海のある奈良に死す (双葉文庫 あ 24-1)

著者 :
  • 双葉社
3.41
  • (10)
  • (24)
  • (56)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 177
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575507201

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古の奈良の都と小浜のつながり。
    東大寺二月堂と神宮寺。

    人魚、セイレーン、シレーヌ、八百比丘尼、人魚のミイラ。

    著者の前書き、店名のパンゲア、海のある奈良。

    石童丸物語、名乗りあえない親子。

    サブリミナルとウイスキー。

    でもなぜだろう、何度も頭の中で再生されるのは、夕日の中富士川鉄橋ですれ違う新幹線。

  • 専業作家になってから書いた作品なんだそうな。切なくなるような読了感がいい。カバーは角川版より此方の双葉社の方が好き。…ということで両方持っています。

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

有栖川有栖の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×