裸の資本論 借金返済50億円から学んだおカネの法則41

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 63
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575312638

感想・レビュー・書評

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  • かつて「AVの帝王」と呼ばれた著者の、自身の経験や、知人、友人のエピソードをもとにおカネへの考え方を提言した本。なんと著者は50億円もの借金を抱えたことがあるとの事。
    各章の冒頭にはおカネにまつわる古今東西の名言が配されていて、著者の教養の高さもうかがえる。
    どれもが珠玉の名言であるが、特に#12の「収入にいつも不満を抱くのは、仕事は労働力の提供ととらえるだけで、軽軽の蓄積であると考えていないからです。」には特に納得した。

  • ナイスですね!

    ってな事で、村西とおるの『裸の資本論 借金返済50億円から学んだおカネの法則41』

    村西とおる監督のおカネの使い方。

    もう、凄いね。考え方が並じゃナイス(笑)

    ビニ本の帝王、ハメ撮りの帝王と異名を持ってて誰かに似ているなぁと思ったら闇将軍の田中角栄と似とるなっとw

    二人の共通するお金の使い方、考え方があってなるほどなって感心したね。

    いや、ホント凄い

    2018年88冊目

  • 面白かった。面白すぎたかもしれません。
    以前読んだこの人の本にも星5つ、つけていた。
    その時は「気の迷いかな…」と思っていたが笑
    やっぱりナイスでした。
    コンプラ無茶苦茶だけど、
    エグるように本質をついてきます。
    そして、励まされます。
    第一印象で「ムリ!」な人はともかく、
    少しでも興味がある人には、
    是非ともおススメします。

  • 2017/6/11発行
    2020/9/11読了

  • しかし、素晴らしい本だった。
    この本は「おカネの法則」といった副題がついているけど、決しておカネ中心の本ではなく、よりよく人生を生きるためにおカネをいかに上手に使うかという本かなと。

    でも、決して説教臭くないのが村西流。
    50億円という借金を返した苛烈な経験をはじめ、自身のおカネに関するエピソードをふんだんに入れ込みながらも語るんだよね。
    女性経営者のご奉仕、VHSビデオ普及のエピソード、任天堂の山内社長、1日2千円の伝説のスカウトマンなどなど、氏の幅の広さに改めて舌を巻く。
    そして、素晴らしい言葉の応酬だ。
    「スーパー社員はいりません。求められてるのは、それぞれが自分のポジションを全力投球で死守することのできる人間です」「プロフェッショナルな職業人で働く時間を気にする人はいません」「己の能力を見極めて、徒や疎かで専門外の商売には手を出してはいけません」といった、仕事人としての熱い言葉の数々に胸が熱くなる。
    素晴らしいのは、「おわりに」だ。
    氏は死について語るんだけど、
    「『死』という挫折から免れた人間など一人もいない」と、死を無慈悲な挫折として語るんだよね。
    そんな挫折が必ず訪れるからこそ、それまでに何度倒れても起き上がるめげない心を持つ、泡沫の人生の成功や失敗など取るに足らない・・・と僕は理解した。

    改めて、生きる勇気が湧いてきた素晴らしい本だったね。

  • 借金50億を見事返済したAV界の村西とおる監督のお金に関する話。

    本人のお金に頓着しない価値観、そして何より彼の半生記がとても面白かった。

  • 最近の20代の子が、村西とおるさんを知らないことに、時代の移り変わりを感じる今日この頃。

    村西監督。
    一周回ってカッコいい。
    なかなか面白いことを書いてます。

  • 先に読んだ本と被るところもありましたが、
    やはり、どちらかというとアングラな世界に生きて、
    大きな借金を背負った方だからこその言葉だと思う。

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著者プロフィール

本名・草野博美、職業・AV監督。1948年、福島県生まれ。1967年、福島県立勿来工業高校卒業後に上京。1970年、英語の百科事典『エンサイクロペディア』のトップセールマンとなる。その後、紆余曲折を経て1978年、AV業界に進出し、1988年にダイヤモンド映像を設立。黒木香、松坂季実子、卑弥呼らを擁し、最盛期の年商は100億円。しかし1992年、衛星放送の投資に失敗、負債総額50億円で倒産する。その後、タオル販売、蕎麦店経営、アダルトグッズ販売などを経て借金を完済、現在に至る。

「2021年 『全裸監督が答える不道徳で世界一まっとうな人生相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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