美智子は、失恋した翌日、バリキャリの上司「アッコちゃん」から、美智子のお弁当と彼女のランチの店の交換を持ちかけられる。

     軽快なテンポで読める、炭酸飲料的な小説中編集。
     

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  • 2014年 第11回本屋大賞 第7位
    2016年展示「本屋大賞受賞作・候補作」

  • あまり好きではないなあ。
    主人公がポンポンと良い方向に進んでいく感じが、進研ゼミのマンガみたいな感じで。

  • 気持ちがいい作品でした(^^)

    柚木作品は初でしたが、帯にも書いてあるように読むほどに不思議と元気が湧く、新感覚ビタミン小説!でした。
    4人の女性が主人公で短編4話の構成であっという間に読んじゃいました(^^)

    読んでいて、映像が同時に浮かぶ感じで、ドラマにしやすそう(ゝω∂)

  • 屈託を抱えるOLの三智子さんが素敵な上司アッコさんと交換することになったお昼を通じて、いろんな人に出会い、いろんなことに気付いて、OLライフを変えていく話。
    最初の2話がアッコさんと美智子さんの話で、すっごくおいしそうで楽しく読めた。
    (ポトフはレシピが知りたいくらい)
    そのあとの2つの話も2人の話を期待したけど、いろいろ感じられるところがあって、興味深く読めました。

  • ずっと気になってた本を古本屋で見つけて。

    彼氏にフラれ、YESしか言えない自分に、
    自信が持てない派遣女子三智子がバリキャリ女部長アッコ女史と1週間ランチを取り替えっこすることに。三智子は作ってきたお弁当をアッコ女史の引き出しに入れる。アッコ女史は月曜日から金曜日までルーティン化されているお店の地図とメニューを書いた紙を手渡す。

    ほぼ命令のように始まった1週間だったが、指示されたランチに向かう中で知らなかった東京の景色、アッコ女史の裏の顔、自分が好きだったものを見つけ出し、少しずつ前向きになっていく。
    「ランチのアッコちゃん」


    「夜食のアッコちゃん」
    「夜の大捜査先生」
    「ゆとりのビアガーデン」

    アッコちゃん2作が良かった。
    まずは、登場するメニューが美味しそう!こんな1週間のランチメニュー、こんなお店あったら素敵だなぁとランチを交換した三智子ちゃんがうらやましい。
    私もこんな1週間のランチメニュー体験してみたい。

    所々に見えるアッコさんの素直じゃないけど優しい一面にほっこりする。

    きっと自分に自信が持てない三智子の内に秘めた可能性にきっと気付いてて、もったいない!と思ったのか。それとも社長が言うように、昔の自分とそっくりだったのかな...。
    落ち込んでいると自分のダメなところしか見えず、もうお手上げ状態になることってよくある。でも、何かのきっかけで1歩いつもと違う方向に踏み出してみたら気づくこともあるかもしれない。楽しいって思うことも、自分だって出来ることがあるって思うこともあるかもしれない。
    そう思わせてくれる元気をもらえる一冊でした。

  • アッコさんの臆せず何事にも情熱を注げるところに惹き込まれる。人生をつまらなくしてるのは自分。自分で自分の世界を狭くしてることに気付かされる。あったかい気持ちになるし、何度も登場してくるポトフが無性に食べたくなる。

  • 20180804読了
    さくっと読めて爽やか。
    アッコちゃんのキャラが魅力的。
    会社の強面独身女性部長がそんなチャーミングだったら素敵なのに。

  • 一見怖そうな「できる女」のアッコちゃん
    いじけた派遣社員を放っておけなかったのか。

    できないOLの変身、羨ましいな。

  • 元気をもらえる本。ボーと読むのに良い。

  • 短編4つ。2つはアネゴ。
    少し面倒臭い先輩かな。良い影響があるかもしれないが、距離を置きたい。正直巻き込まれたくない。

  • “屈託を抱えるOLの三智子。彼女のランチタイムは一週間、有能な上司「アッコ女史」の指令のもとに置かれた。大手町までジョギングで行き、移動販売車の弁当を買ったり、美味しいカレー屋を急遽手伝うことになったり。そのうち、なんだか元気が湧いている自分に気付いて……。
    表題作ほか、前向きで軽妙洒脱、料理の描写でヨダレが出そうになる、読んでおいしい短編集。”―内容紹介より。

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著者プロフィール

1981年生まれ。大学を卒業したあと、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞と、高校生が選ぶ高校生直木賞を受賞。ほかの小説に、「ランチのアッコちゃん」シリーズ(双葉文庫)、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』(どちらも新潮文庫)、『らんたん』(小学館)など。エッセイに『とりあえずお湯わかせ』(NHK出版)など。本書がはじめての児童小説。

「2023年 『マリはすてきじゃない魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柚木麻子の作品

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