人生のピース

  • 双葉社
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本棚登録 : 180
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575241297

作品紹介・あらすじ

中高女子校で共に過ごした潤子、みさ緒、礼香。ただいま34歳。彼氏いない歴=年齢だった礼香が突如結婚することになった。潤子はにわかに焦り、結婚相談所に入会、みさ緒も腐れ縁のダメ男と手を切る。それぞれの道を進む彼女たち、その先にあるものとは――。 「婚活小説」の枠を越えて、アラサー女子のリアルな胸の裡が痛いほどの共感度で伝わる物語。

感想・レビュー・書評

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  • 中高女子校で共に過ごした潤子、みさ緒、礼香。ただいま34歳。
    彼氏いない歴=年齢だった礼香が突如結婚することになった。
    潤子はにわかに焦り、結婚相談所に入会、みさ緒も腐れ縁のダメ男と手を切る。
    それぞれの道を進む彼女たち、その先にあるものとは――。

    女子中高からの3人の友人。34歳独身。
    広告会社の営業職についている意識高い系女子のみさ緒。
    卒業校の国語教師でとても美しい礼香。
    食品メーカー後方の潤子。

    礼香がお見合いで突然結婚を決めた。
    おめでたい事なのに取り残された様で寂しさと焦りを感じる二人。
    みさ緒は腐れ縁のダメ男と別れマンションを購入しようとする。
    潤子は慌てて結婚相談所に再入会し活動を始めるが、
    それは親しい二人の友人には何故か話せなくて親しくもない職場の先輩に相談する。
    結婚相談所゜の様子にはゾッとしたなぁ。
    あんな5分とかの出会いで好きだ!って思える人に出会えると思えない。
    みさ緒が分析した結果…そうだよなぁって思って心底ゾッとした。
    されなのに値踏みされ、傷付く姿はとても可哀相だった。
    もっと怒っていいのに…潤子強いよ。

    34歳の女性の心の揺れがとても上手に書かれている。
    潤子と共に一緒に凹んだりした(笑)

    幸せって何なのか…?
    それぞれの人なりの幸せの姿があって良いのではないかと思いました。

    ツイッターの呟き途中まで彼女だと騙されていました(〃ω〃)

  • 思った以上に読むのに時間がかかってしまった…

    婚活に奮闘するアラサー3人組。
    1番結婚に程遠いと思っていた友達が、ぽっと出の男の人とすぐ結婚して、意外とそれがうまくいったり。
    あんまりピンときてなかったけど、最後はその人に落ち着いたり。
    誰もがうらやむ美人なのに、なぜか独身だったり。

    あるあるがつまった一冊だと思います。

    もう少し展開が早いと嬉しかったなー。

  • アラサーの物語。
    娘の結婚式を思い出しながら読みました。

  • こじらせてるなぁ~
    と思いつつ、なんだかわかるこの年代の不安感。

    婚活ってこんなに自分の内面との戦いとは
    知らなんだ。
    ほんと現実は厳しいわ。
    それにしても著者のぶっちゃけ感
    リアリティありまくりで読んでて楽しかった。

    しまいには友達同士で結婚もありか!なんて
    でも、ちょっといいかも。

    なんだかんだと居場所をさがして
    みんなそれぞれ収まるところに収まったが
    よかったのか悪かったのか、人生ってわからん。

  • 婚活に伴う、色々ややこしい感情が描かれている。結婚の周りにある、周囲や自分が思い描くものにとらわれていて、がんじがらめになっていた30代半ばの女子たち。そこから解放されると、人生が楽しくなるかも。

  • 30代で独身だとこのような心境になるのか。
    結婚相談所に入会してまで婚活しなければいけないのか。
    ひとりよりふたりのほうが楽しそうではあるけれど、それがすべてでもないような。同じ状況を味わっていないから実感できないだけかぁ。
    いろいろな付き合い方があってもいいと思うのだけれど。

  • 34歳になり、「結婚」というワードが地雷化しはじめている潤子。仕事にはやりがいを感じているが、「主婦」という絶対の地位に対して漠然とした渇望を感じている。

    中高時代からの親友が結婚すると言われれば素直に喜べなかったり、婚活をしていることをその友人に正直に話せなかったり、女として求められることにふわふわとした喜びを感じて安易な関係を持ってしまったり・・・・潤子の行動は情けないところも自己中心的なところもあるけれど、東京で自立して働く三十代半ばの女性としてひどくリアルで等身大だと感じた。

    友だちだったら、呆れたり、ちょっと嫌いになったりもしつつ、しょうがないなあ、とつきあいたくなるような感じがする。

    誇れる仕事があり、収入があり、友人もいて、健康である。でも、何かが足りない。
    贅沢だ、と言ってしまえばそれまでだけれど、その「足りなさ」を抱えているのが多くの現代女性ではないか。

    三十代女性の結婚ネタ、婚活ネタの物語というのはここ数年でけっこうな数を読んだ気がするけれど、その中でも、突飛な話ではなく、てらいがないのがよかった。清々しく楽しく読んだ。

  • 面白かった!まさに女子向け!下手な婚活本よりもいいかもなぁ。34歳女性の心の揺れを上手に書かれてる。結局これは誰だったの?っていう未解決な部分もあるのはあえてなのかな?女性に幸あれー!

  • 2019/09/24
    おもしろかった。
    すぐに読み終えた。

    人生だな

  • 共感しかない。
    特に最後の礼香の案は、自分もたまに考える。
    潤子のつぶやきだと思ってたら、実はみさ緒だったのは気付かなかった!
    婚活って大変だよね…。

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著者プロフィール

1976年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2000年、ノンフィクション『光さす故郷へ』を刊行。06年、群像新人文学賞受賞作を表題作とした『憂鬱なハスビーン』で小説家としてデビュー。その他の著書に『彼女のしあわせ』『憧れの女の子』『不自由な絆』『あの子が欲しい』『自画像』『少女は花の肌をむく』など多数。

「2019年 『君たちは今が世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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