愚者が訊く

  • 双葉社
3.75
  • (3)
  • (11)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 78
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575306668

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • それぞれのスペシャリスト(賢人)のチョイスが見事で、どの章も面白くあっという間に読んでしまった。
    環境問題について、考えるきっかけになる一冊。

  • 良書でした。自らの生き方を本気で考えなければならない時がきていること、平和ボケしてる場合ではないと感じる対談の数々…。とにかく沢山の人にこの本を読んでもらいたい、そして、一緒に考えることをしたい。読んだだけで終わりにせず、行動に繋げていけるように、少しずつ、頭の端にこれからのことを見ていきたいです。

  • 登場する方々の話が面白く、興味が尽きない。皆さんの話がもっともっと聞きたいので、著作本を買ってみようか。

  • 世の中に情報は溢れてるけど、果たしてどれだけのことが理解できているのだろうか。
    聞いただけで理解したつもりになっていないか。

    立ち止まって考えることも大事だなぁ。

  • 約2千字の「はじめに」が実用的な「愚者が訊く」(倉本聰・林原博光、双葉社)。倉本さんみたいな「賢者」がその筋の専門家に話を訊く時には、こういう題名や前書きが必要なんだな。庶民もたまに偉そうなことを言わなければならない時がある、その弁解で使える言葉の数々がここに。

                      ・ ・ ・

     「(この本で読者の方々に知って欲しいのは)無知をさらけ出し彼らにぶつかる度胸と勇気を持つ大切さである」の「彼ら」の選び方がそもそもだ。先頭の池上彰さん(「分かりやすい伝え方」)に膝をうちつつ、海洋学者、養蜂家、環境理学博士、霊長類学者、原子核工学者、農民作家の話に贅沢な時間を過ごす。森羅万象の事実と無知な私を実感。勉強、先生、生徒の関係を思う。「訊く」は、聞いた内容を理解してそれに応じること、「聴く」とも書く。「聞く」は音やこ声を耳で感じる(知る)こと。【新明解国語辞典】

  • 久米書店

  • いろんな方からのインタビューで、わかりやすい話を引き出そうとした、富良野自然塾の季刊誌の記事からまとめた本。
    わかりやすい解説の池上彰さんが一番最初の相手、他は環境や農業、原発などのオーソリティーとの対談。
    面白いしわかりやすいが、感覚的で、突き詰めにくさが、対談本ゆえか。

  • 「愚者の質問」に続く対談集ですね。。。

    双葉社のPR
    「北海道・富良野の豊かな自然の中で環境教育活動を行なっている脚本家・倉本聰が、自然のあり方、ヒトの行く末、日本の未来について、
    一流の専門家たちに恥も外聞も捨て、愚者として初歩的な質問をどんどん問いかける対談集。
    「誇りを捨てなかったら得られなかった」―― 珠玉の知識に溢れた一冊。
    対談相手はジャーナリスト・池上彰氏、ベストセラー『原発のウソ』の京大助教・小出裕章氏、地球惑星科学者で東大名誉教授・松井孝典氏など7人。」

    倉本聰・富良野塾・富良野GROUP 公式ホームページ
    http://www.furanogroup.jp/

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

倉本聰(くらもとそう)
一九三五年東京生まれ。脚本家・劇作家・演出家。東京大学文学部美学科卒業。『前略おふくろ様』『北の国から』『昨日、悲別で』『優しい時間』『拝啓、父上様』『風のガーデン』『やすらぎの郷』など数々のヒットドラマの脚本を手掛ける。七七年からは富良野を拠点に活動。

「2022年 『脚本力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

倉本聰の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×