君の膵臓をたべたい

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 8541
レビュー : 1266
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239058

感想・レビュー・書評

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  • 終わりが見えてるからお互いに一歩が踏み出せない時もあるが、それでも最後まで互いを大切にしあえた関係性がとても素敵だった。
    「人と心を通わせること」を大切に生きてきた彼女の生き方や優しさが、周りの人たちを幸せにしていたんだなと思った。

  • 君が変えてくれたんだ。
    お互いを必要とし、そして君のようになりたかった。

    一日の価値は同じだ。
    必ず明日が来るなんて言い切れない。

    もし自分がもうすぐ死ぬとわかったら、どんな振るまいになるだろう?桜良のように明るく過ごせるだろうか?

    彼女の明るく振る舞う強さに感服した。僕との掛け合いが心地良い。二人が好きだ。

    さて、生きるとは?死とは?
    考えさせられますね。

    今更感はありますが、やっと読みました笑
    長い間敬遠してましたからね…

    でもほんとよかった。
    涙がこぼれたが最後は明るく終わってよかった。

  • 話題作、読んでみようと思いつつ、パラパラ見ては文体がストンと来ないな…と手にとっては棚に戻し、を繰り返していた。最近また本を読むようになって今なら読めるかもと挑戦。

    やっぱり文体は苦手で、とくに会話の感じがどうにもだったけど、まんまと後半泣かされました。

    恋愛ものなのだろうと思いこんでいたけれど、ひとことでは言い表せない関係だったのも良かった(あえて一言で言うならそれこそ「君の膵臓を食べたい」ということなのだろう)。

    人と関わりを持たず受け身で生きてきた主人公が、自分で選択して生きてきたのだと確信したところがよかった。
    それはね、生きる上でとても大事なことだと思うので。

    主人公の名前が【 】で場面ごとに違う呼ばれ方をしているのが面白かった。これはあくまで語り手の主人公の解釈なのだろうな、「言葉は往々にして発信した方ではなく、受信した方の感受性に意味のすべてが委ねられている」と本文中にもあるように。

  • 余命いくばくもない少女と内向的な少年。相反するような二人が織りなす切ない青春との一幕といえばそうなのだが、どうしてか読み終わった後に余韻が全く残らない。
    ラストに綴られる彼女の言葉にも、彼女を失った主人公の気持ちにもグッとくるものは確かにあったのだが、それも一瞬であっと言う間に過ぎ去っていってしまった。

    残り少ない命を生きると言うことが想像できないのか、それとも主人公たちの言葉の裏にあるはずの強い思いなどあまり前面に出てこず、どうかすると「ただのお話」を読んでいる気分にさせる。それがよくいえば爽やかな、悪くいえば軽い物語に感じさせるのか。
    そう思えるのは私が若者の気持ちがわからない年寄りになったからだろうか。

  • すごいよかったですんで…
    なんなら、映画見てから原作読んだほうが良いと思いますんで…

  • なんでこんな題名を…?と気になり手に取りました。そんな動機で読み始めましたが、本当に感動しました。
    読んで良かったです。

  • ・膵臓の病気になった女子高生が、生きる大切さなどを教えてくれる物語です。そこに、あまり今まで仲良くなかった同級生の男子高生が出てきて と面白い展開が待っています。本当に今生きてることに感謝できる本です。

  • 違う本を買いに来たのにあまりに変なタイトルだからつい買って読んでしまった。ラストが衝撃的だし、涙が止まらなかった。

  • オビには「読後、きっとこのタイトルに涙する」とか書いてありますけど、そこは別にそうでもなかったかなと私は思います。でも、この文言に込められた意味はとても心に響きました。この言葉を優しく抱きしめたくなります。大切な宝物といった感じ。

    読む前は、不治の病で余命いくばくもない女の子が男の子と出会って恋愛してどうのこうのという、私としてはあんまり好きじゃないタイプのお話だと思っていたので、今まで読む気にならずにいましたが、アニメ映画の予告を見て、どうにも気になってしまったので読んでみました。(そしてその直感は正解でした)
    物語の設定・あらすじとしては確かにそういう感じのお話ではあるのですが、死までの「先の短い時間と向き合う」ということとは別の、もっと普通の日常や生き方についてがテーマなのかなと思います。
    あと、この物語は恋愛じゃない気がします。正反対の二人が織りなす成長の物語。

    さて、低評価なレビューを読むと文章力表現力が酷評されていて確かにそう感じる部分はありますが、そういう部分はラノベだと思って軽い気持ちで読み進めればいいかなと思います。読者自身が想像力で補完しましょう♪

    実際に読了しての私の感想としては、個人的にはキャラクターが気に入りました。
    私も内向的で主人公くんと同じように人づきあいはドライで、焼き肉の好きな部位とかお菓子の好きな味付とかの好みも主人公とドンピシャで、そんな変な所に共感しました(笑)
    また、桜良さんのように「思いつきでグイグイくるけれども鬱陶しさを感じさせない子」にはとても憧れます。読み進めていくと、主人公と一緒にどうしてそういう子に惹かれるのかがわかってくる訳です。その辺りがこの小説を読んで良かったと思った私のポイントでしょうか。
    また、人生における巡り合わせに関しての考え方は最近思うところがいろいろあって、私としてはここも評価ポイントです。私も昔は主人公と同じようなことを思っていて、同じように変わってきた経緯があるので共感できました。

    主人公くんへの共感できることが多いのと、桜良さんにも一部共感する所もいくつかあって好きになっちゃったので、心に残った作品の一つになりそうです。

  • 前半のコメディ的な緩さがあったからこそ、それが後半に活きてきたと思う。彼女が死ぬ理由は多少強引だけど、そんなことは御構いなしなくらい、引き込まれた作品だった。

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著者プロフィール

住野 よる(すみの よる)
高校時代より執筆活動を行っていた。2014年2月ごろ夜野やすみ名義で、様々な賞に落ちてしまった小説「君の膵臓をたべたい」を広く世で読まれてほしいという願いから小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿。同作が話題となり、2015年6月双葉社から書籍化されデビュー。同作が「本屋大賞」2016第2位、「読書メーター読みたい本ランキング」1位、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2015」1位と高く評価され、売上面でも「2016年年間ベストセラー」総合5位、文芸書1位(トーハン調べ)、「2016年 年間ベストセラー」総合4位・単行本フィクション1位(日販調べ)となり、累計発行部数200万部を突破した。実写版映画が2017年7月28日公開、アニメ映画が2018年公開。
その他作品に、『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『青くて痛くて脆い』がある。

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