- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575315783
作品紹介・あらすじ
『一発屋芸人列伝』『ヒキコモリ漂流記 完全版』など“書き手”としても、
いま大注目のお笑い芸人・山田ルイ53世の最新エッセー!
お笑い芸人で、貴族(?)で、一人のパパである山田ルイ53世の、
穏やかで、時にほっこりとして、ちょっとだけスリリングな日々。
なぜなら、娘には絶対に知られてはならない「ヒミツ」があったから──。
「パパがしごとにいくと、なんでシルクハットがなくなるの?」
「パパ、『ルネサーン』なんでしょ?」
愛する娘“もーちゃん”にパパが芸人と知られてしまったら……、
ましてや近所の悪ガキに知られ、「お前の父ちゃん一発屋ぁ~」などと、
もーちゃんがイジられるなんて……そんなモヤモヤを抱え、
日々、鋭くなる一方の彼女の「推理」を交わしつつ、
精一杯「フツーのお父さん」であろうとする悪戦苦闘の毎日。
そんな愛すべき日常を綴った珠玉のエッセー、ぜひご一読を!!
感想・レビュー・書評
-
自分の父が芸人だったらどう感じるのだろうと思いながら読んだ。再度ブレイクしてほしいような、このままのほうがいいような。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一発屋芸人のことを書いてる本はとても楽しかったです。誇りと失意のブレンドのなかでのスタンスの取り方が絶妙だと感じました。
しかし、子の親というスタンスに、一発屋芸人というスパイスを混ぜても、あまり光るものを感じられませんでした。凡百の子育て論から差別化しきれていない。ぼくが、この本のいいところを読み切れていないだけかもしれませんが。
【2021年4月7日読了】 -
この方の文章に断片的に触れる機会があって、どれも読ませる内容で惹きつけられました。
まとまった量を読みたくなり本があると知り手に取りました。
情景が浮かぶユーモアあふれる文章。幼い娘さんとの愛おしい日々が綴られています。
まとまった量でも読んでいてとても楽しかった。
娘さんとパパの正体の攻防は、今はどうなっているのだろうか。
成長した娘さんの意向もあるだろうけれど、本になってくれたら読みたいですね。 -
スーパーベリーライトで読みやすいを通り越して噛みごたえゼロみたいな物足りなさはあったけど逆をいえば軽〜〜いものが読みたい人にはおすすめ。もうほとんどブログ記事。
でもエピソードは和んだし順三さんのユーモアは楽しいので悪い本ではなかった。パパが芸人だと確信する瞬間楽しみですね! あとのぐち君はウケる。 -
2021/08/17
-
次女への隠すのは、どうしていくのか続編が気になる。
-
著者の山田ルイ53世は言わずとしれた一発屋として知られるお笑い芸人の髭男爵。
そんな山田ルイ53世の文章はとても面白い。
自虐をベースにしながらも何気に風刺が来ていてなんとなく痛快なのである。
娘には髭男爵であることを秘密にしている著者だが、そろそろ限界が来ているようだ。
娘もいずれパパの仕事を知り、いつかは社交界にデビューする…のかもしれない。 -
男爵さんファミリーのほっこりエピソードに癒されます。
しかもきっちりと笑わせてくれるし。
一発屋なんて揶揄されるけど、一発当ててる男はやっぱりさすがですね。
脱帽。 -
20201204
著者プロフィール
山田ルイ53世の作品





