うちのお寺は真言宗 (わが家の宗教を知るシリーズ)

  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575287509

感想・レビュー・書評

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  • 「うちのお寺は○○宗」といった"わが家の宗教を知るシリーズ"は、各宗派のものが出ています。
    我が家は真言宗ではありませんが、特に宗徒向けに限定して書かれたものではないため、普通にガイドブックとして読めます。

    仏教徒と一言で言っても、いろいろな宗派があり、だいたい同じだろうと思っても、実は細かく違いがあるようです。
    たとえばお坊さんの「和尚」という呼び方。
    「おしょう」以外に考えられないと思いますが、「おしょう」は禅宗の呼び方で、天台宗は「かしょう」、真言宗は「わじょう」と読むのだそう。
    日蓮宗や浄土宗では和尚ではなく「上人(しょうにん)」、浄土真宗は、僧侶同士では「和上(わじょう)」、檀家は「御印(ごいん)さん」と呼ぶそうです。
    難しいですね。呼び間違えないように「お坊さん」で統一したくなります。

    真言宗の僧侶の持ち物は、三鈷や五鈷など独特なものが多いですが、仏教のシンボルとされる輪宝は、もとは古代インドの武器だったそうです。
    戦う道具が、仏教の象徴になっていることに驚きました。

    日本の密教伝道者として有名な最澄と空海。二人の密教のとらえ方の違いも簡潔に説明されていました。

    密教と修験道との結びつきも言及されています。
    山岳信仰を起源とし、陰陽道や道教などの影響を受けて発展した修験道は、平安時代に密教と結びついて、仏教的要素を持っていったとのこと。

    空海が近畿や四国の山々に入って修行を重ねたことや、それを元に設立された四国八十八ヶ所巡りは、かなり修験道的だということもわかりました。

    数珠の持ち方も合掌の仕方も独特。
    今度真言宗の寺院に行ったらいろいろと確認してみたいと思います。

  • 「我が家の宗教を知るシリーズ」より我が家の宗教真言宗についてお勉強。真言宗の教えの基本や弘法大師の人生、お寺との付き合い方や葬儀の方法、真言宗の名刹など、いろんな角度から要点をついてさっくり説明してくれます。家を守るという意味での大人になる前に基本的なこと知っとくのも付き合いのためにはいいかなぁと思います。
    特定の宗教について書かれていて、このようにまとまって読みやすい本はあんまり見たことがないので、他の宗教についてもこのシリーズで読んでみたい。

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