燃えよ!刑務所 (双葉文庫 と 13-2)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 81
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (589ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575511192

感想・レビュー・書評

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  • 発想は面白い。くだらない言葉や行動が多くて、馬鹿らしくなってくる。
    ただ、それだけかな。

  • めちゃくちゃ 馬鹿らしい。

  • 戸梶ワールド全開で面白かった。

  • タイトルにぶっ飛び図書館にて借りました。
    今では現実になった、刑務所を民営化にしよう!と云うお話。

    確かに悪いことしたのに、三食はついてくるし、寝るところもあるし、お風呂も入れるし・・・。
    死刑になっても、直ぐ実行って訳でもないし・・・。

    遺族の方には「ただそこの場所にいる人」と、思う人もいるだろう。
    無期懲役も10年超えたら出てきやすいみたいだし・・・。

    「だったらお前ら働けよ!」と警察も思うよな・・・。

    なんとなく何しても笑っちゃう作品。
    破天荒すぎて好きです。

  • 気持ちがいいくらいの破天荒

  • 刑務所を民営化するお話。(自分用メモだからこれでいい)

    五つ星つけたの久々な気がする…
    グロシーン結構あるのに、笑えるおもしろい
    これまじに実現したらいいのにと思った

    主人公のおっさんとその周りの人々が破天荒で可愛くて面白い
    一気読みでした

    こっそり水島と事務員の子のその後が気になってしょうがない

  • 人様の頬を札束で叩く様な生活をしているのが主人公。
    こんなのがそこらにいたら、それこそ殴り倒されそうです。

    結局何がしたかったかと言うと、話中盤辺りで知り合った女性のために
    映画を作るため、やたらに色々手を染めた、という感じでしょうか?
    一応刑務所はその前なので、別目的、ではあったんですけど。

    確かに犯罪者が年数経ったら反省してなくても出てくるというのは
    遺族にとってみれば腹立たしいものはありますが
    だからといって、こういう世界はちょっと…。
    彼らにも人権が~という問題ではなく、単なる
    権力者になり下がってるのが。
    暴君? 状態です。

    どこにも共感できる所もなく、どうしたいのかも分からず
    流し読みして終わり、です。

  • 僕は戸梶が好きなんです。

  •  一言で言うなら「おい!トカジ!ええかげんにせえよ!」という内容でした。
     刑務所の民営化自体の発想は非常におもしろい土壌になると期待しましたが、国会でこの法案を通すためのくだりが長すぎ!
     いざ民営化したあとのハチャメチャ振りが少し物足りない感じがしました。主人公と娘の関係や復讐するための集まったメンバーの背景も描き方が軽すぎてイマイチ物語にのめり込めない。
     リズムだけで読まされた作品でした。多分再読はしないです。

  • 警察官僚OBが刑務所の民営化を実現。被害者の会に誘拐され頭に爆弾を埋められる。術後の薬を飲むも順番を間違えて死神がくる。100人の魂と引き換えに行きながられる。仲間の喧嘩の後でも、女に電話しまくる。携帯カケホーダイ喫茶でナンパしたプロデュサー鳴海凛と恋に落ちる。最初はプロレス。飽きられ、燃えよ刑務所の映画を作製。資金集めではサギ犯の囚人にマルチ商法で4億円GET
    撮影中の死者の責任を問われ刑務所へ。やがて死が訪れ、地獄へ。
    しかし兎となって戻る。鳴海凛の膝でおとないしく後輩を見守る

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著者プロフィール

1968年東京生まれ。学習院大学文学部卒。98年『闇の楽園』で第3回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。作家活動と並行して『Jの利用法』ほか自主製作映画4本を監督。イラスト、写真、クレイアートにも才能を発揮する。

「2013年 『劣化刑事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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