悪意とこだわりの演出術

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 244
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575311549

感想・レビュー・書評

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  • 説教シリーズやモンスターシリーズなど、企画がなければこの世に生まれたなかったはずの悪感情を発現させることに定評がある水曜日のダウンタウン。
    筆者が関わる番組は、素人出演者へのツッコミが辛辣だったり、演者への追い込みが厳しすぎたりして、正直見ていられないことも多いのだが、そこでしか見られない、新しい知見を得られることも多い。
    そのエッセンスの秘訣がわずかでも汲み取れるのかと期待して本書を手にとったが、そんなことはなかった。
    期待してた対談もボリューム不足。作者の過去作品の回顧と確認を楽しむ分には楽しんで読めるが、そうでもない一般人にはオススメできない一冊。

  • 意外にも作り手としての熱い想いがいっぱいで面白かった

  • 藤井さんにOB訪問しているような気持ちになれる本です。考えていらっしゃることを冷静に素直にそして謙虚に表現されています。
    とても自己分析を上手くされている方だと思います。自分のことを知っているからこそ、藤井さんの個性をいかんなく発揮されてユニークな番組が出来たのだなと思います。
    バラエティ番組制作の中の人のことがよく分かるので この業界を目指す方は一度手に取る価値があると思います。
    私はリンカーンが始まった頃にちょうどTBSでバラエティ番組収録のバイトに入っていたので、当時の制作側の裏話が聞けたのはとても感慨深かったです。

  • Kindle

  • 水曜日のダウンタウン等あらゆる人気番組を手掛けている演出家、藤井健太郎さんの考え方に触れる事は誰にとってもプラスになると思う。

    工学域 3年生

  • TBSの番組プロデューサーによる仕事論。
    バラエティ担当らしく、数字以上に自分が面白いと思えるか?重視の職人魂全開の内容。
    迎合やカドが取れつつある自分に、喝が入る啓発本。

    個人的には歴代企画した番組の裏話が興味深かった。

  • またジャンル分けに困る感じの本だな…

    水曜日のダウンタウン、「ほんとにここのスタッフ性格悪いよね」(褒め言葉)という主人の言葉もあり、どういう人がどういう風にものごとを考えて作っているのか、ものすごく興味があった。読んでみたら、割と思った通りの人物像だったから意外性はなかった。よくも悪くも、普通の人の範疇なんだと思う。悪意という部分にこだわることで色を出しているけど、そこにこだわるという姿勢は至ってまじめで、サラリーマン的。
    器用貧乏だったり、仕事を仕上げるときに100%思い通りになるよう全部自分でやりたい派だったりと共通するマインドもあったので、仕事に関しては大いに頷けるところもあった。

    ただ、若さというか、抑えがたい青臭さがどうしても感じられる。それもまだ彼の年齢を考えれば納得するんだけど、脂がのりきって円熟味が出てくるのはこれから。あと5年といわず、もう少し頑張ったらいいのになぁという点がちょっと残念…保険を張っているように感じてしまうので。

    とはいえ、その5年で引き続き悪意とこだわりに満ち満ちた番組を産み出していってくれたらと思う。

    --

    『水曜日のダウンタウン』『クイズ☆タレント名鑑』など、数々のバラエティ番組を手がけるTBSプロデューサーによる初の著書。
    人気番組が生まれる背景、芸人の凄さのヒミツから、「ナレーション原稿もすべて自分で書く」こだわりの演出に宿る信念、
    藤井ワールドの特徴でもある〝悪意〟の正体まで……。テレビ界、最注目プロデューサーがその「手のうち」を
    余すことなく語った、ファンならずとも必読の一冊!
    「本当に好きなことでしかその人の最大のパワーは出ないし、本当にやりたいことで突破していかなければ、
    そこに未来はありません」。

    □第1章 番組作りのこだわり
    自分の「好き」と「面白い」を突き詰める/ダメならダメなりの見せ方を/悪意の正体/説明過多は醒める/
    人一倍高い反省力と心配力 etc…

    □第2章 藤井健太郎 全仕事
    限度ヲ知レ/クイズ☆タレント名鑑/テベ・コンヒーロ/水曜日のダウンタウン/芸人キャノンボール2016 etc…

    □第3章 テレビマンの青春
    入社試験で一度は落ちているTBS/お笑いのノウハウを学んだ『リンカーン』/松本人志の圧倒的な打率/
    溜めこんだ無駄が活きてくる etc…

    □第4章 サラリーマンこそフルスイング
    原動力は「見栄」/面白いモノに価値がないと思われるのはマズイ/会議ネタは少なめに/
    「やらせ」をするのは平和な番組 etc…

  • 『水曜日のダウンタウン』の「四国がオーストラリアに変わっても意外と気付かない説」は『6枚のとんかつ』からの確信犯的なパクリ、と思っていたが、製作者にはその自覚がないようだ(119ページ)。別ルートで独自に思いついたのかな?オリジナリティをどうこう言うようなアイデアでもないけれど。筆者はテレビ的なずらし、はずしが得意と書いており、先代の遺産を最大限利用してやんちゃする二代目ボンボンという印象である。優秀な二代目は少ないので、大勢の芸人が彼と仕事をしたがるのは当然と思う。

  • くだらないことを、楽しく真面目に本気でやってる藤井さん。超、かっこいい!
    やってることも考えてることも、絶妙なバランス。

    「頭はクールに行動は大胆に」

    これからも藤井さんの番組で笑い続けたい。

  • 「クイズ☆タレント名鑑」などを作った人の本。
    かなり独善的で自分が面白いと思うものを作っていくスタイルというのを自覚して突き詰めていっているらしいことがよくわかる。
    納得はできたが、他人から見たらまさに悪意だと思う。

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