田中角栄 相手の心をつかむ「人たらし」金銭哲学

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575311143

感想・レビュー・書評

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  • 金が欲しいっス

    ってな事で、向谷匡史の『田中角栄 相手の心をつかむ 「人たらし」金銭哲学』

    おやっさんはやっぱり凄いね

    時代もあるかもしれんけど、金と気配りで総理大臣にまで登り詰める天才ですよ。

    ほんとにスーパーマンで本物の政治家じゃね。

    現代に闇将軍の様なカリスマが居ないとね……。

    2018年86冊目

  • 少々期待外れ。
    ありがちなまとめ方は残念。

  • 信用とは約束を徹底して守ることだ。約束の1つひとつを守り、それが積み重なった先に、あの人のいうことなら大丈夫という全幅の信頼がおかれる。

    リアリストとは味方を作るより敵を減らすことが大事と発想する。鳥は逆風を舞い上がる。角栄の度胸と根性が分某といいう逆境の中で培われたものであるとするなら、角栄は逆風に立ち向かい、羽根を広げ、懇親の力d絵はばたかせ、大空を飛翔していった。

    力は人を支配できても人望まで得ることはできない。力に人間的魅力が備わり、これを両輪としてこそ、人の心をつかめる。

  • 先日都知事を辞職した舛添要一を思い出してしまうが、田中角栄はそうしたセコさと対極にいる人物のようだ。とにかく金で人心を掌握する技術は天晴れとしか言いようがない。決して恩を着せずに、それでいて相手を思いやりながら金を渡す。いったいどこからそんなにたくさんの金が湧いてきたのかわからないが、一つ一つのエピソードが仰天で圧倒される。「結婚式は招待状がなければ行けないが、葬式は見つけたらすぐ行け」というくらい葬儀を大事にしていたという。ただ単に金を出すだけでなく、他人への心配りがとにかくすごい。ダーティなイメージしかなかったが、田中角栄の人間臭さがよくわかった。あまりにも良い話しか出てこないのが気にはなったけど。

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著者プロフィール

1950年生まれ。作家。20余年にわたって、安藤昇の秘書役を務める。

「2017年 『実録 安藤組 ~餓狼の系譜 安藤組最後の戦い編~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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