君の膵臓をたべたい

著者 :
  • 双葉社
3.86
  • (896)
  • (1068)
  • (720)
  • (182)
  • (73)
本棚登録 : 8466
レビュー : 1260
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239058

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 人嫌いな少年が余命数ヶ月の少女と関わっていくことで人として成長する話。
    「余命わずかだけど明るく振る舞う女子と出会う男子」という構図は食傷気味なのであまり魅力的なキャラに感じなかった。いつもガムを勧めてくるクラスメイトの方が魅力的。
    ヒロインがお年寄りが言いそうなDEATHジョークをガンガン飛ばしてくる。
    主人公の名前に当たる部分は【秘密を知ってるクラスメイト】や【仲良し】で伏せられてるのが読み進めるとっかかりになった。
    ヒロインが死んでからのネタばらし的なくだりはやや面白かった。

  • 著者のデビュー作。2016年の本屋大賞を受賞。

    【あらすじ】
    内向的な主人公が病院の待合室で偶然拾った文庫。それは、不治の病を患った同級生が綴り始めた日記だった。家族以外には明かしていない彼女の秘密を知った彼は、彼女のやりたい事に寄り添う事になる。

    【感想】
    一言で言えばボーイ・ミーツ・ガール物だが、結末を序盤に配置する構成から何かあると思わせて興味が続く。目を引くタイトルの理由は開始数ページで明らかになる。
    寿命が短いはずの彼女が主人公を含む同級生の前では悲壮感なく振舞う姿が却って儚い。中盤の甘ったるい場面に挿入された現実も印象的だった。終盤の展開は意外で感動が薄まった感じがしたが、日記の内容は遅効性の毒のようにジワジワ効いた。

  • 最高に素敵なお話だった。人と関わるのを頑なに拒む少年と余命幾ばくもない少女。悲しい現実と向き合っていくけれど
    悲壮感よりもどこか客観的な目線で交流が進んでいく。飄々とした中にも時々見え隠れする感情の動きが後半に向けて大きな伏線となっていくのはすごい展開。読めば読むほど涙がとまらなくなってくる。ラストも読後感も本当に素晴らしいお話だった。デビュー作らしいが
    今後も色んなお話読んでみたくなった。

  • 資料ID:98151352
    請求記号:913.6||S
    配置場所:工枚映像化コーナー

    2人の会話が軽快でテンポ良く、心地よくて一気に読んでしまいました。
    主人公の心の成長が感じられる、甘酸っぱい青春ストーリー。
    読み終えた後は、”君の膵臓が食べたい”というタイトルの意味が心にぐっときます。
    泣きながら読みました。

  • なんとなく、人気のものが読みたくなったのと、甘酸っぱい恋の香りを感じたかった。
    ヒロインがいずれ死んでしまうんだろうなぁと序盤からほんのり匂わせてくるものの、ただの切なく悲劇的なラブストーリーではなくて、内容としてはとても前向きで希望に溢れている。
    主人公が文中で【○○なクラスメイトくん】などと表記されているのが特徴的。
    ラストになってようやく主人公の名前がはっきり明かされたのには、ヒロインの死を以って、もうただの印象の薄いクラスのはみ出し者ではない、自分自身の生き方を見出すことができたってことなのかなぁ。

  • 帯に書いてあった通り、残り40ページになると、今までゆったりしていた物語が急に駆け上がっていくように感じた。
    主人公の言い回しは少しくどく思ったが読み進むにつれて気にはならなくなった。
    後半の展開をどう思うか次第で作品の評価が大きく変わるタイプのものであると思う。僕は満足で、作者の作品をもっと読みたい。

  • あー、若いな〜という感想の本。悪くはない。

  • 終盤、あやうく泣いてしまうところでした。展開自体は予測できないことはないけど、やはり自分はこういう内容には弱い。。美しい言葉がたくさんあり、スラスラ読めました。

  • 本を読んで、こんなに泣いたのは初めてというくらい号泣しました。本当に感動。

  • 2016年度 本屋大賞2位。本屋大賞らしい1冊。小説における技術面は稚拙かもしれないが、筆者の想いがほとばしる。書評に、文体や構成、キャラの描き方など、もう少しこうしたら的なコメントは多いが、それでもここまで評価を得るのは、本筋、テーマが強いからと感じる。生とは、死とは、等、考えさせられる。

全1260件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

住野 よる(すみの よる)
高校時代より執筆活動を行っていた。2014年2月ごろ夜野やすみ名義で、様々な賞に落ちてしまった小説「君の膵臓をたべたい」を広く世で読まれてほしいという願いから小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿。同作が話題となり、2015年6月双葉社から書籍化されデビュー。同作が「本屋大賞」2016第2位、「読書メーター読みたい本ランキング」1位、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2015」1位と高く評価され、売上面でも「2016年年間ベストセラー」総合5位、文芸書1位(トーハン調べ)、「2016年 年間ベストセラー」総合4位・単行本フィクション1位(日販調べ)となり、累計発行部数200万部を突破した。実写版映画が2017年7月28日公開、アニメ映画が2018年公開。
その他作品に、『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『青くて痛くて脆い』がある。

君の膵臓をたべたいのその他の作品

住野よるの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする