- 本 ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575292817
感想・レビュー・書評
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装幀原案・題字・イラスト / 喜国 雅彦
本文レイアウト・デザイン協力 / ステュディオ・パラボリカ
初出 / 『小説推理』1998年7月号~2001年6月号詳細をみるコメント1件をすべて表示-
猫丸(nyancomaru)さんこれはマンガ?それとも本の紹介?とっても気になります!!!これはマンガ?それとも本の紹介?とっても気になります!!!2012/05/10
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「買った本はちゃんと読みましょう」という教訓が痛い(笑)。
……というのはさておき。実に「楽しい」一冊。本好きの夢(夢と書いてロマンと読みます)がぎっしり詰まってる。本が好きな人なら絶対楽しめること請け合い。古本に詳しくなくても問題なし。読み終わったときには古本集めしたり本棚造ったりポケミスマラソンしたくなったりすること間違いなし。ああ、私も金と暇と書庫があれば古本マニアになりたいぞ(暇は……けっこうあるかもしれないけれど)。-
この本は知りませんでした。文庫にもなってるようなので、近々読んでみようと思っています。。。この本は知りませんでした。文庫にもなってるようなので、近々読んでみようと思っています。。。2012/10/05
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2012/10/06
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楽しい。何故、古本屋関係のエッセイって、どれ読んでも楽しいんだろう。しかも、この本は、内容をミステリ関係の古書に限ってあるから、さらに楽しい。古本屋に行きたくなるのは、この手の本ではいつものことだが、函欠け本の函を作ったり、好きな短編小説の豆本作ったり、本棚作ったりしたくなるのは、この本ならでは。
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『小説推理』という雑誌で連載していたコラム。
著名な推理作家さんも登場するので、テンション上がりながら読めました。
やっていることがいちいち面白くて、今はYouTubeがあるけど、動画なんて無かった時代から、面白いことをやろうとしてる人はこういう伝え方で面白を届けてたんだなと感じる一冊です。 -
何の気なしに手に取った本。
仕事柄、本に関係するようなタイトルの本は気にして読んでいたのですが、何となく読んでいて不思議な感じ。
こ、これは・・・
読み始めて「みうらじゅん」という単語が。
これは・・・
中ごろに単語どころか、ご本人登場。
作者はみうらじゅんさん系列の方だったようで、何となく読んでいてそれを無意識に感じ取ってしまっていたようです。
古本を集める趣味はありませんが、横溝正史文庫の杉本一文さんのイラストのものは集めたくなりました。
本棚を人に見せるのは、本当に勇気のいることかも。 -
7/18 読了。
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後書きに喜国氏が最初に読んだ本が「孫悟空」とあった。年代的に主婦の友社版ではないか。だとすれば、私と同じである。「回想」も読みたいが、単行本は古書として流通していないようだ。
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好きなことに一生懸命な人というのは見てる側も気持ちが良いもので、趣味道ここに極まれりをみせつけられた。作者の喜国さんは本業は漫画家なのだが乱歩好きのルーツからミステリの古本採集にはまっていく。
上には上がいるマニア道のはてしなさとレア本入手の喜びが伝わってくる本だ。 -
江戸川乱歩と古本を愛するマンガ家、喜国雅彦またの名を本棚探偵が、本は“読む”だけではない、と提唱するエッセイ集です。
中身について書いてしまうと面白さが半減するので書けません。とにかく本でいかに遊び、楽しむか、そしてその様子を読むと多幸感に包まれます。特に文庫版についてくる、古本仲間との座談会は古本マニアの方(いるのか? 紹介しておいてなんですが、私は違います)、ぜひ。
「回想」「生還」と本棚探偵シリーズは続きます。バージョンアップしたキクニの姿がそこに…! -
当時に書いた書評です。2002/04/29 読了。
夢中になって本を読んだのは久しぶりです。それだけ面白かったです。
私もいろいろ古本屋通いをしていますが、古本の世界がこんなにも深く、そして恐ろしいとは思いませんでした。私にも禁断症状の兆候が見られるので、用心が必要です。まだ、古本1冊の購入金額の上限が1500円ですが、もうすぐ2500円に上がってしまいそうです。
本好きの方にはお勧めです。
著者プロフィール
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