はだかの探偵 (双葉文庫 つ 1-4)

著者 : 辻真先

• 双葉社 (1991年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ブル本さんの感想 · 2018年3月13日]

久しぶりに日本人現代作家ミステリーを読んだ♪すごく楽しかった(笑)
一話目、なんか読んだことある?!と思ったら、以前読んだお風呂のアンソロジー本に収録されていた(『小説乃湯』)
東京郊外のサウナ風呂｢えとせとら｣のスナックで、下半身すっぽんぽん(笑 上はアロハシャツ着用)で怪事件を次々に解決していく常連客だけど名まえも知らない謎の老探偵
事件ごとのお話しですが、最終話に近づくにしたがって、ある事に繋がっていくという
悲しいんだけど、面白い展開でした
辻真先さんははじめて読みました。
登場人物は作者の他の作品に出てくる人たちだそうで他の作品も読みたくなりました。

http://www.ffortune.net/social/people/nihon-today/tsuji-masaki.htm

著者プロフィール

1932年、名古屋市生まれ。名古屋大学文学部卒業後、NHKに入社。テレビ初期のディレクター、プロデューサーをつとめたのち、脚本家に転身。『鉄腕アトム』、『エイトマン』、『ジャングル大帝』、『サザエさん』、『巨人の星』、『デビルマン』など、1500本超のアニメ脚本を執筆した。また、推理小説作家としても活躍しており、『仮題・中学殺人事件』、『迷犬ルパンの名推理』、『あじあ号、吼えろ！』、『完全恋愛』（牧薩次名義）など多数の著作がある。現在、デジタルハリウッド大学教授。国際アニメ研究所所長。本格ミステリ作家クラブ会長。

「2009年 『『鉄腕アトム』から『電脳コイル』へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」