買おうかどうか

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 126
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575301540

作品紹介・あらすじ

損はしたくない。いい物を購入したい。なるべく得をしたい。そのあくなき思いは、人気エッセイストの品格をも奪う!?妥協の二文字はない、突撃!お買い物エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • ふと目に止まって読んだ本。なんだか年代が上っぽい人の買い物だなぁとおもったら、はやり年配だった。ちょっと自分の買い物と合わなくて少し古い感じがしてしまった…Amazonの内容紹介、違うよね?

  • 少し古い本なので、あまり参考にはならなかったけれど、身近なものが多くておもしろかった。
    インターネットの話はなんであれって簡単にならないのかと思う。うちはダンナが全てやってくれるからいいけども、一人なら無理だな。
    ケーブルプラス電話の話はそうそう!って感じ。うちもケーブルテレビの点検って言いながら、営業された思い出がある。

  • ものを買うときの、あるある。だけどここまで言語化して面白くする腕が見事。買い物するたびに意識してしまいそう。

  • ものを買うまでの葛藤、実際使って後悔したり喜んだり、と買い物あれこれエッセイ。
    読んでいて「あーわかるわかる!」と思ったり「え?そんなことってあるの?」と思ったりしました。ケーブルプラス電話の対応の悪さには驚き。私だったら切れてしまいそう…。

    ものの買い方や欲しい機能や条件は人それぞれなのだなと読んでつくづく感じました。

  • 買い物は、よく考えたようでも失敗はつきものね…

  • 2015/2/10 読了

  • 筆者が実際に商品を買うまでの顛末と、その結果をつづったエッセイ。
    身近なアイテムから、「えっ、そんな商品を?」という、自分にはご縁のないアイテムまで、いろいろ。
    想像以上に、徹底的に研究しているのに、なぜか失敗が多く、申し訳ないが笑ってしまう。
    武田双龍による一文字書も、味があった。

  •  普段、こういったエッセイのようなものは読みませんが、自分以外の人の買い物に至るまでの考えを見ることができて面白かったと思います。

     ところどころ、いきさつを説明するのがうまいと思った。

  • エッセイストの著者が、何かを買うまでの葛藤やその後の感想を綴ったエッセイ。


    何かを買うときは悩む。金額の大小にはかかわらず(多少はかかわるけど)。意外と数百円のような小額の時ほど悩んでしまうこともしばしば。身近な物ほど些細な使い勝手が気になるもの。
    財布・醤油さし・・・あ、なんかこの方とこだわりのポイントが近いかも。私も薬局に醤油さしを買いに行こうかな。
    ネット回線の話には頷くことしきり。私も代理店の説明が事実とは違っていて、キャンセルした経験ありなので。通信事業者って皆似たり寄ったりなのでしょうか?
    家電などは私も事前にリサーチをする方だけど、著者は本が出せるくらいなので流石ですね。自分にぴったりの機能を持ったものを探すのは本当に難しい。
    最後に編集さんが「失敗するほうが面白い」と言うのは本当にその通り。

  • 欲しいものがある。Aという商品ひとつにもいろいろなブランドが存在する。他人の評価、自分の優先軸、いろーんな要素を総合的に判断して、えいっとお財布を開く。しかし、たくさんの情報とたくさんの時間(そしてときにたくさんのお金)を使ったからといって、満足と納得感で満たされる、とは限らない。

    だから買い物っておもしろい、やめられない、のかも。

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著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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