1985年の奇跡 (双葉文庫)

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  • 双葉社
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レビュー : 97
  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575510768

感想・レビュー・書評

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  • 落ちこぼれ野球部が起こす奇跡を描いた痛快青春小説。この語り口は反則だなぁ。高校生の心情を巧みに表現し、とにかく笑える。秀逸なプロットとラストシーンは感涙...。解説にもあったが、あの曲で泣けるなんて...。おじさんにはどストライクな作品でした。『2005年のロケットボーイズ』も楽しみ。

  • 野球部員ではあるけど、甲子園なんて大それた夢は見てません。
    アイドル大好き、遊び大好き、野球はもちろん好きだけどつらい練習は嫌い。
    そんな野球部の運命を変える天才ピッチャーが現れる!
    …な、お話。

    高校野球と言えば甲子園でしょう。
    でも甲子園なんて目指すレベルじゃない学校だってありますよね、そりゃ。
    もちろんどの学校も日々練習を頑張っているのだろうけど、環境の違いも大きいだろうし。
    この物語の野球部の環境は最悪。
    狭いグラウンドでは満足な守備練習も出来ず、顧問は一度も練習を見たことがなく、挙げ句の果てに校長は野球部を憎んでいる。
    そんな環境の中で一勝もしたことのない弱小野球部がやさぐれてしまうのも無理はない。
    彼らはちょっとやそっとではやる気を出してくれず、だんだんとイライラしてくる。
    うだうだ言ってないで体を動かしたらどうだ!

    そう、動くまではかったるいけど、動いてしまえばだんだんやる気も出てくるんです。
    脳のやる気スイッチは身体という話を思い出す。
    そんな(いや、もちろんもっと)タメになる教訓が盛り込まれた高校生男子の本音たっぷり(?)な青春小説。

  • 内容
    おニャン子に夢中だったあの頃。僕らの弱小高校野球部にスゴイ奴がやってきた!『夕やけニャンニャン』を見ること以外何のヤル気もない僕らが、アイツのおかげでひょっとしたら甲子園に行けるかも!ってマジ!?―山あり谷あり、笑いあり涙ありでページをめくる手が止まらなくなる青春小説の傑作だ。

  • 時代感とかあるあるネタ盛り込む小説にありがちな、登場人物のキャラ付、ストーリー展開の中途半端さが垣間見れる作品。快進撃からゲイ発言、退部、他校女子に諫められる。の流れは醒める。特に主人公は時代関係なく軽薄で薄っぺら過ぎ。心底馬鹿なんだなと言う意味でF組設定だけには納得した。

  • 青いねぇ〜!
    五十嵐さん半端ないって!!
    なんでも書けるやん笑

    青い春ですな。

    落ちこぼれ野球部が見せる
    奇跡の瞬間!
    ってやつですな〜。

    落としどころもキレイやったわ〜
    真美ちゃんまさかの。

    ぁあー。
    パンケーキぐらい
    甘い恋がしたいって思いました笑

    なんでか自分もがんばろうって思えた小説でした。

  • 五十嵐貴久さん、初読み。
    ブクログのレビューをみて手に。

    面白いです。
    笑ったり、泣いたり。見事に揺さぶられました。
    興奮して、されに幸福感に満たされるという最高な読後感。

    読めて良かった。
    いっきに五十嵐さんのファンになりました。

  • 細かく野球に触れてないのが高評価
    スッキリとしたストーリーで楽しく読めた。

  • 面白すぎる。時代を知っているだけに余計に作品に引き込まれました。

  • なるほどね!
    今まで数作読んだけど、ウーンだった気持ちが一気に解決。
    五十嵐さんのベストを読ませていただきましたわ。
    現実的な話をしちゃうと、まともなグランドもない、今までまじめに練習したこともない高校チームが甲子園常連校に勝つのは・・・
    そこらへんは、小説だからね!深く突き詰めないでさっ♪
    そうそう、思えば本全体から↑みたいな雰囲気が漂ってたってのも、すばらし作品要素の一つ。

    まず、テンポがいい。
    話がサクサク進むし、かといって説明不足じゃない。
    キャラも主要キャラとサブキャラ、きちんと分かれてて、無駄な説明や表現足らずがない。
    というか、みんな可愛すぎ。高校男児、しかもなんだかんだで部活に精出しちゃうあたり、最高です☆
    ちょっぴーりツイストが織り込んである辺りも、単なる青春小説にプラスアルファ加わってるし、かといってホモのピッチャーにみんなが嫌悪感を示すあたり、現実的だし。

    最後の最後、試合結果と、その後のチームメートの進展が書かれてるあたり賛否両論だと思うけど、自分は「想像にお任せ」的な、ある意味投げやりなのは好きじゃないんで、この構成で満満足です。

    めっちゃすっきりする一冊。誰にでも(野球やってた人以外なら)お勧めできる一冊。

  • 年代的にかぶっていたのでおもしろ可笑しく読ませて頂いた。
    しかしこの作者の幅広さに驚くね。

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著者プロフィール

作家

「2020年 『7デイズ・ミッション 日韓特命捜査』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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