十三階の女

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 279
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575240535

感想・レビュー・書評

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  • 公安の秘密組織「十三階」
    所属するメンバー同士すらお互いの年齢、名前さえ本当の事は知らない…

    律子さん…身体張ってます。
    女の武器は使えるもの全て使います。
    テロリストから情報を引き出す為にSEXして盗聴、盗撮が待機するメンバー達に送られてます(°_°)

    まぁちょっとありえない設定過ぎる…
    クールで美人、SEXしますけどなにか⁈
    みたいな米倉涼子…じゃない律子さんです(*_*)
    顔はまぁ普通、どうやら貧乳でちょっと陰気という設定で何とテロリストに惚れちゃう‼︎

    はっきり言って律子さん主人公として失敗⁇
    精神的に危なっかし過ぎて好きになれないわ〜‼︎
    と前半の感想でした…が…しかし

    後半からは何故か律子容認で応援することに笑
    壊れても頭の冴えが際立つ律子さん♪
    わたしも事件も大逆転です〜笑
    頑張れ律子‼︎
    テロリスト壊滅するのはあんたしかいないぞ‼︎
    男はチョロすぎて役立たずだ‼︎
    どいつもこいつも女の身体に騙されすぎだ‼︎
    となりましたよ( ̄▽ ̄)

    女性作家らしい設定と展開で面白く読みました♪
    でもメチャクチャ疲れた_| ̄|○
    次は癒し系読もう…






    • 1Q84O1さん
      美人じゃないのに妙にモテる…w
      女性は奥が深いのですねw
      美人じゃないのに妙にモテる…w
      女性は奥が深いのですねw
      2023/06/07
    • みんみんさん
      1Qさんは美人に騙されるタイプっと_φ(・_・
      1Qさんは美人に騙されるタイプっと_φ(・_・
      2023/06/07
    • 1Q84O1さん
      だ、だまされないぞぉ…!
      気をつけよう(・・;)
      だ、だまされないぞぉ…!
      気をつけよう(・・;)
      2023/06/07
  • はじめまして、律子さん、の一冊。

    あぁ、あなたが噂の律子さん!思わず、はじめまして♬とご挨拶したくなるぐらいの身体を張ったご登場。女を武器にし、いや、たまにさせられ、全うする職務に思わず開いた口がふさがらない。

    なんだかな…これって虚しくない⁇って思いつつも、想像以上の面白さと魅力に終始揺さぶられっぱなし。

    さまざまな場面のさまざまな表情、感情にそれはそれは不思議な魅力が溢れていて、たまらなく心を刺激してくる。

    誰が何を…二転三転、テロ組織の化けの皮剥がしも面白かったな。

    律子さん、あなたの女性らしい姿が最高だよ。

  • 初、吉川英梨さん。読みやすくテンボも早く、ドラマチックな展開が面白かった。
    公安というと、警察ものの小説にはよく出てくるけど、大抵、悪役かヒーロー役か割とはっきり分かれるイメージなんだけど、今作はどちらともいえない立ち位置に感じた。
    でも今回は事件の元凶かな、と思う。将来の不安の芽を摘もうとするあまり、暴走し過ぎたことからの悲劇だと思うから。

  • なんとか最後まで読んだけど、初めての作家さん。誰かが褒め称えておられたので読んでみたけど私的には少し合わないような(笑)また違う作品で印象 変わると良いけどね。

  • 終盤の展開はスピード感も、サプライズもあり楽しかったが、個人的に官能的なシーンが時に過剰で水を差しているように感じてしまった。シリーズは5冊まであるらしいが、この先も同じようなシーンが続くなら見送りかも。

    警察庁直轄の諜報組織「十三階」、そのメンバーも時に非合法な活動も、警視庁公安部の中でも上層部しか知らない。主人公は大学を卒業して数年の黒川律子、冒頭の「作戦」の失敗が、北陸新幹線の自爆テロのきっかけとなり、本当の犯人とその目的を追うことになる。

    テロリストと警察、特に公安は紙一重で、何かのきっかけであちらへ落ちてしまうかも、というギリギリの心理状況、捜査手法が、重苦しさを出している。そこに、主人公本人の活動に対する葛藤、上司や親族との関係に悩むエピソードも重い。

  • 女性刑事が主人公の公安を舞台とした小説。
    個を殺して、時として「女」さえ武器として戦う主人公がカッコよくもあり、哀しくもあり。
    こんな風に個を殺して国のために生きている人達がいるのかも知れないと思うと辛くなった。
    残酷だけど、緊迫感ありハラハラドキドキで読み終わった。

  • 公安の刑事である黒江律子。女の武器を最大限に使い捜査する姿が読んでいて複雑な思いでした。
    同僚や上司に情事を見られてるのも異様な雰囲気でした。
    公安なので、テロリスト相手の心理戦な部分もあり、律子の頭の良さが凄まじかったです。

  • まだ1月ですが、絶対に私の中では今年のベスト3に入ると思います。圧巻です。
    著者が男性か女性かを意識しないで読書していますが、これは女性にしか絶対に書けない公安ものです。人物設定からストーリーから場面場面での会話までスゴイの一言です。読書中、主人公が門脇麦に思えて仕方ありませんでした。門脇麦主演で映画化はどうでしょう。他の作品も読みます。私の超オススメです。

  • 公安の秘密諜報組織〈十三階〉を舞台にしたインテリジェンス小説。
    きついシーンもあるけれど、おもしろかった。
    任務で過酷な体験をかさねる、タフな女性警察官。
    男女の感情と任務が入り乱れながら、ノンストップで展開。
    任務でのタフさと、揺れる個人の心理。
    主人公の黒江律子は、姫川玲子を連想するものがあった。

  • 何だかんだと吉川作品を読んでる。
    単発物だと発売当時はスルーしていたが、第2弾が出るので、読んでみた。
    今回の舞台は公安。しかも、公安の中のエリートだけが選ばれる「チヨダ」の後任組織「13階」に配属された公安では珍しい女性刑事・律子が主人公。
    「投入」に失敗し、北陸新幹線開通日に金沢駅で76人も死者を出すテロを防げなかったところから、話は始まる。
    テログループは「スノーホワイト」と名乗るが、なかなか手がかりが掴めない中、律子は現場を離れ、資料室の配属になっていた。そんな時、姉と義兄が飲酒運転の車に追突され、即死する。その事件をきっかけに「13階」に復帰する律子。
    公安の主人公は初めてだけど、原麻希シリーズに公安はがっつり登場するし、最新刊では同じように中東のテロ組織の話を書いているので、あんまり新鮮味がない。
    いつものような軽い感じではないけど、相変わらず、恋愛要素多目なのも、マイナス要素。
    スニーカーに異様に拘る設定とか面白いのに、男にすぐにのめり込んでたら、そりゃあ、潜入捜査は失敗するって。
    それでも律子を使い続ける「13階」の危機意識もないから、続編も出るのだろうけど…で、また読んでしまう私もどうなんだか…

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著者プロフィール

『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー。近著に『ブラッド・ロンダリング』(河出文庫)。そのほか、「原麻希」シリーズ(宝島社)、「新東京水上警察」シリーズ、「海蝶」シリーズ(ともに講談社)、「十三階」シリーズ(双葉社)、「警視庁53教場」シリーズ(KADOKAWA)、「感染捜査」シリーズ(光文社)など著書多数。

「2023年 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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