分かれ道ノストラダムス

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 231
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239867

感想・レビュー・書評

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  • 1999年、初恋の人の三回忌を終えた16歳のあさぎ。どうすれば彼は死なずに済んだのかとたらればを探る過程で、本好きの少年八女と知り合う。当時の不安定な世情を思い出してどきどきしながら読みました。後悔なく生きてる人なんて少ないと思う。
    無数の仮定を膨らませては萎んでいって、確かに信じられるものなんてなくて、どうにかこうにか現実と折り合いをつけてくしかない。陸上で溺れるみたいなしんどさがあったけど、折れないあさぎと八女くんが心強かった。からっぽじゃなくなってよかった。「本」が繋いでくれたのがとても好き。

  • ノストラダムスの予言に怯える時代、かつて好きだった人を亡くした女子高生が、カルト集団の暴走に巻き込まれていく。

    直木賞にノミネートされていた作者だったため手にとってみたのだが……。パラレルワールド、ノストラダムス、カルトなどたくさん盛り込みすぎて、ストーリーも人物描写も類型的で中途半端。大人が読むにはかなり物足りなかった。

  • 1999年を舞台にノストラダムスの大予言に揺れる人々を描いた作品。主人公の過去の後悔や思春期特有の不安定座は巧みな表現によって色濃く描かれていて、共感をしてしまう。そして宗教や終末感など、散りばめられた不安が繋がり、大きな恐怖へとなっていくストーリーはハラハラと楽しめた。主題はその時の選択や分かれ道であり、ラストシーンもそれが強く伝わってきた。ただ主人公が抱えていた後悔に対しての感情がどこに向かっていったのか、再読してちゃんと確認したいところ。

  • 舞台が90年代なので
    年代がちょっと懐かしい。

    平衡世界などSFっぽいかと思えば一応キチンとした論理的な話もあり。

    少し切ないところもあり。

  • ノストラダムスとか世紀末とかがテーマだと思ったから、楽しみに読んだけど、確かに前半はその空気感とか雰囲気があって読んでてワクワクしたけど、後半はかけ足感が強かったのと、ありきたりな展開だったからチョット拍子抜けしてしまった。もっと、都市伝説的なストーリーになってくのかなと思ってただけに残念だった。あと、主人公の女の子の行動の仕方にいちいちイラッとしてしまった笑。他人の為とはいえ、このタイミングで動く?とかそういうふうに感じてしまうシーンがけっこうあった。自分も主人公達より年齢は下だったけど、現実世界でリアルタイムにノストラダムスとか世紀末のあの何ともいえない雰囲気は味わってたからその辺はちゃんと思い出せるくらいの作品の空気感は伝わってきたから良かったのかな。

  • 初めて読んだ作家さんだけど面白かった。
    主人公と一緒に泣いたり笑ったり胸キュンしたり。
    楽しませてもらった。
    ノストラダムスや『ドニー・ダーゴ』、コニー・ウィリスの作品など懐かしくも大好きなアイテムが出てきて嬉しかった。
    後から八女くんはもろタイプだと気がついた。
    うーん、楽しかったわけだ(笑)

  • うーん
    いくらなんでも主人公の女の子が無鉄砲すぎて・・・
    『オーブランの少女』が好きだったので読んだけど、残念でした

  • 強風に木々の葉が揺れ動く様が目に浮かぶ名前の作家さんやなぁーと思って手に取りました。
    内容も嵐やったぁw
    最初は病死した同級生が病死しない方法は無かったのか?っていう平行世界を探すっていうSF的な話なんだなぁーと思って読んでたのに、表題にあるノストラダムスの大予言によって発足された新興宗教団体の事件に巻き込まれていくっていうミステリーやった。
    最後までドキドキの連続で先が気になって、あっという間に読んでしまったw
    中学生たちが大奮闘する青春ミステリをぜひ❤︎

  • 「戦場のコック」の著者だったので読んでみたんだが・・・
     
     青春ミステリーってことだけど、私的には物足りない感じでした。

  • うーんつまらないのに全部よんじゃった
    コックはわりと面白かったんだけど

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著者プロフィール

深緑野分(ふかみどり のわき)
1983年、神奈川県生まれ。神奈川県立海老名高等学校卒業。パート書店員を経て、専業作家に。2010年、短編「オーブランの少女」で第7回ミステリーズ!新人賞の佳作に入選、作家デビュー。同作は2013年に単行本で刊行。2016年、『戦場のコックたち』で第154回直木賞候補、第18回大藪春彦賞候補、第13回本屋大賞候補に。2017年、第66回神奈川文化賞未来賞(奨励賞)を受賞した。2018年、『ベルリンは晴れているか』で第160回直木賞ノミネート。

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