半暮刻

  • 双葉社 (2023年10月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784575246810

作品紹介・あらすじ

児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の半グレが経営する店だった。〈マニュアル〉に沿って女たちを騙していく翔太に有名私大に通いながら〈学び〉のためにカタラで働く海斗が声をかける。「俺たち一緒にやらないか……」。二人の若者を通した日本社会の歪み、そして「本当の悪とは」を描く社会派小説。

みんなの感想まとめ

人間性や社会の歪みを鋭く描いたこの作品は、児童養護施設で育った元不良の翔太と、広告業界で働く海斗の物語を通じて、現代社会の暗い側面を浮き彫りにします。1部では女性を騙し、金銭的に追い詰めるホストクラブ...

感想・レビュー・書評

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  • 本当のクズとは、どんな人間をいうのか?
    広告業界を舞台にした、人間性とは何かを問う社会派小説。

    第一部で「下級国民」として反社会的勢力、第二部で「上級国民」を描く(嫌な言葉だが)。

    その第二部の舞台が広告業界だ。
    広告代理店最大手「電●」。作品内での社名は「アドルーラー」。社員の自称は「電●マン」ならぬ「アドルーマン」。
    adruler(広告を統べる者=広告王)なら、そのままアドルーラーでええやん(と思った)。
    呪いや洗脳のように何度も連呼され、あまりのゴロの悪さに苦笑する。お前それでもアドルーマンか!

    ストーリーは昨今、社会問題化した実際の事件、報道を基にしている(てんこ盛りだ)。読みながら、皆さん「ああ、あれか」と思うはず。

    それを批判したいわけではない。
    しかし、フィクションとしての物語的飛躍に乏しく、すべてが想定の範疇におさまったのが残念だった。

    章立てのタイトルは、ドストエフスキーの『罪と罰』からと思われ、おそらく翔太と海斗の人格は、その主人公ラスコーリニコフを二分して造られたのだろう。
    ならばこそ、クライマックスのどこまでも噛み合わない情景も納得できる。

    改めて「人間性」について考えるきっかけになった。
    偉いから。貧しいから。学歴が高いから。前科があるから。
    あなたは人を人として見ていますか?

  • 鬼★5 若き二人の犯罪を通して、現代の薄暗い社会問題が浮き彫りになる… 社会派犯罪小説 #半暮刻

    ■あらすじ
    子どものころから恵まれなかった翔太と有名大学に通う海斗は、会員制のバーで働いていた。そこは利益追求のため、女性を風俗に陥れるマニュアルが用意されている残忍で狡猾な店であった。
    彼ら二人は自らの研鑽と利益のため、次々と女性たちを罠にかける。しかしついに警察の手入れが入り、翔太だけ逮捕されることになったのだが… 果たして彼らはどんな人生を歩んでゆくのか。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    鬼★5 いま読むべき犯罪小説。まさに現代の社会問題を切り取った作品です。

    本書に書かれている物語はあくまでフィクション、でも本当にありそうな社会の闇がそこにある。というか、現実に同じような事件がありましたよね。被害にあわれた皆さんには、お祈りを申し上げたい。

    犠牲者になった人々へは残念な気持ちしかないんですが、なぜか加害者に対しても同じ気持ちになるんです。読めば読むほど本当に悪い奴は誰もいないような気がしてきて、ただやるせなくなりました。

    経済や環境に恵まれなかった者たちと、一度社会からはみ出したものへの扱い。そして上級国民や大企業との格差があまりにも酷すぎる…

    会員制バーの現実も酷すぎる。
    よくある話なのかもしれませんが、詳細まで知るとクラクラしてくる。組織も人も環境も全てに反吐がでますね。シンプルに女性を傷つけるのはよくない!

    大企業の現実も酷すぎる。
    私も聞きかじったこともあり、きっと中らずと雖も遠からずなんでしょう。ただ本書後半で語られる内容はとてもじゃないけど受け入れない。利益追求、成功だけの理屈から、どれほど人を傷つければ気が済むのか。

    酷い酷いと書き過ぎのレビューになりましたが、これが現代のリアルなんだと受け止めるしかない。刮目して読ませていただきました。

    ■ぜっさん推しポイント
    ここに書かれていることは決して他人ごとではない。ネットに情報を書いてる私もその可能性があるし、読んでいるあなたもその可能性がある。

    中途半端な正義感や聞きかじった合理性を妄信し、好き勝手に主張する。なんの利害関係もなく、しかも安全な場所からしか発言しない。そして「損」「失敗」「不道徳」という言葉には圧倒的に拒絶する。不景気という現代の日本において、こんな価値観を持った社会がいきつく先は、どうなってしまうんでしょう。

    しかし大切な人と出会い、様々な仕事や情報に出会えれば人々は成長していける。薄暗い未来でなく、明るい未来になって欲しいですね。

  • ブク友さんがこぞって高評価にされてるのをみて気になっていた一冊
    やっと借りられました!


    半暮刻(はんぐれどき)


    翔太と海斗の物語
    育った環境が全く違う二人が半グレの世界で出会います 
    二人は一時期は同じところにいたはずなのに
    あまりにも違う人生を歩んでいくことに。


    出てくる話はもう胸糞悪いことばかり
    それが劇的にというより、淡々と描かれている感じでした

    読んでるとなんとなくこちらの感覚が麻痺してくるような不思議な感覚に。
    でも途中で麻痺が解けていやーな気持ちが広がっていきます
    遠野さんのあたりはもう酷すぎて…
    なのに海斗自身にあまりにも悪気がないし
    ちっとも心が折れなくて余計に吐き気が…
    なのに読んでしまう。止まらない。
    そんな作品でした。


    フィクションではありますが
    ニュースやワイドショーで聞く話も多く
    実際の世の中での闇が描かれています


    巧妙にずらした報道や、
    SNSでの印象操作、
    それでも結局変わらない世の中など、
    いろんなことを訴えかけている作品でした


    変わらなきゃどんどん酷くなっていく思う自分もいるけど
    どうせ変わらないだろと諦めてる自分もいて
    漠然とした不安が残りました。


    カタラも、ヤクザも、大企業も、
    社会的立場全然違うのに
    実際は何も変わらないことが
    印象的でした



    月村さん初読みですが
    他のも読んでみたいですー!
    とりあえず『対決』が気になってるので
    それから行こうかなと思ってますψ(`∇´)ψ

    • どんぐりさん
      かなさん コメントありがとうございます♪

      ホント同じタイミングで嬉しいですー(*´∀`*)

      私もそのニュースを思い出しました
      今はどうな...
      かなさん コメントありがとうございます♪

      ホント同じタイミングで嬉しいですー(*´∀`*)

      私もそのニュースを思い出しました
      今はどうなってるんでしょうね?
      なかなかその先までは報じられないですもんね

      対決、まだ先になりそうです笑
      今ほろよい読書が届いて読んでますよー♪
      こういう機会がなかったら手に取らなかったので
      ありがとうございますー(〃ω〃)
      2024/06/04
    • shintak5555さん
      月村沼にようこそ!
      胸糞悪いけどハマります!
      ぜひ、シンタローイチオシの「奈落で踊れ」を。
      ★一個でも大歓迎!
      ノーパンしゃぶしゃぶと公文書...
      月村沼にようこそ!
      胸糞悪いけどハマります!
      ぜひ、シンタローイチオシの「奈落で踊れ」を。
      ★一個でも大歓迎!
      ノーパンしゃぶしゃぶと公文書改竄です。
      2024/06/04
    • どんぐりさん
      シンタロウさん

      コメントありがとうございます♪
      月村さんは胸糞悪い感じが多いんですね_φ(・_・

      奈落で踊れも探してみます!!
      シンタロウさん

      コメントありがとうございます♪
      月村さんは胸糞悪い感じが多いんですね_φ(・_・

      奈落で踊れも探してみます!!
      2024/06/05
  • すごく怖い闇の世界を垣間見た感じ。オリンピックでも万博でも、日に日に予算が膨れ上がっていくカラクリ、ホストに貢がせ借金地獄に落とし、風俗に転落させる仕組み。。甘い汁を吸う政治家やヤクザ達が腹立たしくて仕方がなかった。

    電通で亡くなられた方のことも頭を過ぎった。華やかな派手な業界だろうとは想像つくが、おそらく本当にかなり汚い世界と繋がっているのでしょう。。若者には就職する前に、この本を読んで欲しい。

    半グレという言葉も初めて知った。グレるなんて、昭和の言葉だと思っていた。

  • 月村了衛さん「半暮刻」
    社会派小説で知られる月村作品を読んでみようと思い現時点で最新作品を選択してみた。

    本作品の本筋は過去にあった某大手広告代理店の不祥事に準えられておりそこにフィクションを重ねた物語。ハラスメント、利権、印象操作、オーバーワーク、隠蔽工作等々の社会問題のオンパレード。

    物語が気になり頁を捲る手が止まらなかった。だがどうしても主人公の二人、海斗と翔太が好きになれないまま読み終えてしまった。

    海斗は言うまでもなく対人関係、一般社会生活に対して欠陥している部分が著しい。極端な自己中心的な自己意識に偏向しており、偏執的な自己肯定と他者否定が強烈すぎる。典型的なソシオパス。
    何事にも自分が正しく自分以外の者への扱いが打算的で酷く醜く心が通っていない。異端なナルシストにも感じる。
    ある意味では人間関係上のバランス感覚の欠陥した可哀想な男だと感じもしたがそれ以上に鼻につき腹立たしかった。

    また翔太も翔太で臆病で頭が弱くそれ故に脆く、自分の知らずに撒いた罪の重さ深さにもがき苦しむ。言い訳のように格差社会にその矛先を向けたりするのだが打破するだけの力強さがないだけとも感じる。
    亡くなった弟の事を忘れる程の精神疾患を患っているのだが全く共感できない。亡き弟の存在を完全に忘れている、自分には彼に理解の念が得られず全く同情共感できなかった。
    物語が進むにつれ更正していくようにも読み取れるのだが、最後海斗との会話で海斗を否定して自分を肯定しているようにも読み取れそこも腹立たしく感じた。どう更正しようがしまいが、反省しようがしまいが、根本的に被害者達からしてみれば同形なのだとどうして思えないのか?お互いで何を話しているのやら?くだらなさが込み上げてきた。
    結局この2人がムカつくというチープな感想が最終的に強く残る。

    唯一、読書の楽しみが描かれておりそこだけが強く共感できた。今自分もこうして感想を書いているが、自分も翔太と一緒で自分の感じた事をまとめる楽しさ、他の方々のレビューを読み類似や相違を味わう醍醐味を読書から得ている。
    その点は凄く共感できた。

    自分の経営する飲食店の常連さんに本作品のモデルとなった某大手広告代理店の取締役の方がいる。
    その方はとても気さくで博学で高い徳を感じさせられる。自分みたいな下級とまでは言わないがとても住んでいる世界の違う人でも誰にでも損得無しで対等に接し同じ目線で話をしてくださっている。会社や組織体質はどうあれ自分はその方を個人的にとても尊敬しており、そういう人間にいずれなりたいと思っている。

    この作品を読んで時事や事件等の真相の虚偽や隠蔽や捏造、印象操作等々含めて改めてしっかりと自分で判断、見極めないといけないと感じた。そしてそこに携わる個人、会社、組織全てを一色単なモノサシで測ってはいけないなとつくづく思わされた。

  •  月村了衛さん初読みでしたが、とても面白く読み応えがあり、物語にのめり込んでしまいました。月村さんの他作品に興味をもち、読書の幅が広がる体験ができました。

     物語は2部構成。1部が、女性を騙し、金のために風俗へ転落させるホストクラブの話。2部はガラリと変わり、利益追求のためには何の犠牲も厭わない大手広告代理店の話です。
     主人公は翔太と海斗。この2人の出会いと別れ、そして最後の最後に再会する物語でもあります。

     章立てタイトルである「翔太の罪」「海斗の罰」のネーミングが本作の内容の的を射ており、不条理さや罪と罰の奥深さを感じます。
     2部の共通点は、人をモノとみなす所業、人間の邪悪さでしょう。半グレや大手企業の裏ドキュメンタリーを観ているくらいにディティールがリアルで、現代社会の闇を描き切っています。実際の事件報道と重ねてしまうほど引き込まれます。

     主人公を2人置いたプロットも見事で、全くタイプの違う翔太と海斗の対比、金の亡者と厳しい境遇の者の対比と扱いの筆致が素晴らしく、絶妙です。
     日常のすぐ隣にある闇に足元をすくわれる怖さ、やるせなさが湧き出てきますし、読んでいてずーっと気分が悪いのですが、決して目を背けられない、という感じです。
     世の中に蔓延る胸糞悪くなる個人や社会構造を炙り出し、著者の怒りと鉄槌が表れた渾身作であり、社会派小説の傑作と受け止めました。

     翔太と沙希(=有紀)を救い、繋いだ「本」の存在と扱いが印象的でした。確かに本を読むことで、何かが変わったり救われたりします。(目的不要で)「ただ楽しいから読む」というくだりに、読書は万人のためのものだと、共感しかありませんでした。

    • ひまわりめろんさん
      本とコさんこんちは!

      これ良かったですよね!
      『脂肪の塊』も良かったですよん!既読でしたら失礼
      本とコさんこんちは!

      これ良かったですよね!
      『脂肪の塊』も良かったですよん!既読でしたら失礼
      2024/02/24
    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      ひまわりめろんさん、コメントありがとうございます♪
      あー『脂肪の塊』ですよね。読みながら気になりました。
      未読です。機会を見つけて読んでみた...
      ひまわりめろんさん、コメントありがとうございます♪
      あー『脂肪の塊』ですよね。読みながら気になりました。
      未読です。機会を見つけて読んでみたい!

      若かりし頃『女の一生』を読んだ気がしますが、全く
      記憶がありません‥(笑)
      最近、外文はモーバッサリで(モーパッサンだけに)(汗)
      2024/02/24
    • ひまわりめろんさん
      『脂肪の塊』は短編なので、それだけ読むってのもありかもですね
      モーなんちゃらのくだりに関しては特にコメントありませんw
      『脂肪の塊』は短編なので、それだけ読むってのもありかもですね
      モーなんちゃらのくだりに関しては特にコメントありませんw
      2024/02/25
  •  前に読んだ月村了衛さんの作品とは、まったく違う作風なので驚きました。が…今回も読ませてくれましたし、大満足です!フィクションなのに、今の社会の問題点を網羅しているかのようで、読み応えバッチリでした。

     ストーリーは、児童養護施設出身で定時制高校を中退している山科翔太と、父が官僚であり有名私大生でもある辻井海斗が、「カタラ」という会員制バーの従業員として出会うことからはじまる。「カタラ」の実権は半グレの城有が握り、騙されやすい女性たちからお金を搾取させ、支払いに困ると風俗を紹介するというバーだった。2人でトップまで昇り詰めるが、警察からの摘発を受けるが…。と、いうのが第一部の翔太の罪。
     第二部は、その後の翔太と、「カタラ」で得た“学び”を活かして広告代理店最大手のアドルーラーに就職した海斗のことを描く、海斗の罰…。

     翔太と海斗は対照的な人生を送ります。詐欺まがいの悪質商法、半グレとヤクザ、時間外労働とパワハラ・セクハラ、裏金問題…2人の人生に大きくかかわる様々な問題が描かれています。もう息つく間もないほど読ませます。翔太は心配ないけれど、海斗の今後はすご~く心配ですね…。

    • かなさん
      1Q8401さん、今日もお疲れ様です。
      はい、イケメン好き♡なので
      そこ、大事で外したくないところです\(^o^)/
      翔太くんもイケメ...
      1Q8401さん、今日もお疲れ様です。
      はい、イケメン好き♡なので
      そこ、大事で外したくないところです\(^o^)/
      翔太くんもイケメンだけど改心できたのに…
      ふたりは、どこまでもすれ違ったままなのかなぁ〜
      私は読んだことないけれど「脂肪の塊」を
      海斗くんにすすめたいですネ!
      2024/06/04
    • 1Q84O1さん
      「脂肪の塊」は私も読んだことないですし、知らなかったです…(^.^;
      これは、いつか読んでみないといけないのかな…
      いつか…w
      「脂肪の塊」は私も読んだことないですし、知らなかったです…(^.^;
      これは、いつか読んでみないといけないのかな…
      いつか…w
      2024/06/04
    • かなさん
      1Q8401さん、お疲れ様です!!
      「脂肪の塊」いつか、読んでみたいですね(^O^)/
      まぁ…そのうちに、いつか…です、ね!
      1Q8401さん、お疲れ様です!!
      「脂肪の塊」いつか、読んでみたいですね(^O^)/
      まぁ…そのうちに、いつか…です、ね!
      2024/06/05
  • いや『半暮刻』ってなんやねん!ってとこですよ
    まずそっからですよ
    まずそっから始めないとですよ

    「はんぐれどき」と読ませたいらしい
    はは〜ん半グレと掛かってるな(名探偵現る)

    半分暮れかかった時間、夕暮れ時みたいな時間帯を指してるんでしょうね
    夜の闇に包まれる前の灰色の時間
    黒でもない白でもない灰色の存在である半グレと掛かってるんでしょうね(発見したのがどんどん嬉しくなってより詳しく説明したっぽい)

    いや〜それにしても読ませる
    ぐいぐい読ませる

    なんで?

    ストーリーとしては実際の社会問題をツギハギしただけの全く新鮮味がなく、次々と山場が訪れることもなく平坦で、先が見えるからハラハラもしない
    なのに掴まれる
    がっつり掴まれて離してくれない

    なんで?

    今まで自分が読んできた大好きな月村了衛さんの作風とは違うのに掴まれる
    そこまでたくさん読んでるわけでないので実は他にも似たような作風の作品はあるのかもしれんけど
    これはなんか月村了衛さんのターニングポイントとなる作品だったねと言われるようになる気がします
    後になってあの作品でさらに一段階上の作家さんになったよねって作品な気がする

    10年後の月村了衛さんが楽しみや!

    そうそうラストも良かった!

    • 1Q84O1さん
      ひま師匠が言うなら間違いないでしょ!w
      ひま師匠が言うなら間違いないでしょ!w
      2023/11/23
    • ゆーき本さん
      造語だったのか! 黄昏時とか逢魔が時みたいに ホントにある言葉かと思って調べようとしちゃった!
      造語だったのか! 黄昏時とか逢魔が時みたいに ホントにある言葉かと思って調べようとしちゃった!
      2023/11/23
    • ひまわりめろんさん
      地味に役立つひまめろレビュー( ̄ー ̄)ニヤリ
      地味に役立つひまめろレビュー( ̄ー ̄)ニヤリ
      2023/11/23
  • 人間の卑しい部分とかダークな部分が凝縮されているような小説でしたが、特に第2部は、まるで綱渡りをしているようなハラハラ感があって、たまりませんでした。

    主人公は翔太と海斗の2人の青年で、翔太は孤児院育ち、海斗は裕福な家庭で育った境遇を持つ。そんな2人が風俗斡旋をするクラブ「カタラ」で手を組み、次々と女性を毒牙にかけ、クラブでもトップクラスになる成績を収める。そして、2人はどんどんと深い闇へと潜り込んでいくというお話。

    こういうダブル主人公で重要な対比がとても素晴らしかったです。詳細を書くとネタバレになってしまうので、どっちがどのようになったかは書きませんが、「悪」にも色々種類があるんだなぁと。暴力や弱者からの搾取といった目に見えた悪意に対し、無自覚な悪というものの恐ろしさが描かれており、真綿で締められるようなジワジワとした恐怖や胸糞悪さがあり、それが本作の魅力なのかなと。

    内容はとてもセンシティブですし、胸糞悪い描写もあって心が痛む方もいらっしゃると思いますが、色んな方に読んでほしい作品です。

  • 白黒はっきりしてよ!
    っていうけれど…グレーが1番人間らしくて、ずるくて屑なのだ。

    翔太と海斗。
    カタラグループで出会い、同じ目的で 同じ時間を過ごしたけれど、2人の未来は全く違う道を行く。
    変わっていく翔太と、変わらない海斗。
    実際にありそうなフィクションで…分厚いけれど、のめり込んでしまいました。

    最後の交われない会話も良かったな。

  • 児童養護施設育ちの翔太と有名私大に通う海斗は、半グレの経営する会員制バーで働き、二人で組むことによって楽に女性を騙してトップにまでになるが…。
    やがて警察に捕まることになるのは、翔太だけで。
    それから2人がどのような道を歩んでいくのか…。

    息をつく間もないほど、のめり込んでいく。

    どんな状況になったとしても、海斗の心根がわからないままなのが悔しいと感じた。


    現代社会にありがちな…と言ってもいいほどの場面が、これでもかと次々に出てくる。
    まるで社会の暗部を…悪を…抉るほどで。
    なんとも言えない感情が湧き起こり、心の中がいつまでも鎮まらない状態だった。



  • うわ〜。すごいの読んじゃったかな。体にズシっときた。
    最初は翔太が裏切った奴らに復讐するような単純な展開になるのかなと思ったけどそんな底の浅いものではなかった。
    翔太は大きな罪を背負ったけど償うということもせずに(償い方がわからない?)漫然と生きているだけだったけど有紀と出会い、そして本と出会うことによって本当に罪と向き合うことができて良かったんじゃないかな。にしても、幼少期を含めてかなり地獄を見ているが、、、途中からはもうこれ以上落ちるな〜とドキドキしながら読み続けてしまったよ。

    それに比べて海斗は全てにおいて恵まれているにも関わらずホントに表面だけで物事を上か下、損得でしか判断しないし、本質的に間違いを犯したと心から思わないヤツで、翔太が『邪悪』と表現するのも頷けてしまう。
    ただ個人的には虚構という言葉がずっと海斗に対して当てはまり、中身のない薄ら寒さを感じずにはいられなかった。
    海斗にカレーを作ってくれる人が現れたら少しは変わるのかな?
    アドルーラーに対しても虚構という2文字が当てはまり、逆に倫理という2文字はない。
    モデルとなったであろうあの企業もこんな感じなのかな?もしそうなら上辺だけ取り繕って今も変わってないんだろうな。

  • 施設育ちの元不良の翔太と有名私大に通うエリートの海斗
    同じ半グレのもとで出会い犯罪を犯すふたり
    やがて、警察の手が入り逮捕されたのは翔太だけ…


    そこからそれぞれの道を歩みだすことになる


    過去の罪を悔い、大切な人と出会い、辛い過去の記憶と向き合い、苦しみながらも真っ当な人生を歩んでいこうとする翔太

    一方、大手企業の若手ホープとなった海斗は一大プロジェクトの主要メンバーとして手腕を発揮する
    利権、裏金、賄賂、中抜きと闇の道を突き進む

    出発点は同じだが明暗をくっきり分けるふたりの生き方は読み応えあり
    もし、あなたならこの対照的なふたりの生き方どちらを選びます?


    いやぁ〜、これは凄い作品を読ませてもらいました!

    • かなさん
      この作品気になってました!
      読んでみようかな…
      でも「脱北航路」も気になってるんですよね(^^;)
      もう、読みたい作品ばかりで困っちゃ...
      この作品気になってました!
      読んでみようかな…
      でも「脱北航路」も気になってるんですよね(^^;)
      もう、読みたい作品ばかりで困っちゃいます…。
      2024/04/04
    • 1Q84O1さん
      かなさん
      読んじゃいましょう!
      この際、両方読んじゃいましょう!
      けど、ほんと読みたい本がどんどん出てきて困りますね〜(^_^;)
      かなさん
      読んじゃいましょう!
      この際、両方読んじゃいましょう!
      けど、ほんと読みたい本がどんどん出てきて困りますね〜(^_^;)
      2024/04/04
    • 1Q84O1さん
      ユッキーさん
      近々、裁判になると思うので頑張って!
      応援はしません!w

      表紙カッコいいですよね!
      そこは同感です(≧∇≦)b
      ユッキーさん
      近々、裁判になると思うので頑張って!
      応援はしません!w

      表紙カッコいいですよね!
      そこは同感です(≧∇≦)b
      2024/04/04
  • 月村了衛さん「半暮刻」
    読み終わったあとも心がじんじんしている。

    警察小説でもガンアクションでもない。
    ハードボイルドでもミステリーでもない。
    罪を犯した2人の男の人生を深く追体験しているような感覚で読んだ。

    主人公の翔太と海斗
    2人は同じ時期に軽い気持ちで半グレの世界に入る。
    翔太は児童養護施設で育ち不良で学歴もお金もなく、半グレになる道しかなかったから。
    反対に、裕福で恵まれた環境に育った海斗は自身の成長と勉強のため自ら選んで半グレの道に。
    正反対の2人は「カタラ」というバーでタッグを組み次々と女性を騙し貢がせ利用しおわった後は風俗に送り更に搾り取る。

    罪を犯した2人の対照的な人生を通して日本社会のグレーな部分に焦点をあて、本当の邪悪とは何かを書き上げている気がした。

    読んでいる間ずっと苦しかった。苦しいけれど読む事をやめられない。目を背ける事ができない。最後の1ページを読んでやっと息ができた。そんな読書体験でした。

  • 半グレ組織が経営する会員制クラブでバイトしていた二人の若者のその後を描いた社会派クライムノベル。

    養老先生の推薦に納得。読み応え十分でした。
    悪質ホストクラブ、パワハラやセクハラが染みついた大手企業、政官財の癒着。
    読めば読むほど実際に起きた事件などが思い起こされます。
    上級国民と下級国民という不愉快な構図。
    現代社会の闇を覗き見したかのような居心地の悪さ、恐ろしさが残りました。

    児童養護施設出身で少年院に入ったことのある翔太、裕福な家庭で育ち有名大学に通う海斗。二人の主人公が対照的に描かれ、ぐいぐい読まされます。
    どん底に落ちながらも読書に救われて一歩ずつ更生していく姿が印象的で、肩入れしたくなってしまいました。常に自己中心的で冷酷非道な彼とは正反対。でも世の中こういう邪悪な人間が権力者になってたりするのかも…
    複雑な気持ちになるのですが、こういう社会派小説をときどきは読みたいものです。

  • 個人的に当たりとハズレの差が大きく感じる月村作品。
    今作は大当たり!でした。
    主人公ふたりの過去からの歩み。暗くて重いムードがしっかりと伝わってきます。
    ラストの交わらない会話にグッときました。

  • 小説は概ね、二人の人物像を追いかけています。
    目次にも、第一部翔太の罪・第二部海斗の罰とある。

     山科翔太は、「俺はガキの頃から施設で育った。(中略)児童養護施設。酷え親でさ。飲んだくれのシングルマザー。その挙句に育児放棄だ。家裁の判断で俺は強制的に施設行き。そこは実家に輪をかけて酷いとこだった」

     辻井海斗は、大学生で世田谷に豪勢な実家があるが、仕事用のマンションを何部屋も借りている。
     二人は『カタラ』表向きは会員制クラブの〈職場〉で出会い二人一組で仕事をしている。
     何もかも〈マニュアル〉通りで仕事が進められ、カタラの新人メンバーは毎日最低五時間のコールが義務付けられていた。
     辻井海斗と言う男は、見かけ以上に〈デキる〉男だった。

     マニュアルを作成したのは、「城有」という男で、店のトップ。海斗は、「あのマニュアルは心理学の理論に叶っている」と言い、「大学卒業して就職できたとしても、上になんていけやしない。リーダーになるためのノウハウを何にも学んでいないからだ」などと言っている。店には多くのメンバーが在籍していたが、その中でも二人の営業成績はトップテンになっていた。売掛金が嵩み支払い不能となった女性に対して、最終的には債権をFに売り飛ばすという手口に警察が黙っていなかった。翔太は、ある日突然逮捕された。

     容疑は「職業安定法違反」である。メンバーの内、数人が逮捕されたが、後ろ盾があるものは弁護士がいた。翔太だけが三年の実刑判決を受け刑務所暮らしを余儀なくされることになったのだ。出所後、行き場を失っていたところ、過去の不良仲間の紹介で灰色の半グレから真っ黒なヤクザへと変じた。何の後ろ盾もない翔太には、シノギが出来ない。ヤクザの兄貴分の紹介で、身分を隠したままF嬢の送迎運転手となったのだ。しかし、それが思わぬ転機となる。方や辻井海斗は…。

     著書の帯には、「日本社会の闇と悪をえぐる」と書いているが、先日、TVニュースを視聴していたら、同様の事件が報じられていた。気分が悪くなるほどエグい物語でした。興味がある方は読んでみてはいかがかな。

     少しでも灯りがあるなら闇とは言わない。

  • 本物の悪とは何なのか。
    作品がたどり着いたラストがすごかった。
    会話の流れがどこに行き着くのか、一緒にその場で聞いているような緊張感を味わった。

    第1部の「翔太の罪」はスムーズに内容が理解できたけど、第2部の「海斗の罪」は、海斗がトップ企業で活躍するエリートなだけあって、話の内容も会話も難しくなって読むスピードが落ちる。
    だけど後半になるに連れて、社会のしくみに愕然としながら、じわじわと追い詰められるように没入してしまった。
    派手に盛り上がる訳ではないのに、独特の作風で魅力を感じた。

    半グレの世界を描く暗めの作品だけど、キーアイテムとして「本」が出てくるのが意外だし素敵に思えた。
    作中に登場した外国文学は読んでみたい。

    • ありママさん
      ひまわりめろんさんだ!こんにちは〜!
      いつもレビューじっくり読ませてもらってます!コメント欄のコントも(≧∀≦)
      光文社古典新訳文庫ってあの...
      ひまわりめろんさんだ!こんにちは〜!
      いつもレビューじっくり読ませてもらってます!コメント欄のコントも(≧∀≦)
      光文社古典新訳文庫ってあの表紙の絵が謎の独特なやつですね!読みたい本がありすぎて古典まで手が回らず知識がないけど、ひまわりめろんさんが言うなら間違いないのでしょう!!挑戦してみます♪( ´▽`)
      2025/04/29
    • ひまわりめろんさん
      実はわいもこの『半暮刻』を読んでモーパッサンの『脂肪の塊』を読んでみたんです
      うん、これはもしかしたら人生変わるかもっていう作品でしたよん
      実はわいもこの『半暮刻』を読んでモーパッサンの『脂肪の塊』を読んでみたんです
      うん、これはもしかしたら人生変わるかもっていう作品でしたよん
      2025/04/29
    • ありママさん
      脂肪の絶対読んでみます!
      タイトルからしてそれが一番気になってました(≧∀≦)
      脂肪の絶対読んでみます!
      タイトルからしてそれが一番気になってました(≧∀≦)
      2025/04/29
  • 少し前にブクログ様のプレゼント企画でこの本を抽選で10名様にプレゼントというものが有りました。私も応募したのですが何故この本に興味を持ったのか理由を書く欄がありました。
    「月村さんの作品は未読ですが、こちらの表紙が大好きです」
    純粋な小学生のようなコメントを送った結果、見事に落選しました。

    月村さんファンにも怒られそうですがこの表紙、痺れませんか?
    ラストで漸く意味が分かったこの造語タイトルもセンスが良すぎます。
    そろそろ本の内容よりも装丁が好きなのではないかと自分を疑い始めていますが、ちゃんと読み込んでいますよ!(誰に言い訳をしているのか)

    さて肝心の内容ですが、重い、しんどい、苦しい、の三重苦です。読むタイミングを完全に誤りましたが図書館の予約順番なのでやむ無しです。
    では疲れたのかと言うと確かに疲労はしましたが良い意味での疲労です。ここは月村さんの力量恐るべしと言った所。
    『起動警察』を一度読もうとして時間が取れず断念した身としてはこんなゴリゴリ社会派の方なのですか?と驚いたものですが、『学び』と称した罪を背負った2人の若者の人生を対照的に描いた骨太作品です。
    両親に恵まれずに施設で育った中卒の山科翔太と社会的地位の高い職業に就いている父親を持ち裕福な家庭で育ち顔も良く有名私大に通っている辻井海斗。
    この2人が半グレのような城有が経営する店で出会う所から始まります。ホストクラブを質が悪い感じにしたようなお店です。
    2人がどうなって行くのかが大事な所なので伏せますが、感情移入型読者の方はどちらに移入してしまうかで苦しさの種類も変わって来ると思います。

    恐らく海斗の徹底した選民主義と差別意識にはやり過ぎだろう、と思う方も少なくないと思いますが私はどうしてか海斗が嫌いになれず、むしろ海斗が可哀想になってきて「もう良いよ、やめておくれよ…。」とご老人のように弱々しく心の中で止めに入り、海斗が絵に書いたようなパワハラを女子社員にしていた時も女子社員より海斗が哀れに思えて「もうやめなって…」とご老人のように(以下同文)。

    きっと海斗本人は微塵もそう思っていなくても私から見たら全く幸せそうには見えなかったのでしょうね。
    そんな海斗の務める広告代理店、読まれている方は満場一致で思った事でしょう。これ、〇通やん…。
    これは誇張し過ぎだろう?!とも思う反面、あの事件を思うといや笑えないかも…とゾッとしました。海斗がさらっと「1日36時間勤務」と述べるのに、あれ1日ってそんなに長かったっけ?と一瞬頭がおかしくなりそうでしたが、丁度自分の将来について近頃よく考えているので、でも私も案外ブラック企業でやっていけるかも…と恐ろしくなりましたが基本的には絶対に嫌です。

    さて今回も登場した私のドM根性は置いておいて、一方で翔太には本当に泣かされそうになりました。
    海斗よりもモロに罪を体感させられた翔太は過去の思い出と相まって本当に苦しんでいました。
    そんな翔太を救ったのは1人の女性と海外文学。小説に救われたと語る翔太には共感しか無いのですが、翔太も本の感想等を投稿する事で新しい価値観を開いて行きます。

    私もブクログを始めてから色々な方とお話が出来て学ぶ事が多く、世界もどんどん広がってブクログを始めて本当に良かったと常日頃思うのですが、翔太がお金の無い時でも古本屋で本を探す姿が非常に愛おしく思えました。私もおやつ代を我慢して中古の本を買ったなあ…(最近の話なので笑えないですけれど)

    しかし本作で1番目頭を熱くしてくれたのは翔太を救った女性の一言です。「好きなことをすきなだけやる。それがあたし達の勝利なのよ。」まだ読まれていない方には含まれた意味が分からないとは思いますが、今の私にはかなり響きました。

    タイミングを誤ったと冒頭で書きましたが、少し触れたようにここの所先のことを考える事が多く、海斗と翔太に、生きる上で本当の幸福とは何なのだろうと深く考えさせられました。
    ある意味では良いタイミングとも言えますが日本の社会構造の暗部を見せつけられたようで更に考え込んでしまいました。
    そして本書を読んでいると父の言葉を思い出します。「お前は好きに生きたら良い。でも全ては自己責任だから人のせいにするな。」当時はあまり深く考えていなかったのですが、今思うと重たい言葉ですね。
    父親もアットホームパパではなく仕事人間だったので海斗が憎めなかったのかも知れません。

    というように、状況に寄っては非常に苦しくなる作品で暫く引き摺ってしまいますが、凄く読み応えがありますので社会派ものがお好きな方は是非お手に取って頂きたいです。
    海斗の行く末には心の中のご老人が「お前さんはそれで良い…もうそれで良いんじゃ…」と頷き、天晴れと言う気持ちにまでなりました。

    まだ先ですが、万が一超絶ブラック企業に入る事があっても、社内で全裸で踊り出して心神喪失をアピールし、傷病手当を貰って休職しようと思います。

    位の考えで生きて行った方が楽かも知れない、今の世の中…。

    • yukimisakeさん
      またまた!ご謙遜を!!(擦り付けあい笑)

      得した気分です(о´∀`о)凄くこじんまりした所なのに虫は揃ってます!有難いですー♪
      またまた!ご謙遜を!!(擦り付けあい笑)

      得した気分です(о´∀`о)凄くこじんまりした所なのに虫は揃ってます!有難いですー♪
      2023/12/09
    • ゆーき本さん
      ユキイチは変態のツートップなので、どちらが上とかありません。
      読書で心が救われるっていいね。わたしも最近ブクログ始めてよかったなぁってめちゃ...
      ユキイチは変態のツートップなので、どちらが上とかありません。
      読書で心が救われるっていいね。わたしも最近ブクログ始めてよかったなぁってめちゃくちゃ思ってる!! ここで出会えた人と楽しいやり取り出来ることが楽しくて日々の癒し⸜(*ˊᵕˋ*)⸝♪♪
      ユキ、1日36時間労働はダメだよ!辞める為に全裸になるくらいなら ホワイト企業「株式会社HENTAI」に骨を埋めなさい(。・ω・)ノ゙
      2023/12/13
    • yukimisakeさん
      王者に並んでしまった…!!笑
      ストレス溜まった時に本を読むと気付けば緩和されてますもんね(*´ω`*)
      本当にアウトプットしたり色んな方の意...
      王者に並んでしまった…!!笑
      ストレス溜まった時に本を読むと気付けば緩和されてますもんね(*´ω`*)
      本当にアウトプットしたり色んな方の意見見るのって大事だなと痛感してます!
      癒しですよね、ブクログ(*^_^*)
      『株式会社HENTAI』でもそのうち全裸になる機会がありそうで怖いですが、同じ全裸ならホワイトの方が良いです・⌒ ヾ(*´ー`) 笑
      2023/12/13
  • ”半暮刻”(はんぐれどき)という当て字のようなタイトルが的を得ていた。
    最近まで馴染みのなかった言葉、半グレとはそもそも何だろう。『暴力団に所属せずに犯罪を行う集団で、半グレは都市部を中心に勢力を拡大しており、暴力行為や詐欺行為などの犯罪行為を繰り返している。彼らは暴力団とは異なる特徴を持ち、日本各地で様々な局面で暴力団と対峙する勢力となっている』というから、怖い存在だ。
    半グレ集団がやっている風俗を斡旋する仕事で、協力して良い成績を残した大学生の海斗と施設で育った翔太の二人。二人がそれぞれ主人公となり第一部が『翔太の罪』で 第二部が『海斗の罰』となっている。
    黒より灰の方が性悪で始末に負えないと、違法すれすれに企業と政治が結託して見せつける展開に返す言葉が見つからない。そして筆者は現日本国家体制も同様だと読者に投げかける。ニュースで知る政治家たちを見れば誰もが解る真実。果たして、半暮(はんぐれ)のその後に待っている”刻”は闇かと考えると背筋が凍る思い。

    第一部で本好きデリヘル嬢(後に翔太と結婚)のセリフに「読書に何の意味もない。ただ好きだから読んでいる~ 後略」とあったが、諸手を挙げて賛成です。

    • ひとしさん
      おはようございます
      おはようございます
      2024/05/03
    • しずくさん
      反グレってニュースでも時々聞く言葉ですが、おぼろげに分ったつもりでもきちんと理解していないので調べました。最近、そんな耳に付く言葉が増えてき...
      反グレってニュースでも時々聞く言葉ですが、おぼろげに分ったつもりでもきちんと理解していないので調べました。最近、そんな耳に付く言葉が増えてきていて、理解度を深めようと奮闘しています。
      ‹‹\(´ω` )/››‹‹\(  ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/››~♪
      2024/07/21
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著者プロフィール

1963年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。12年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、13年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、15年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞、19年『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞。近著に『暗鬼夜行』『奈落で踊れ』『白日』『非弁護人』『機龍警察 白骨街道』などがある。

「2021年 『ビタートラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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