復讐屋成海慶介の事件簿

著者 :
  • 双葉社
3.45
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本棚登録 : 159
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239287

作品紹介・あらすじ

男に騙され、会社も辞める羽目になってしまった神戸美菜代は、凄腕の復讐屋がいるという噂を聞きつけ、その男、成海慶介の事務所を訪ねる。が、イケメンでオレ様の成海に足元を見られ、けんもほろろに追い払われてしまう。諦めきれない美菜代は弟子入りを志願、押しかけ秘書として成海の事務所で働きだす。

感想・レビュー・書評

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  • 男に騙され恨みを持っていた美菜代は、依頼目的で訪れた復讐屋成海の事務所で秘書として働く決意をする。
    次々に来る復讐の依頼。
    真の復讐屋の仕事とは。

    『復讐するは我にあり』の本来の意味「誰かから悪いことをされても、悪で返さず善い行いで報いなさい。復讐は神様に任せ、あらゆる人達と平和な関係を築きなさい。」を私自身も知りませんでした。深いですね。
    成海の復讐屋としての仕事は、その人自身が幸せになることに気づかせてあげること。
    誰も復讐はしないんです。
    詐欺っぽい要素はありますが、結果オーライ、いいお話でした。

  • 佐木隆三さんの『復讐するは我にあり』を読み、ブログに感想を記したのは10年以上も前のことで、それを読み返してみると、そのタイトルの意味を完全に誤認している。と、この本を読んで知る。「傷つけられた相手に対して復讐することなく赦すべし」って意味なのだね。我とは神自身のことで、あんたが復讐しなくても神(主)が代わって報復してくださるのだとか。そんな聖書の教えの下で、富裕層から復讐を請け負いつつも神まかせの復習屋・成海慶介。いい加減のようで、なかなか魅力的な人物なのだ。ブス子ちゃんの神戸美菜代も、普通に弱さも備えながらやることはやるんだから、いけてるキャラだ。ユニークであって、かなり深いテーマと見解を与えてくれる。お気に入りの作家さんが加わった。

  • この本の前に読んだのが期待外れれだったせいもあり、これは☆×4。
    騙した男の事を忘れられずにいる美菜代が訪れた復讐屋。
    依頼を断られた美菜代は押しかけ見習いとして、そこで働き始める。
    そこで見聞きする復讐したい人たちに起きた様々な事。
    そして最終章で知る成海慶介の身に起きた事件。
    楽しめただけでなく、考えさせられることもあった一冊だ。

  • 結婚を約束したOLが裏切られ復讐するためにやってきた事務所が
    復讐屋成海事務所

    しかし、そこで断られてしまい働きだす

    復讐を依頼する人から多額の報酬を受け取るも彼は何もしない
    なのに、結果的に依頼人は満足して終わる

  • 最初は、正直最後まで読まないかも、と思ってしまった。
    だが、最終話まで読みきれたし、読んで良かった。
    最終話がなければ、もっと評価は低くなっていたと思う。
    主人公が苦手なタイプの女性だったのが一番読みづらかった原因。
    しかし、最後まで読んでも、私の頭の中で所長が超絶イケメンという設定が反映されなかった(笑)

  • いいですね。復讐屋と言いつつ派手な復讐を仕掛けるわけではない。でも復讐しようとする気持ちが逆の気持ちも呼び起こせるのです。いい感じでした。

  • 面白いと思ったけどよくあるパターンの気がする。
    復讐屋というのはインパクトがあるけど読んでみるとそうでもない。
    好きなんだけど物足りない。
    もっと続きが読みたいですね。

  • 2017/9/30読了。

  • 最後に成海が美菜代に女として好意がある風にしてるのがちょっと残念。
    仕事のパートナーとして認められていく方がよかった。

  • ほんわか系。「復讐するは我にあり」の意味知らなかった…。
    こういう人って現実にいたらすごいけど、依頼人みたいな人はたくさんいそうだな。

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プロフィール

原田 ひ香(はらだ ひか)
1970年、神奈川県生れ。2006年、NHK 創作ラジオドラマ脚本懸賞公募にて最優秀作受賞。2007年、「はじまらないティータイム」ですばる文学賞を受賞してデビュー。著書に『東京ロンダリング』『三人屋』『母親ウエスタン』『虫たちの家』『ラジオ・ガガガ』『ランチ酒』などがある。
(2018年5月10日現在)

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