- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575238884
感想・レビュー・書評
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過去は自分のせいじやないから、上を向いて生きてよかったのに。
これだけ知識、技術、思考能力、度胸があれば、仕事でも成功できたはず。
でも、心の支えだったんだね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後が、想像してなかった主人公の想いが出てきたので驚いた
切ない感じが、胸の中に残ってる -
復讐の相手がいったい誰なんだろう・・・・と思いながら読み進め、正体がわかった時は「えぇ・・・?そこ?」とちょっと違和感を感じたのだが。
でもラストは涙が出た。圧倒的な孤独に。絶望に。 -
母親の育児拒否により、幼少期に飼い猫のトラキチと共に餓死の危機をさまよった峰岸晄。5歳で伯父夫婦に引き取られ、学校ではいじめに遭い、友達も出来ずに育つ。そんな晄が成人し、取った行動とは・・・
救いようのない話ではあるが、途中までは引き込まれた。しかしながら終盤は乗れなかった。意外なラストではあったが、そっちだけなのかという感じ。 -
絶望の幼年期を過ごした男。 生き延び、数々の犯罪に手を染めていく。
男を突き動かしているものは何か。
心を殺し続けた男が最後に見せる思いは、驚くほどに純粋だった。