夜明けの図書館 (ジュールコミックス)

著者 :
  • 双葉社
3.73
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本棚登録 : 1453
感想 : 210
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575334623

感想・レビュー・書評

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  • 新人司書 葵ひなこが、図書館で、レファレンス=利用者の"知りたい"を調査・お手伝いする仕事 などを奮闘するお話。
    ひなこの性格が、前向きで、頑張り屋さんで、好感が持てた。
    利用者さんの調べ事が、ひなこら図書館員さん達の努力により、きちんと解決するのが、読んでいて気持ち良い。各話にヒューマンドラマがあり、読んでいると、心が、温まり、元気が出てくる。

    、、、私もレファレンスというサービスを利用してみたいけど…ひなこほど親身に相談に乗ってくれるものなのかしらん?ひなこみたいな司書さんがいればいいな〜、と、思いました。
    この漫画、読後感とっても良かったです。
    紹介して頂いた、夜型さん、ありがとうございました!

    • りまのさん
      夜型さん
      諸事情により、「図書館の主」全15巻は、手を出しかねます。ごめんなさい。今、いろいろと事情を書いていたところ、間違ってコメント 消...
      夜型さん
      諸事情により、「図書館の主」全15巻は、手を出しかねます。ごめんなさい。今、いろいろと事情を書いていたところ、間違ってコメント 消してしまいました。昨日もハードカバーの本を買ってしまいましたが、今日、これ以上本を増やさないように、お世話になっているところから、また注意が入りました。「レファレンスと図書館」は、図書館が利用できるようになったら、読んでみたいと思います。
      いろいろ考えていただいて、ありがとうございました。
      2022/02/15
    • 夜型さん
      僕も僕で、書籍をどうにかしないと足の踏み場がなくなります。
      明智小五郎状態です。

      草子ブックガイドは古本しかないので、オススメしにく...
      僕も僕で、書籍をどうにかしないと足の踏み場がなくなります。
      明智小五郎状態です。

      草子ブックガイドは古本しかないので、オススメしにくいのですよね。

      色々あるのですね…どうか朗らかに。
      2022/02/15
    • りまのさん
      夜型さん
      ありがとうございます!
      気持ちは元気いっぱいですよ!
      毎日、どうにか、楽しく暮しています♪
      夜型さんも、お元気で、ステキな日々を過...
      夜型さん
      ありがとうございます!
      気持ちは元気いっぱいですよ!
      毎日、どうにか、楽しく暮しています♪
      夜型さんも、お元気で、ステキな日々を過ごされますように。
      2022/02/15
  • 心が温まります

    夜明けの図書館シリーズの1作目 
    2011.10発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。
    記憶の町・わたしの町、父の恋文、虹色のひかり、今も昔もの4話。

    マンガで図書館の仕事を紹介する本です。
    そして新人の司書・葵ひなこが、4つのレファレンスで来館者の心を温めます。

    【記憶の町、わたしの町】
    暁月市立図書館に採用された司書・葵ひなこが、80年前の市内にあった郵便局の写真を探している老人を助けて悪戦苦闘ののちに探し出すお話しです。老人は、昔親切にしてくれた郵便局員の人が夢に出て来て、どうしてもその思い出の郵便局を見たくて図書館にきました。

    【父の恋文】
    父は、60才の還暦の時に、一人娘の私を生んで35年後に亡くなりました。片付けをしていたら父のくずし字で書いた手紙が出て来ます。葵は、くずし字を読むために、くずし字の本を借りに図書館にきた娘の力になって、その手紙が、娘に宛てた恋文で有る事を解読します。

    【虹色のひかり】
    小学生が歩いていると自分の影が光る事を学校で話すと、嘘つきと呼ばれそれを証明するために図書館にきます。庶務の大野は、小学生の話から「ブロッケン現象」で有ることを突き止め、その現象が出る方法を書いた本を探します。学校で、実験をして小学生はとても喜びます。

    【今も昔も】
    恋をした女性が、恋人に素直に想いを伝えるべきか悩んで、図書館にきます。その女性は、昔の都市伝説を探しています。葵は、助けながら女性の心に寄り添って、昔の記述を探していきます。女性は、葵の助言で勇気をもって彼に想いを素直に伝えて良かったです。

    【読後】
    4つの話それぞれに、読後感が良く、ほっこりします。特に「父の恋文」が、良かったです。そして図書館業務の中でレファレンス業務が如何に来館者を勇気づけるかを、マンガで分かりやすく書いたものです。
    私は、本はほとんど図書館で借りますが、レファレンスは、一度も利用したことがありませんでした。今度利用してみてもと思いました。
    次作を読むのが楽しみです。
    埜納タオさんの本を読むのは初めてです。

    【初出】
    「JOURすてきな主婦たち」に、第1話「記憶の町、わたしの町」は、2010年10月号。第2話「父の恋文」は、2011年3月号。第3話「虹色のひかり」は、2011年7月号。第4話「今も昔も」は、2011年9月号に掲載したものです。

    【JOURすてきな主婦たち】
    『JOURすてきな主婦たち』(ジュール すてきなしゅふたち)は、双葉社が発行する日本の女性向け月刊漫画雑誌。1985年、『Jour(ジュール)』として創刊。2000年、『Jourすてきな主婦たち』に誌名を変更。発売日は発行月の前月2日。
    読者層は出版社の広告向け資料によれば2008年の時点で25歳以上の読者が9割近くを占めており、当時の当雑誌は「25歳以上の既婚女性」向けを謳っていた。2011年の時点では31歳以上の読者が9割近くを占めるようになっており、当雑誌は「30歳以上の既婚女性」向けを謳うようになっている。
    ←Wikipedia
    2021.03.23読了

  • 『夜明けの図書館』 全7巻完結
    著者(作・画) 埜納(ののう)タオ さん

    ライブラリー オブ ザ イヤー 2021
       「ライブラリアンシップ賞」受賞

     さもありなん。恥ずかしながら、このコミックの存在を最近知り、ハマってしまいました。普段漫画はほとんど読まず、読んでもブクログへは登録していなかったのですが、今回は初、いや例外で登録しました。一人でも多くの図書館司書、学校司書、教員の皆さん、さらに本好きの皆さんに、声を大にしておすすめします!

     葵ひなこ(25歳)が、本と人を繋げる仕事として司書デビュー。レファレンスサービスに悪戦苦闘しながら、明るく真摯に図書館業務に取り組むお仕事漫画です。利用者の無理難題・謎解きを解決していく構成になっています。調べることの楽しさ、学ぶことの喜びの大切さを優しく教えてくれます。

     情報化社会に拍車がかかり、学校でもICTが進んでいる今、図書館の3つの機能(読書センター、情報センター、学習センター)の重要性を再確認する必要がありそうです。
     スマホやタブレットで、「虫の目」的にピンポイントで簡単に情報収集できる時代ですが、図書館や書店の書架を、新聞を読むように「鳥の目」的に俯瞰して観る機会が減っているように思います。気付き、新たな興味などのきっかけを大切にしたいものです。〝難儀して〟自分の力で調べ、試行錯誤して何とか解決する経験は大事ですね。

     埜納さんの作画もほんわかと優しいタッチで、笑える場面もあり、知的欲求をくすぐること請け合いです。
     こんな素晴らしい司書いないよ、人間そう簡単に変わらないよ等ツッコミを入れる人もいるかもしれませんが、このコミックの価値は大きいと思います。
     10年で7巻と遅筆なのも、熟考しながら内容・視点・切口に時間をかけ、仕事が丁寧な証拠だと思います。ぜひご一読を!

  • レファレンスって言葉
    知ってますか?

    昔読んだ本をもう一度読みたい、
    あるテーマについて詳しく知りたいなどの、

    利用者の
    ”知りたい”を調査・お手伝いする仕事を
    「レファレンス・サービス」と呼び、
    図書館において
    重要な業務となっています。


    自分も図書館が好きで
    よくうろうろしてるけど、
    こういうサービスがあることを認識してなかったので
    かなり勉強になったし、
    興味深かったです。


    何十年も昔の
    郵便局の写真を探す依頼であったり、
    父親の恋文のくずし字を解読する依頼であったり、

    新人司書のひなこが、
    老若男女様々な年代の利用者から
    日々受ける質問は多種多様で、
    迷宮入りしそうな難問ばかり。


    そんな依頼に悪戦苦闘しながらも、
    利用者の悩みや願いを汲み取り
    成長していく主人公ひなこが
    なんとも健気で、
    知らず知らずのうちに応援している自分に気づきます☆


    そして市役所から転属してきた
    ひなこの同僚の「大野」の目を通して、
    今の図書館への問題提起も同時に描いています。


    ただ漠然と
    図書館で働けるなんていいなぁ〜って
    憧れてた時期もあったけど、

    本が好きなだけじゃなく
    人が好きで
    なおかつ体力がないと務まらない職業だということが分かったし、

    図書館員さんの苦労や喜び、
    図書館に関するすべてのリアルを
    分かりやすく教えてくれます。



    本が教えてくれる
    「知る歓び」。

    人は知ることによって
    その都度その都度、
    新しい自分に生まれ変われるし、

    開くだけでどこへでも連れて行ってくれる
    本の魅力は尽きない。


    速さだけを求めるなら、
    断然ネットの方が速い(笑)

    でも本当は、
    本も音楽も、
    自分で「探すこと」
    「見つけだすこと」が
    いちばんの醍醐味なんですよね。

    苦労して見つけた情報だからこそ
    それは記憶に残るし
    自分を作る身となりえる。


    その逆に
    読んでもどうせ忘れてしまうのに
    人はそれでも本を読みます。

    忘れてしまうからこそ
    同じ本を何度でも読む楽しみがあって(笑)、

    忘れることを前提として
    何度でも読めるのがまた、
    本の醍醐味でもあるんですよね。


    人と本を繋げていく
    司書の仕事に興味がある人、

    本や図書館が好きな人なら、
    無条件に楽しめる内容の漫画だと思います♪

  • 主人公は新米司書の葵さん。
    念願かなって図書館に勤め出したばかり。
    そんな彼女が利用者からのレファレンスに応えつつ
    自分も少しずつ成長していく物語。
    プラス「本庁」組の職員・大野さんの
    図書館もまぁいい職場かな…になるまでの物語つき。

    職業病で、つい読みながら
    葵さんと一緒にレファレンスしたり(^◇^;)
    ダンスのステップ…社交ダンスか…とか
    影が光る…理科だよなぁ…とか。
    こういうと語弊があるけど
    レファレンスってほんと連想ゲームに近くって
    意外なところにヒントが転がっているから
    あなどれないんですよねぇ。

    さいわい彼女は、すべてを解決できて良かったわ♪
    実際はどうしてもわかんないことも多いから…。
    でも、やっぱり好きな仕事なので
    いい感じに描いてくれて嬉しかったです。

  • いまの自分に合う本を探してくれるサービス、図書館のレファレンス。

    どうも迷惑をかけているようで利用しづらく、司書の人たちの気持ちを知りたくなり、本書を手に取りました。

    本当にこの漫画に書かれていることを司書の方々が感じているのかわかりませんが、利用者とともに探し出すなかで描かれる人間模様がとても印象的な作品です。

    毎話毎話で泣かされるとは思いませんでした

  • レファレンスサービス。図書館の種類によってかなり違ってくる。でも基本は、「利用者が自分で資料を探し出して疑問を解決する」ものだと習う。本書では、自分で探し当てる喜びを味わえてない利用者が多いなと思った。司書が主役な漫画だから仕方ないんだけどさ。
    何はともあれ、図書館が舞台の漫画、良い。

  • よく図書館について描かれている!!「図書館の主」もそうだけど、こっちはより身近? 

  • 新米司書による奮闘記・第1巻。主にレファレンス業務に焦点を当て、利用者からの本に関する疑問や質問を館内のどんな資料を用いてどうゆう経緯で解決まで導くかを描いている。

    PCや携帯を使って簡単にものが調べられる現代に、様々なアプローチでより正確な情報を導きだす司書はまさに専門職。そんな仕事の現場を垣間見ることができて興味深かった。
    主人公が今後どんな難問に立ち向かい、解決し、どう成長していくのか楽しみ。

  • 仕事場で知り合いの方にぜひ読んでみてと借りた本です。

    すすめてくれた人はあまり漫画読まないような人なので、珍しいと思いながら読みました。

    そう言えば、図書館の業務を詳しく書いている漫画は読んだことがありませんでした。
    この本がきっかけで図書館のことを書いた漫画を探すようになりました。

    図書館で働いている私には、とても勉強になるのですすめてくれた方に感謝です(^ー^)

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著者プロフィール

漫画家・イラストレーター。
講談社mimi&kiss 新人漫画賞入選でデビュー後、漫画、イラストなどで幅広く活躍中。
著書に、『華物語』『百花日和』『夜明けの図書館』ほか。

「2021年 『学校図書館 ここはいつでもぼくの場所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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