未来

著者 :
  • 双葉社
3.36
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本棚登録 : 1661
レビュー : 224
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575240979

感想・レビュー・書評

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  • 高校受験を終えたムスメに、感想を添えて渡そうと読み始めた。二日で読み上げた、でもムスメには勧めきらない。本棚に入れておこう。

  • このタイトルでありながら、夢や未来などない残酷な出来事のオンパレード。
    しかも一人称で淡々と語られる。
    これは小説だけど、実際にこういうことは起こっている。
    ラストシーンに著者の希望が込められているのだろう。

  • 父を失くした章子10歳に未来の自分から手紙が届く。あなたの未来は幸せだよ、と。章子は未来の自分に向けた返信を書き綴る…。から始まる不幸のオンパレード。久々のイヤミス。

  • こういう文章が書けること、こういう構成ができること、それは作家さんて凄いなと思う。
    ただ、最後は無理矢理、未来に希望を!って形でもって行っているが、このストーリーに、そんな未来があるか?
    登場人物達の明るい未来が見えるか?
    あるとしたら、それは元担任の女性教師に、くらいのものだろう。
    題名を「未来」ではなく「鬼畜」に変えてくれ。

    人生の大事な時間を無駄にしたくなくて途中放棄した本が過去に何冊かある中、本書は途中放棄せず最後まで読むことはできたし、問題提起や、著者の訴えたいこともちゃんとわかる。
    わかるが、お口直し的な、別の小説を読んで、さっさと本書のことは忘れたいと思う。

  • 半分まではとても良かった。謎解きからは何だかテンション下がってしまいました。ハイテンションにはなれませんでした。

    • kiyop92さん
      そーだよね。今、読了しました。全く同感です。
      そーだよね。今、読了しました。全く同感です。
      2019/04/06
  • 未来の自分からの手紙が届いた章子が返信として現在の状況を語っていく。その時に出てくる疑問点が違う語り手の視点から解明される。章子は父が亡くなったり母の心が弱かったりと問題が山積みだけど友達になる同級生やその年上の友人とかの背後に隠れている問題が虐待とかそれを上回って重すぎる。一番良いと思って行動した結果が悲劇を生んで連鎖して読んでいて苦しい。途中担任の先生の救いの見える未来が描かれているので、それでも未来を信じようとする彼女達に光が待っていて欲しいと願ってしまった。

  • 今回も糞人間が多く登場。
    いじめの所は胸糞悪い。

  • あいかわらずのすごい背景をもつ登場人物たちがそれぞれの未来、ドリームランドを思う物語。

  • 湊かなえの新刊
    帯通り湊ワールドの集大成かも知れませんが、賛否両論の作品です。湊かなえを読んだ事がない方にはお勧めしません。
    個人的には、満足いく湊作品でした。

  • 最初は未来からの手紙ということで少しは明るい話かなと思いきややはり湊かなえ、私の中では一番のイヤミスだった。
    ここまで理不尽なことがあるのだろうか。様々な境遇の少女たちが理不尽な大人たちに搾取される物語。そして救いが救いにならず自分の大切な人が追い込まれていってしまう。辛くて何度涙を流しただろう。
    最後の希望は希望足り得るのだろうか、それは人によるかもしれない。
    イヤミスが好きならオススメする作品です。

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著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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