空の轍と大地の雲と

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 15
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575243680

作品紹介・あらすじ

自衛官だった伯父に憧れ陸上自衛隊に入隊した道畑直也。自衛隊の現実に幻滅し除隊を決めた直後、東日本大震災が起きる。何も出来ずに除隊した後ろめたさを抱える直也は、かつて伯父と交流のあった風間という男を訪ねて北海道へと向かう。未曾有の大震災で災害派遣に行けなかった元自衛官の成長を描く長編青春小説。

感想・レビュー・書評

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  • 理想と現実のギャップから1任期(2年)で自衛隊を辞めることにした直也だが、除隊目前に東日本大震災が発生する。直也は被災地に派遣されず、後悔だけを抱えることに。そんな直也が、亡き伯父の遺したバイクと共に、伯父の知り合いに会うため北海道に赴く……。ぼくの考えるロードノベルとは異なるが、旅先で起こる様々な出来事や出会った人達に影響を受け、自分が変わっていく姿は同じだ。青臭いし、理想論かもしれないが、読み応えのある素晴らしい作品だった。

  • はじめましての作家さん。終始爽やか、というか登場人物たちがみんな若い。青い。
    そういう結論になるんだろうなぁというのは、序盤で感じるものの、せっかく北海道に来たんだから、もうちょっと北海道を活かしてほしかったなぁ、なんて。
    2021/4/27読了

  • 陸自を一任期二年で退職した道畑直也。 彼には、東日本大震災での災害救助に参加できなかったという負い目があった。 
    縁あって、憧れていた叔父の形見のバイク『ウルエ号』で北海道へとロングツーリングをする。 
    旅の道中で知り合った旅人達。 北海道での6日間は、主人公の人生に大きく影響する。 
    「人生はハローグッバイ」「道に迷ったら、空を見上げること・・・」「過去は変わらない、未来はわからない」 
    みんな優しい。 素晴らしい世界です。 

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著者プロフィール

1961年福島県須賀川市生まれ。地元の高校を卒業後、神奈川県横須賀市で私鉄職員として約20年勤務。1999年7月、文筆業に専念するために退職。バイク雑誌各誌に小説を発表。著書に『ロンツーは終わらない』『千マイルブルース』『横須賀Dブルース』などがある。

「2011年 『電車屋赤城』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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