約束の地 (双葉文庫 し 20-2)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (643ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575511673

感想・レビュー・書評

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  • タイトルを見て、民族紛争絡みかなと
    予想していたけどその通り。
    宗教や民族、そこに渦巻くカネや人間模様。

    おもしろいんだけど、
    早くページをめくりたくなるおもしろさではない。
    テーマがテーマなだけにずーっと暗いまま。
    暗いのが悪いわけじゃないけど、
    なんかハッキリしないから星2つ。
    読むのにすごく苦労した。

  • 岩手などを舞台とした作品です。

  • ただひとりの肉親だった祖父を目の前で殺害された渋木祐介少年の生活は、その日を境に一変した。事件を契機に、大物右翼の庇護を離れて成長していった祐介は、やがて祖父と自身の出自、そして祖父の死の真相を知ることになる。運命に弄ばれるかのように、波乱の人生を送る祐介の姿を描いた長編冒険小説。

  • いやあもう最高でした。
    今まで読んだ全ての本の中で一番です

    かなり長編だし
    登場人物も難しい名前がたくさん
    関係を理解するだけでも
    難しかったですが
    途中何回か想像を裏切られる展開
    洋画を見ているようでした

  • 2007/11/28 Amazonにて購入。
    2016/1/31〜2/10

    9年物の積読本にして3年ぶりのシミタツ節。
    初期の冒険小説を彷彿させる世界を股にかけた長編小説。大学生の頃、血湧き肉躍らせて読んだ数々の名作を思い出した。解説にもあったが、このタイプの作品は次の「うしろ姿」で最後らしい。もっともっと書いて欲しいなぁ。

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著者プロフィール

1936年、高知県生まれ。雑誌のライターなどを経て、81年『飢えて狼』で小説家デビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞、91年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞。2007年、初の時代小説『青に候』刊行、以降、『みのたけの春』(2008年 集英社)『つばくろ越え』(2009年 新潮社)『引かれ者でござい蓬莱屋帳外控』(2010年 新潮社)『夜去り川』(2011年 文藝春秋)『待ち伏せ街道 蓬莱屋帳外控』(2011年新潮社)と時代小説の刊行が続く。

「2019年 『疾れ、新蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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