君の膵臓をたべたい

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 8540
レビュー : 1267
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239058

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わって、これがデビュー作と知ってびっくりです。
    もう死を目前としている高校生の女の子と、地味で目立たない男の子のお話、とだけ聞くと
    「あ、そう」
    ってもういいかなと思う人もいるでしょうが、
    それだけで終わらない、またお涙だけでも終わらない、
    何かが心の中に残りました。

  • ラノベ感満載だなぁと思ったけど、
    桜良の性格・彼女から出てくることばが好きで飽きずに読めた。
    前向きさってどうしてこんなに人を惹きつけるんだろう。

    「私達は、皆、自分で選んでここに来たの」

  • 何にも夢中になれず周囲との関わりも避けてきた「僕」は、病院で偶然「共病文庫」を拾った。そこには難病と向き合う少女の日記が綴られており、持ち主はクラスメイトの山内桜良だった。

    テーマは「青春」と「生と死」。友達には隠していた重い膵臓の病気が、偶然クラスメイトの「僕」に見つかってしまったことからお互いを意識し始める。タイプの違う2人が違うからこそお互いに無いものに惹かれていき、別れの日が訪れるまでをゆったりと描かれている。
    泣けると謳った話題作ですが、個人的にはもう少し捻りが欲しかった。話し言葉も多くラノベ的な感覚でさらっと読めてしまう(号泣シーンを言葉の通り文字にしてしまうことに唖然。これも時代…?)。

  • 二人の会話が良い、発せられる言葉が良い。悲壮感と裏腹の軽妙なテンポのやり取りが、主人公二人の魅力を引き出している。展開そのものに意外性はなかったが、理不尽さを強調することで、逆説的に、日常を生きている事の意味を問いかけてきていた。あらかじめ約束された結末を踏まえた上での、成長物語にして青春小説としては王道だが、設定の妙、というより本作の場合はタイトルの妙が、単なる王道に終わらせていない感がある。あえて類型を捜すなら「秒速5センチメートル」か。泣けるというより、いっそすがすがしい心持ちになれる読書だった。

  • 表紙とタイトルが何より良い!!
    帯にも読者の絶賛する言葉や「涙する」の文字が!

    …けど読み終わった後、自分は泣かなかったし少々持ち上げすぎたかなっていうのが率直な感想です。
    ラストに向かってぐんぐん面白くなっていくんだけど、展開がなんとなく読めてしまった事と文章自体の言い回しがあまり好みではなく、いまいち入り込めずに読み終わってしまった事で感動はそこそこに…。
    そして何と言っても主人公の男の子に、まあ感情移入ができない!気持ち悪い!なんなんだこいつ!と思いながら読んでいました…でも、物語の中で主人公も成長していくので、「頑張ったね君」とでも私は呼ぼうかな。

    なぜだか、自分が中学生時代に夢中で読んだケータイ小説を思い出してしまいました。(素人が書いたケータイ小説と並べるのはあまりに失礼ですが)例として、それくらい誰でも読みやすくて引き込まれる本だと思います。ただ、ハマらない人には本当シラケる話だと思うし、私はどうしてか後者になってしまいました。期待しすぎたのでしょうか…?

    でもこのタイトルの意味が分かった時には、やはりぐっときましたね。
    「君の膵臓をたべたい」これは本当に素晴らしい

    P.S. 途中、本気で主人公が無理すぎてヤバイと思い、必死に最近人気のある窪田正孝で想像しながら心を落ち着かせて読んでいました笑

  • 自分にとって大切な誰かが出来る事は素晴らしい事だけど、自分が誰かに必要とされた(る)経験は更に強力で生き方や考え方を変えるパワーがあるんだなと改めて思う。

  • あっけなかった最後にさみしさを感じる。それも伏線だったとは。
    久しぶりに泣いたなあ。メールが届いていて良かった。

  • 2016年本屋大賞 第2位

    題名のインパクトが強くて、どんな作品なのか恐々と手に取ったのだが、作品自体は180度くらい違う。

    「死」を扱う作品って重くなりがちなのだが、軽いタッチで描かれていて、本当に病気なの?って私も主人公と同じように思ってしまった。

    自分たちが選択してきたから、出会えた。
    そして、お互いが「通じ合った」ことが読んでいて嬉しかった。恋愛というには少し違う、不思議な関係性だった。

    「君の膵臓をたべたい」がこの作品のすべてを集約している。

  • 映画を先に見て。断然本の方が面白い!映画ではこれっぽっちも泣けなかったけど、ストーリーわかってるのに読んでて号泣。細かいやり取りがわかったし主演のお二人も良かったのでもう一度映画見たくなった。

  • 今更ながら読了。
    会話の掛け合いが面白く、なんだかんだ泣いてしまった。
    病で亡くなったわけではないこの設定は奇をてらったのか、病にかかっていてもそうでなくても、生きている以上平等に死と隣り合わせであるというメッセージなのか。

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著者プロフィール

住野 よる(すみの よる)
高校時代より執筆活動を行っていた。2014年2月ごろ夜野やすみ名義で、様々な賞に落ちてしまった小説「君の膵臓をたべたい」を広く世で読まれてほしいという願いから小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿。同作が話題となり、2015年6月双葉社から書籍化されデビュー。同作が「本屋大賞」2016第2位、「読書メーター読みたい本ランキング」1位、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2015」1位と高く評価され、売上面でも「2016年年間ベストセラー」総合5位、文芸書1位(トーハン調べ)、「2016年 年間ベストセラー」総合4位・単行本フィクション1位(日販調べ)となり、累計発行部数200万部を突破した。実写版映画が2017年7月28日公開、アニメ映画が2018年公開。
その他作品に、『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『青くて痛くて脆い』がある。

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