悪の税金学

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575301359

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい本です。サラリーマンが節税する方法を書いています。税金について考えるよいきっかけになりました。もっと詳しい内容が書かれた本を探そうと思いました。誤字脱字はありませんでした。

  • この日本で理不尽なまでに税金を搾取されているサラリーマンがいかにしてその追及を逃れるか?それが中心になってかかれておりますが、『税金』というものを根本的に考えたいという方にぜひ一読をしてほしいです。

    僕が初めて『税金』というものの存在を本格的に知ることができたのは、初めて勤めた会社で初任給の給与明細をもらってからのことでした。そのときに思ったことは
    「なんやかんやでずいぶんと惹かれるんだなぁ」
    ということでした。でも、世の中の方はそれに対して何も声を上げることなく唯々諾々と従っているのだろうか?と思っているときに、この本に出会いました。

    僕はこの事実をはじめて知りましたが、源泉徴収の制度というものが戦時中に当時同盟国だったナチス・ドイツから伝わってきて、それが現在でも脈々とサラリーマンの給料袋から、保険料だなんだで実に4割のカネをとり、さらにそこから税金をかけていくという現実がこの本に書かれていて、最初にこのくだりを読んだときには唖然としたことを覚えています。

    で、元国税調査官である筆者が、サラリーマン・自営業者がさまざまな手練手管を駆使して節税する様子や、不動産や各種申告を利用しての合法的な「節税」方法を伝授してくださっております。この本を読んで税金に関する無知を僕は改めて思い知らされました。あんまりここで書くといろいろと波並がたつと思いますので、詳しいことはこの本で実際に確認してほしいのですが、とにもかくにも、税金に関する無知は致命的なんだなと僕に気づかせてくれたもので、一読の価値はあると思います。

  • 不動産投資、事業投資の赤字の利用、経費の積み上げ
    サラリーマンの業務委託 
    割と知られたものばかりだった。

    退職した翌年1月1日に海外に居住していれば住民税を払わなくてすむのだろうか。

  • この本で紹介されている節税の手法は次の3つ。

    ・副業
    ・不動産
    ・会社との業務契約

    総合課税である、(1)給与所得、(2)事業所得、(3)不動産所得、のうち (2) と (3) を赤字にすることで (1) を減額し節税するというもの。

    ちなみに赤字といっても、減価償却費やローンの利子、本来は生活費の一部である家賃や水道光熱費の一部など、通常のサラリーマンでは経費にすることが出来ない費用を計上するので本当の赤字ではなく帳簿上の、ってコトですね。

  • 不動産を利用した節税策は使える手だと思うので、条件を整えば挑戦したい。

  • 個人事業主で節税対策を図るのが現実的かなという感じ。

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著者プロフィール

1960年生まれ、大阪府出身。
元国税調査官。主に法人税担当調査官として10年間国税庁に勤務。
現在は経営コンサルタントの傍ら、ビジネス・税金関係の執筆を行なっている。フジテレビドラマ「マルサ!!」監修。著書に『脱税のススメ』シリーズ(彩図社)、『完全図解版 税務署対策最強マニュアル』(ビジネス社)、『サラリーマンのための起業の教科書』(小学館)などがある。

「2023年 『正しい脱税』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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