やれたかも委員会 1巻

著者 :
  • 双葉社
3.69
  • (9)
  • (24)
  • (18)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 237
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575312737

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 思考はどんどん先走るのに体は全然動かないこの感じ。

  • 一言で言うと「とてもくだらない!(褒め言葉)」
    夜寝る前、あと少し何か見てから寝たいなという時にちょうどよかったです。ヤレたかどうかを判断する委員会という発想自体は面白かったですが、出オチ感というか全てがそれだけなので正直後半は飽きました。一応2巻も読んでみましたがやはり初めて読んだ第1話以上の面白さは感じられませんでした。

  • 「やれた」「やれた」「やれたとは言えない」
    童貞男子目線のリアリティスゴイ!
    そして訪れる郷愁。

  • 発想大好き。やれる人には出会えないやれたかものジレンマ。塾長言ってること意味分かんないけど、ありがとう!って気持ちになる。心が軽くなるから不思議。

  • 色々意見があるとは思いますが、べかこ、上沼、ゲストによるトライアングルが一番好きでした。仁鶴師匠!死確のオイラの人生を丸くまとめてくだせぇ・・・

  • 「やれたかも」にあるある〜!と共感を覚える層、あるいは他人事、第三者的視点で見つめる天上人たち。後になればなんてちっぽけなことを恐れていたんだ、やればよかったじゃん!と落胆するのだけど、結局その場で何を成すか、踏ん切りをつけられる勇気があるかどうかじゃないかな。そう言ってる時点で俺が前者であることは明白なのです。様々な「やれたかも」がフラッシュバックしてきてあまり精神的に良くない本でございました(褒め言葉)

    【読了時間:45分 / 3日】

  • 昔どこかでちょっと読んで、ああ、この本は素晴らしい!と思ってたんだけどヴィレヴァンでやっと発見。購入。後書きを読み、この作品の魅力の言語化がやっとしっくりきた。つまり、これは、純愛物語なのだ。そして、フォーマットとしては法廷モノ。偶有性のスリル。やれたかもという物語を胸に抱くことが自分を形作るというようなことがこれも後書きで語られているけど、本当にそう思う。

  • 「やれたかもしれない」
    それは、童貞が思い描くパラディソ

    あの時、あと一歩踏み出せば

    あの時、何て言うのが正解だったのか

    【やれたかも委員会】に過去にあった「やれたかもしれない」事案を判定してもらいいつまでも燻り続けるモヤモヤをパラディソへ昇華させる情念....つか、やけにリアルなディテールが部室でワイワイいつまででも話していた頃を思い出します。

  • あぁ、甘酸っぱい!少しゲスいけど甘酸っぱい!そこがリアル。青春ですね…(笑)

    1話目が「いや、やれないでしょ」って話だったので、最後の月さんの言葉が無かったらその先読まなかったかも。危ない。
    委員会は女性だけで構成した方が正確な結果が出そうだけど、まぁそれだと悲しくなっちゃうかも(笑)

    女性ってサインを出しつつ、男性が正常な性欲があるか、積極的・適切に行動できる性格か、自分に忠誠心があるか、等々を、無意識にテストしてると思うんですよね。
    男は数打てば子孫残せますが、女は妊娠・授乳に何年も自由を奪われますから、男の見極めは大事なのです。
    結果を出せない男の子供に何年も取られるのはかなりの痛手ですから。
    だからやれるかのテストは、男が思ってる以上に厳しいのかも。
    結局、やれなかったという事実は、テスト不合格だったことを意味してるんですよね。。

    冷静に考えたらやれないエピソードが多いですよね。友達がコンビニ行ってる間とか、徹夜カラオケ明けの朝とかさ、デリカシー無いにも程があるでしょ(笑)猿かよっていう。

    月さんの言うことはもっと手厳しい。女の私でもそこまで言うか…!でもそうかも…と、思わされてしまう。

  • "コメディ。あの時、別の行動を取っていたら、もっと深い中になったかも?という体験を告白し、審査員に判定してもらうシーンが続く。なぜ告白するのか?この3人は何者か?謎のまま・・笑
    おもしろい"

全21件中 1 - 10件を表示

吉田貴司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×