- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575239690
作品紹介・あらすじ
婚活パーティで意気投合したメーコ、カワイ、サモさん、成田屋。三十代で婚活中という状況は全員同じだが、それぞれ性格や婚活がうまくいかない理由は違う。-「男を信用できなくて疑心暗鬼」「すぐ肉体関係を持ってしまう」「恋愛経験がなさすぎる」「隙がなく男を寄せつけない」ゆえに、彼氏をつくることすら苦戦しているのだ。四人は集まっては、お互いの恋愛にダメ出しをしたり出会ったひどい男を槍玉にあげたりしているが、それは世間から結婚ができない理由とされている「女子会」。彼女たちの幸せに友情は本当に不必要なのか、それとも。恋に友情に悩めるすべての女子に贈る、共感必至ストーリー!
感想・レビュー・書評
-
なんというか、婚活中の女性を打ちのめすであろう一冊。リアルな部分もあるけど、こんなにひどくなかったよ、婚活。これを読んで将来への希望をなくさないでほしい...
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017/09/20読了
リアルだ~
というか、女の戦いというか、内心バチバチすぎて
20代後半から30代の女の「婚活」ってきっとこんなんだな
リアルではここまでなんだなと思う。コワイ!
恋ではなく愛でもなく、一人で生きないため
「負け組」にならないため というのも、その焦りも
ひどくリアルでなんか、とてもつらいものがあります。 -
オンナの本音で面白いかなあと思ったけどそんなに・・・
同じ事繰り返してるしw 結婚したいんとちゃうんかい!みたいな。やばいとか言いつつまたやってるやん!みたいな。笑 -
婚活パーティで出会った30歳代、40歳代のメーコ・カワイ・サモさん・成田屋。
全体的にグダグダ感は否めないが、互いの傷を舐め合う女子会ではなく、なかなか厳しいことを言い合っている。
予定調和的でない展開、特に成田屋は格好良かった。
(図書館) -
ザ・リアル!
登場人物全員がなにかしらのコンプレックスを抱えていて(成田屋は違うかな、、、)、
恋愛スキル低すぎる、、、!って感じもしたけど、
そんな3人(成田屋除く)がもがいて奮闘する様がすごくよく描かれてた。
そして3人が自分にも、友達にも、出会ったゴミ男にも、すごく正直で、
あーわかるなぁっていう共感の嵐。
でもだからこそ結婚できないんだろうなぁ、、、
ちょいちょい出てくる男たちへの辛辣すぎるあだ名(ゴリライモ、フリーザ様、助六、3D歯茎、おにぎり野郎、ザイル野郎)とツッコミのセンスがありすぎる‼︎
そして成田屋のかっこよさ。
最後まで成田屋の一人称で語られることはなかったけど、
自分のスタイルがあってかっこいいと思った。
「自分で自分のことを不幸だと決めつけて、やりたくないことをやるのはもうやめよう」
「自分で自分を幸せにする」
作中で語られたタイトルにまつわる話もよかった。 -
自分のことって案外分からないのかもしれませんね。
ダメな方へ何故突き進んじゃうのー!!
-
誰が誰かも分からない。
-
わかる。
とか言ったら、いやいやあなた何言ってんの?と言われかねないけど(笑)
年代的に、というのかなんかこう彼氏がいないときとか
年々年を重ねていくこととか、
周りの幸せそうな様子とか、
疎遠になっていっちゃう感じとか…
そうだよなぁ、と思いました。
20代後半以降の女性には結構刺さる話ではないかと。
女子の集まりってヤダなと思うこともあるけど、いいなと思うこともあるなと改めて思いました。
このお話で新しく得るものはないかもですが女子会で、わかるわかる〜と話してるときの
安心感とかそういうのは感じられるかな、と思います。