白戸修の事件簿 (双葉文庫 お 20-2)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575510157

感想・レビュー・書評

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  • お人好しの大学生、白戸修が理不尽に事件に巻き込まれていくライトミステリ。登場人物の優しさに触れてほっこりできるミステリ。どんでん返しと呼べるかどうかというようなシンプルな物語の裏切りも心地よいような気がする。

  • 頼りないヤツだけど信頼できる、お人好しだけど頼れるヤツ、そんな風に友人たちから思われている白戸修、ごく普通の大学生がなぜか次々と事件に巻き込まれてしまうお話。面白かった!途中で格好いい謎の女性も登場するし、続編も楽しみだ。

  • お人好しすぎる主人公にツッコミたくなることばかり笑
    自分から事件に首を突っ込んでいくコナン以上の不運の持ち主。
    裁かれるべき殺人犯に正当な理由がついたり、スリ常習犯を野放しにしたり……真面目に生きる人が1番偉いのは間違い無いからなんだかな……という気持ち

  • 事件に巻き込まれやすいお人好し。

    どんでん返し系。
    登場人物の中に必ず悪役が入っている。

    犯罪の手口をレクチャーしてくれる感じもあります(それをやれ、というのではなく、こういう犯罪があるので注意を、という感じです)。

  • お人好しキャラていうのが自分に合わないので、読んでて疲れた。
    嫌なら断れよ、て思っちゃって。
    あと、金がないのに格好つけてるところがサムい。
    1話目はおもしろかったけど、だんだん読むのが面倒くさくなった。

  • 就職を控えた白戸修(主人公)に降りかかる事件の短編集。

    ただただ普通に生活をしているのんびり屋の主人公があれよあれよと巻き込まれていく様子がおもしろい。
    主人公自身も巻き込まれそうだと警戒しているにも関わらずなぜか逃れられないというお人よしが売り。

    主人公が鋭く事件を解決するというものではなく、ボーっとしてる主人公の周りに凄腕が集まってくるといった展開。
    おススメの一冊。

  • お人好しな性格からか次々に事件に巻き込まれる白戸くん。白戸くんが謎を解決しているかは微妙なところだけど、色々大変な目に遭いながらも頑張る姿が好印象。

  • この主人公、笑っちゃうほど人が良すぎで大好きです。とにかく愛しすぎて一気に読んでしまいました。こんなに人がいいのにちゃんとしっかりしてるところはしてるので安心して読めます。ドタバタに紛れてしまっていますが意外と大きな犯罪に絡んだりしてますね。ちゃんと就職したあとの2冊目があるようなので是非読もうと思います。楽しみです。

    再読。3冊目を読んであまりにも登場人物を覚えていなかったので確認に。もちろんお人好しは最初からで再読でも忘れている部分もあり、しっかりと楽しめました。以下「逃亡」用に覚書。「ツール&ストール」スリの話。山野井大介(もと刑事)山霧純子。「サインぺインター」ステ看板。日比登(何でも屋)「セイフティゾーン」銀行強盗。芹沢哲生(清掃員)「トラブルシューター」ストーカー。北条隆一(私立探偵)杉本恵(被害者)「ショップリフター」深田重子(万引きGメン)山霧純子。 20140128Readerにて再読。

  • 以前に、我が仙台の希望の星、千葉雄大くんが主演のドラマをチラッと見たことがあったので原作を読んでみました。ドラマは内容を全然覚えてなかったけどまぁまぁ楽しめました☆それにしても白戸くん、時間に負け込まれすぎ(笑)最後の万引き保安員の話はちょっとイヤな気分になりました。なんだこいつはと。全体的に犯人はこんにゃろーー!的なイヤな奴ばかりですが特に。続編もいつか読んでみたいです。

  • 巻き込まれ探偵?の白戸修君物語。
    ものすごく人が良く善人で、かつ正義感が強い彼は、頼まれたら断れずにいつの間にか事件に巻き込まれる。
    ほのぼのした雰囲気なので、リラックスしながら読むのにちょうど良い。

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著者プロフィール

大倉崇裕(おおくら たかひろ)
1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年、「三人目の幽霊」で第四回創元推理短編賞佳作を受賞。98年、「ツール&ストール」で第二十回小説推理新人賞を受賞。2001年、『三人目の幽霊』でデビュー。代表作である白戸修シリーズ、福家警部補シリーズ、警視庁いきもの係シリーズは、いずれのシリーズもTVドラマ化されている。

「2022年 『殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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