戦うタイヤ―ブリヂストンF1グランプリ挑戦2564日

著者 : 赤井邦彦

• 双葉社 (2003年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ブリヂストン誕生からF1グランプリ参戦〜連続世界制覇まで。ブリヂストン・モータースポーツの知られざる歴史が今明らかに。

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2011年8月3日]

ブリジストンが、石橋さんの会社だから、ブリッジ（橋）ストン（石）だというのは想像がつきました。
足袋の会社とはしりませんでした。
タイヤ製造業者が、自前の試験をしていることが、タイヤの改善に役立っていることは重要だと思いました。
部品製造者が、本体の製造者に従属していたのでは、よいものができないことの証査ではないでしょうか。

[yamayamayaさんの感想 · 2004年10月29日]

ここ数年、F1ではフェラーリが最強となっているが、その理由はシューマッハがすごい、フェラーリのマシンがすごいとよく言われるが、他のチームを圧倒する最大の理由はタイヤとのマッチングである。この本は日本発の世界第2位のタイヤメーカー、ブリヂストンの生い立ちから、現在のようにフェラーリと密接に協力して、F1界最強になるまでをつづったドキュメンタリーである（03-04年シーズンオフに発行された）。
F1という世界はとても奥が深く、タイヤを取り上げるだけでも、これだけ厚い本になってしまう。F1のすごさを改めて実感し、この本を読めば、なぜフェラーリがこんなにも強いのかという疑問もなくなってしまう。