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- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575292718
作品紹介・あらすじ
第三高等学校(現京都大学教養部)で織田作之助と同級になって以降、共に青春を謳歌しながら純血無頼派作家の生き様を身近に見、戦後文壇を生きてきた88歳の作家の、懐かしくも貴重な私記。
感想・レビュー・書評
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(織田作之助ファンなら星5つか)
著者は織田作之助と三高時代から文学について語り合い続けた友人。
著者の文学ことはじめから青春時代の文学遍歴を織田作之助との交流を絡めて描く。
太宰治、坂口安吾についてもわずかに言及があり、誇張しない文章から無頼派の人々の素顔を見た様な気持ちがする。
著者のヒロポン体験が書かれているくだり、錠剤と注射では効きや後遺症のひどさが違うとか、自分の皮膚を移植する治療法が書かれていて大変興味深かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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