- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575238860
感想・レビュー・書評
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かつて一家5人が惨殺されるという惨たらしい事件のあった乙霧村。唯一、当時まだ12歳だった長男だけが助かった。
ノンフィクション作家で文学教授でもある泉蓮の代表作、「乙霧村の惨劇」の舞台である長野県乙霧村へゼミの学生であり泉教授が顧問をしているサークルのメンバー6人で旅行へ行く。
事件のあった民家へ向かうと22年前と同じ激しい雨が降りだした。
ガタイの良い長身の男が斧持って、学生達を追いかけまわすとか、和製ジェイソンか?!
残虐さと緊迫感をもっと欲してしまう私には少々物足りない感じだった。
第二章で、まさかの全員、生存とは。
インタビュー形式で謎が解けた伏線もあったが、刺激が・・・刺激が欲しい。
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大体の想像通り。
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暴漢に追われる大学生、息もつかせぬ展開にハラハラドキドキ。延々と続く恐怖にこちらも手に汗握って読み進んだ先にあったのは・・・。
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最初は、もうホラーでしかなく。
殺人事件のあった現場に面白半分で来た大学生が、殺人事件があった時と同じ状態になると言う。
でも、あれ?なんか、違う?という展開になり……。
うーん、ページをめくる手は止まらなかったのですが、なんか、拍子抜けをしてしまったというか……。 -
2020.11.19
乙霧村に入ったあたりから怒涛の展開で、一気読みした。
いきなり現れた斧の男に追いかけ回されるシーンはスリリングすぎて、息つく暇もないほど。
こんなに戦慄しながら読んだ小説は貴志祐介の「クリムゾンの迷宮」以来かもしれない。
斧の男の正体も浩樹の正体も読んでいくうちにうすうすわかってきたけど友里の正体は振り返るとそういえば…あの時そんなこと誰かが言ってたなーそれが読み進めるうちにちょいちょい感じた違和感の正体か、という感じ。
さすが伊岡作品、イヤな感じの人物を描くのが本当に上手。哲夫も玲美も昌枝も純もみんな一癖も二癖もあって、誰が本当のことを言っているの?とちょっと混乱した。昌枝は人としてクソすぎるだろ。
ストーリーには直接関係ないけれど、昌枝の妊娠中絶は本当なのか?が気になった。
私はとても面白く読んだのだけれどレビューの評価が意外と低くてびっくり。 -
うーん。可もなく不可もなくでした。まあまあ。
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思ったのと違った笑
木曽でそんな話が!
山奥だけれども!