熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575306026

感想・レビュー・書評

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  • バカラですった金を補てんするために関連会社のお金を使いこんでしまった井川が人生を語る。

    ホリエモンとの対談とあまり内容に差がなかった。
    俺様感が随所ににじみ出ている感じがしました。
    やはり帝王学を学んだような人は自己顕示欲も強いのかなと。

    自分を笑い飛ばすような内容かと思っていたが、もっと自己愛が強い雰囲気でした。

  • 4年半前に井川意高氏とホリエモンの対談『東大から刑務所へ』を読みました。

    ホリエモン曰く「井川さんの自叙伝『熔ける』は、累計10万部越えのベストセラーになりましたしね。ちなみに『熔ける』がバカ売れしていた当時、僕の自叙伝『ゼロ』も売り出し中だったんですよ。アマゾンで総合売上1位を取るのが目標だったのに、『熔ける』に1位を取られたせいで『ゼロ』が2位になっちゃった。あれは今でも悔しい」。

    その時に『熔ける』を読んでみたいと思ったのですが
    次々と他に読みたい本が出てきてしまって。
    なぜ今読んだかと言うと、8年半を経て
    この続編が出たからです。

    そういえば今年春山口県阿武町で4630万円が誤送金され、全額カジノで使われ、この先どうなるんだろうと心配していたら、東大法学部卒弁護士が上手に動いて全て回収したという事件がありました。

    井川さんの事件では金額が106億8千万とケタが違いますが、
    この本出版時点で全額返済されていたし、
    「カジノ」と「東大法学部」というワードが共通。

    低学歴で、今日もスーパーで値引き食料を買い、
    賭け事といえばあっという間に終了したたった一度のパチンコだけの私には全く縁の無い世界です。

    しかしビギナーズラック、なんか怪しい。
    続編で何かわかるかな。わくわく。

  • 106億8000万円を子会社からひっぱり、カジノで使ってしまった大王製紙前会長のお話。懺悔というよりは暴露本のような感じでした。(ホリエモンの好感度が少し上がりました(笑))

    大企業の長男として生まれ、努力をして東大にも入り、後継ぎとして仕事も一生懸命にやってきて、自身の家庭も築いた。そんな努力をたくさん積み重ねてきて、周りからは幸せに見える生活をカジノで壊してしまったというのが、恐ろしい。

    人間何のきっかけで転落するか分からない。

  • 元々意思と頭が弱く、論理的思考が出来ない人なのだろうけど、ここまでのめり込んだ一番の要因は借金斡旋する仲介者の存在かな。世間知らずのボンボンがカモにされただけというか。
    創業一族の3代目の実像が垣間見えるという点では面白さはあるが、前半の2/3は基本的には金持ちが自費出版で書いた自伝的内容でしかなく、肝心のギャンブル依存の記述は残りの1/3であり、かなり期待はずれ。
    著者は自己分析が出来てないというか、そもそも依存症の自己分析なんて事が無理なのかもしれない。ギャンブル依存について知るには専門書を読んだほうがいいのかもしれない。

  • カジノで会社の資金を106億円以上使ってしまった会長の懺悔録。
    読んでると会社の為にすごく頑張って貢献した人なのにね・・・
    ギャンブル依存症って怖い。経営者としてお金があると考えが甘くなってしまったのだろうけど。
    真面目にやってても、人生何でつまずくかわからないものです。

  • 100億を超える巨額の資金をギャンブルに使って逮捕された大王製紙の御曹司の手記というか、懺悔本?
    印税は全額社会福祉事業に寄付するらしい。

    あの筑駒を出て東大に現役合格というから、頭のいいかたなのは間違いないのだろう。そして、みなさんが思うほどそうでもない、とご本人は書いているが、やっぱりお金持ちの御曹司で捉えるお金の桁が一般人とは違う。
    100万円ならすってもいい、なんてなあ。
    父親には、鉄拳制裁も含めてかなり厳しく教育されたそうだが、小学生のうちから賭け麻雀を家族でやったり有名な料亭に出入りしたり、十代のうちから父親に連れられて著名な財界人と酒席を共にしたりもしたそうだ。大企業を引っ張るのに必要な、経験も人脈づくりも含めた帝王学だというが、ふーん、そんなもんか。縁のない私には全然わからない。
    やたらと著名人、芸能人の名前も出てくるけど、今回のことにはあまり関係ないような…。

    仕事という面ではなかなかのやり手だったようだが、公私の区別がつけられなかったのは、どこかに創業家の息子という甘えがあったと言われても仕方があるまい。
    言い訳もできない、己の罪の重さは重々承知、罰は粛々と受け入れる、と繰り返し書いているが、どこか他人事っぽく見えてしまうのはなぜだろう。

    庶民の僻みと言われてしまえばそれまでだけど、素直に受け止められなくて星二つ。

    無事に勤めあげて出所したら、今度こそはギャンブルにおぼれることなく、持ち前の能力を発揮して社会貢献してください。

  • バカラで熱くなっていくところは、博打の種類も金額も違いますが、沢木耕太郎氏の『深夜特急』黄金宮殿を思い出しました。佐野眞一氏への批判で、ノンフィクション作家ではなく、フィクション作家には笑いました。アルコールとバクチへの依存を除けば極まともな経営者だったようですね。

  • 再読。面白い。

  • 幼少期から始まる回顧録的な内容。武勇伝多し。

    いろいろ批判の多い人だが、この本を読む限り、正直な部分がかなり多い人だと感じた。

    だが、過剰なギャンブルはダメ、絶対。

    読了45分

  • ギャンブル中毒の怖さ、金持ちの会社の金は俺のもの、返せば良いんでしょ
    返したら減刑になんでならないの?
    みたいな感じが詰まってます。
    ただ、最後のオチはやはり良い意味でおぼっちゃま的な話で終わります。

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著者プロフィール

1964年、京都府生まれ。東京大学法学部卒業後、1987年に大王製紙に入社。2007年6月、大王製紙代表取締役社長に就任、2011年6~9月に同会長を務める。社長・会長を務めていた2010年から2011年にかけて、シンガポールやマカオにおけるカジノでの使用目的で子会社から総額約106億8000万円を借り入れていた事実が発覚、2011年11月、会社法違反(特別背任)の容疑で東京地検特捜部に逮捕される。懲役4年の実刑判決が確定し、2013年10月から2016年12月まで3年2カ月間服役した。著書に累計15万部のベストセラーとなった『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』(双葉社、のちに幻冬舎文庫)のほか、『熔ける 再び そして会社も失った』『東大から刑務所へ』(幻冬舎)がある。

「2023年 『熔ける日本の会社』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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