廃墟戦隊 ラフレンジャー

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 20
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575241181

作品紹介・あらすじ

10年ぶりに集まった大学の演劇サークルの仲間達5人。廃墟のショッピングモールでムービーを撮ろうというのだ。だが、撮影中に突然爆発が発生。どうやら世間を騒がせているテログループが次のテナントに決まっているブラック企業を狙って仕掛けたものらしい。こっそり忍びこんで撮影していたので警察に届けることもできない5人。だが、かつてヒーローものを演じ正義を名乗って活動していただけに見過ごすこともできない。かくして、5人は立ち上がり、敢然と戦いを挑むのであった。

感想・レビュー・書評

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  • 廃墟 コスプレ 演劇 シナリオ執筆 同人 自主制作 友情 努力 勝利
    起業 地域経済活性化 フリーマーケット
    爆弾テロ ネット工作 ドローン
      
    ……以上のようなキーワードがお好きな皆様におすすめします。
      
     2003年夏から2007年3月の間に某大学の演劇部で「寸劇戦隊ラフレンジャー」として活躍した話。
     2017年1月から5月の間に再開して再活動を始め、爆弾テログループ「ブラック×ハンター」と対決する話。
     これらのエピソードが交互に描かれています。
     演劇部の活動では、お互いがアイディアを出し合ってシナリオを作成していく過程が面白かったですね。
     この5人は一人で考えるより大勢でブレーンストーミング形式で考える方が良いグループだと。
     1×5が5以上になる相乗効果を持ったグループだったと。
     そういったアイディアが当たって人気劇団になり、大学から外に出てメジャーになっていきます。
     しかし、ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。メンバー各人に色々な変化が訪れます。
     それから14年後。メンバー各人はそれなりに年齢と経験を重ね、それなりに有能でそれなりに激動の人生を送りそれなりに人生の分岐点を迎えているのでした。
     戦隊ものとは、毎年新作が出て延々と引き継がれている日本の伝統芸ですね。
     新聞折り込み広告でも時々、戦隊ものをモチーフとしたコスプレやイラストが入っていたりします。
     しかしそれをテーマにした小説はありそうでなかったのではないでしょうか。
     そしてその戦隊ものに「廃墟」やら「爆弾テロ」やら「地域おこし」やら「起業」やらの要素を組み合わせるとどんな小説になるか!?
     作品作りは人生経験や知識がものを言います。
     そういったものに欠ける私が書いても面白い話にはなりません。
     しかし本作品はさすがプロの作家が描いた作品です。
     地域経済活性化や起業につなげるところなんか、非常にうまいと思ったのですが。
     結末は読んでのお楽しみ、です。
       https://diletanto.hateblo.jp/entry/2018/11/30/065023

  •  大学のサークルで結成されたラフレンジャー。楽しかったのはわかる。

     大人になって、廃墟でこっそり、しかも事件を解決。ちょっと共感できない。

  • 30過ぎてまたやろうという気が理解できない処。

  • 大学の劇団の活動の一つだったラフレンジャ―。その仲間が10年後に再開し、ちょっとした遊びのつもりで、廃墟になっているショッピングモールに潜入。学生時代と10年後が交互に語られて、正義って何だろうなんてことも考えながら、悪と戦う話。いろいろ出てくるエピソードが面白くて、痛快な気分になる一冊。ヒーローってやっぱりいいよねって思う。

  • 大学時代の友人と再会したことから
    10年ぶりに集まった演劇サークルの仲間たち。
    当時5人は戦隊ヒーローとして学内外で活躍していた。
    大学時代と今を交互に描き、話は思いがけない方向へ進んでいく。
    青春時代の淡い想いや悩み、迷いなど
    竹内さんらしく爽快な気持ちで読み終えた。

    [図書館・初読・10月24日読了]

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