まずはこれ食べて

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 362
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575242355

作品紹介・あらすじ

池内胡雪は多忙なベンチャー企業で働く三十歳。不規則な生活で食事はおろそかになり、社内も散らかり放題で殺伐とした雰囲気だ。そんな状況を改善しようと、社長は会社に家政婦を雇うことに。やってきた家政婦の筧みのりは無愛想だったが、いつも心がほっとするご飯を作ってくれて――。現代社会の疲れを癒す、美味しい連作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 超多忙なベンチャー企業に雇われた家政婦。
    心がほっとする彼女の料理に、不規則な生活を
    送る社員たちは、徐々に自分の生活を見つめ直し…。
    地味溢れる連作短編集。

  • 図書館で借りたもの。
    超多忙なベンチャー企業に雇われた家政婦。心がほっとする彼女の料理に、不規則な生活を送る社員たちは、徐々に自分の生活を見つめ直し…。滋味溢れる連作短編集。

    ほっこり系かと思いきや思わぬ方向に…。
    影のある人を描くのがうまいなぁ。

    カレーうどんの極意は、1さじの砂糖にあり!
    真似してみよう。

    筧さんが作る料理もいいんだけど、山頂で食べる辛ラーメンの描写が最高だった!
    お腹空きまくり(笑)

    おいしいご飯は元気をくれるよね。
    食事って大事!

  • 学生時代にたちあげた医療系ベンチャー「ぐらんま」。胡雪、桃田、伊丹にCEO田中優一郎が提案した家政婦筧みのりがやってきた。夕食と夜食の準備して、帰る前に言付けしようと筧が呼んだ胡雪は「女だから?」と突っかかるー

    ◆「女子社員によるお茶くみ」がなくなってきてるとはいえ小さな会社の紅一点にそれが求められてしまうことも仕事での自分の才に卑屈になって尖ってしまったのも筧さんの「女の子に甘い物」って思い込みは「相手を喜ばしたかっただけ」ってぶっきらぼうだけど素直な謝罪と美味しいご飯に尖ってた心が溶けていきそう。

    たとえ何も仕事しなくてもみんなが好きで心の拠り所にしてたのに、散々振り回して姿を消して、仲間を利用して、内心嘲笑ってる、そんな寂しい奴に振り回されるのはもううんざりだと自由になれた皆が、この先も友達として楽しく集まれる関係でありますように。

  • おおお?!?!結末は意外なところへ転がっていった。主題はご飯がどうとか言うところにはない気がした。

  • 原田ひ香 著「まずはこれ食べて」、2019.12発行。池内胡雪、田中優一郎ら平成元年生まれの同級生数人が起業して「ぐらんま」という会社を設立。その会社の掃除と食事のために派遣された家政婦、筧みのり。みのりの準備する夕食と夜食の素晴らしさに、これは美味しそうと感じつつ連作六話を読み進めると、次第にそれぞれの人間の悩みや夢を描いていく展開に。不思議なテイストの小説でした。続編に続きそうな気もしますが・・・。

  • 途中までは みのりさんの手作り料理で
    殺伐としていた会社が なんとなくいい感じに
    なっていって よかった。

    でも、後半...
    こう来たか、って感じ。

    行方不明になっていた柿枝が
    とんでもない人だったのが
    すごくイヤだった。

    確かに それに近い人はいるけど
    私は 物語の中でまで 
    その手の人と遭遇したくない。

    なので☆2つ。

  • まずはこれ食べて
    著作者:原田ひ香
    双葉社
    大學の友人達と起業したベンチャー企業で働き多忙な毎日を送っている。不規則な生活のせいで、食事はおろそかになり、社内も散らかり放題で殺伐とした雰囲気だ。そんな状況を改善しようと社長の提案で会社に家政婦を雇うことに
    タイムライン
    https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

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著者プロフィール

原田 ひ香(はらだ ひか)
1970年、神奈川県生れ。2006年、NHK 創作ラジオドラマ脚本懸賞公募にて最優秀作受賞。2007年、「はじまらないティータイム」ですばる文学賞を受賞してデビュー。著書に『東京ロンダリング』『三人屋』『母親ウエスタン』『虫たちの家』『ラジオ・ガガガ』『ランチ酒』などがある。
(2018年5月10日現在)

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