君の膵臓をたべたい

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 8541
レビュー : 1267
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239058

感想・レビュー・書評

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  • 病気の話は好きでないけれど、自然と引き込まれた。
    感動したし、映像が浮かびやすかった。

  • お涙頂戴の悲恋物の小説と似ているようで異なる本作品。“友達”や“恋人”役に扮してくれる『誰か』を探し求めているSNS社会に疲れ切った現代人には読んで損はない一冊だと思いました。最後の話の締め方だけがほんのちょっと心残り。もう少し描写を加えて頂きたく。

  • 発売されてすぐ買ったのに三年間読みそびれていてやっと読んだ。
    すぐ読めば良かった。

    10代のうちに読んだらなんか感じ方が違ったかもしれないと感じた。
    20代の私の感受性は死んでいる。

    中身自体は読みやすく、すらすらと読めた。

  • 記録

    正反対にいるとより輝いてみえる。
    あぁなりたいと、願う。
    だからこのタイトルに納得。

    桜良が明るく振る舞えば振る舞う度
    あたしは胸が痛くなった。
    【クラスメイト】くんの心情の変化と共により痛い。

    余命なんて分からない。
    だから日々生きねば。

  • 家にあったんだけど、恋愛系や青春系はあまり興味がないので、読み始めてみたものの全然進まず放置してて。たまたま入院した時に思い出し再び手に取り読破。余命について考えてる自分とシンクロし、残された人生を生きる事について思いを馳せながら読みました。想いを抱えながら明るく生きる彼女の気持ちがとてもよくわかり、切なかった。最後はまさかと思ったけど、そういう事も想定外ではないのだと改めて思う。人の体温が恋しくなる事も共感。映画も見てみたいと思えました。

  • 生と死をテーマしていながら、ここまで爽やかな読後感を味わえる本は少ないと思う。
    日々の何気ない時間がとても大切に思える。
    一度は読んで欲しい本。

  • 校閲の本を読み終わってすぐに読んだものだから、いきなり3〜4行目に『昨日の夜の通夜 』と出てきて鼻白んでしまった。

    ずーっと続く二人の会話も個人的に嫌いなタイプ。(登場人物と作者が、粋な会話でしょ?と酔っている)
    自殺用のロープを探していると店員に言うのも性格悪い。

    ただ、「君だけは真実を知りながら、私と日常をやってくれてる」という彼女の思考は理解できる。

    話題になった本だから読んでみたが、好みではなかった。
    私が少し涙ぐんだのは、地味なシーンだが、主人公の両親の部分。

  • あまりの話題作で手が遠のいていたが、やっと読んでみた。

    膵臓の病気を抱えながら、明るく生きている主人公の女の子。
    その秘密を打ち明けられた瞬間から、彼女の天真爛漫さに巻き込まれていく、内向的な男の子。

    2人の会話がとても微笑ましかった。特に病気を冗談のようにネタにするとこが。
    真実と日常を求めていた彼女にとって、そんな些細なやり取りが幸せだったのだろう。

    そんな2人にも別れの時が訪れる。まさかの展開で、唖然とした。

    僕は、残り少ない彼女の命だけは世界が甘やかしてくれると信じきっていた。
    もちろん、そんなことはない。なかった。
    世界は差別をしない。 〜本文より〜

    いつか必ず人は死ぬということの意味を改めて考えた。

    そして、彼女の死後のストーリーはやはり泣かずには読めなかった。小説で泣いたのは久しぶりな気がした。

    「僕(私)は君になりたかった」
    そこから続くタイトルの言葉。
    素敵な作品を読めて良かった。

  • 本当に素敵だった。読み終わったあと、暫く余韻に浸りたくてポーッとしてた。

    自分が自分である事を確認できるのは他人との関係、という一方でそれとは逆に自己完結してるように見える主人公に憧れを抱く桜良。人は似た者同士だから惹かれるのか自分にないものを求めるのかどっちなんだろう、ってな事を若い頃は考えたよなぁなんて思い出す。

    ストーカーの疑いをクラスメイトにかけられた時、何故そういう状況に陥ったか?について「一緒にいるから」ではなく「きちんと皆と話さないから」というのは何かハッとした。

    固有名詞を排除した書き方も全体の雰囲気づくりに一役買ってるみたい。二人の関係性に集中できた気がします。

  • 素直に、今年一番読んで良かったと思わせてくれる一冊。
    桜良は、余命が短いから素敵なんじゃない。
    彼女は彼女のままで素敵なんだ。
    自分と正反対の人間と会って、あ、仲良く出来そうにないなと思うのが普通なのに、自分にないものを持っている、憧れる、ああなりたい、と思うのも思わせるのも凄いことだと思う。
    素直な気持ちの溢れる一冊だった。

    彼と彼女の名前もリンクしてたんだ。
    これは、運命かな。

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著者プロフィール

住野 よる(すみの よる)
高校時代より執筆活動を行っていた。2014年2月ごろ夜野やすみ名義で、様々な賞に落ちてしまった小説「君の膵臓をたべたい」を広く世で読まれてほしいという願いから小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿。同作が話題となり、2015年6月双葉社から書籍化されデビュー。同作が「本屋大賞」2016第2位、「読書メーター読みたい本ランキング」1位、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2015」1位と高く評価され、売上面でも「2016年年間ベストセラー」総合5位、文芸書1位(トーハン調べ)、「2016年 年間ベストセラー」総合4位・単行本フィクション1位(日販調べ)となり、累計発行部数200万部を突破した。実写版映画が2017年7月28日公開、アニメ映画が2018年公開。
その他作品に、『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『青くて痛くて脆い』がある。

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