- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575239157
作品紹介・あらすじ
池上省吾は、高校の後輩が社長をしている便利屋でアルバイトをしている。ある日、古びたボクシングジムの前で佇む女性を見かける。聞くと、ジムに立ち退きを迫っているらしい。一枚かんで、金儲けを目論む省吾はジムに通って手伝いを始めるが、ひとりの若者と出会い、ボクシングに魅了されていく。-多彩な作風で人気を集める著者が、綿密な取材を重ねて描いた意欲作。
感想・レビュー・書評
-
なんだろう?なんか、胡散臭い感じがダメだった。 2018.7.28
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新聞の連載かな?と思うくらい細かいエピソードとオチがが詰め合わさっていて、濃い小説でした。
キャラクターがみんないいやつだけど人間味があってどんどん好きになった。 -
ボクシング観に行きたいな
ってな事で、塩田武士の『拳に聞け!』
お笑い芸人を辞めた省吾がひょんな事から、弱小ボクシングジムのたった1人しか居ない勇気をチャンピオンに向かって行く過程を支えて行く事で、自分のやりたい事は何かを目覚めささて行く……。
爽快、成り上がりボクシングストーリー
サクサク読めてテンポが良い笑いと汗と感動のお話。
塩田武士さんはシリアスな内容ってイメージじゃったけど、こんなサッパリ面白いのも書けるんじゃね♪
2018年28冊目 -
拳に聞け、何かを吹っ切る時、何かを求める時、凄い最後の闘いに、文章と想像が心を燃やした、燃やされた感じで爽快だった!
拳に聞け、涙を誘う言葉だった! -
ボクシングの新人王のタイトルってそんな簡単にとれるものなのかと。トントン拍子に進んでいくストーリーに対する疑問が絶えず念頭にあってそれが抜けきらないままに読了。
好きではないスポーツの話を読んだ時点で間違いだったと気づくべきなのに
これだけは何度も失敗を重ねている。作家さんへの思い入れ度も影響及ぼしているのだろう。
塩田武士さんは個人的にはイマイチマッチしない。
物語がどれも長く感じすぎる。 -
テレビドラマにしたら面白いでしょうね。
-
お笑いで始まり,ボクシングに展開し,お笑いで締める.素直な勇気君の闘いに向かう姿が清々しく,いろんな話が盛りだくさんではあるが,やはりボクシング場面にワクワクした..
-
商店街にある弱小ボクシングジムが舞台
色んな濃いキャラクターが絡んでおもしろかった