銀行仕置人 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 1885
レビュー : 171
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575511796

作品紹介・あらすじ

通称"座敷牢"。関東シティ銀行・人事部付、黒部一石の現在の職場だ。五百億円もの巨額融資が焦げ付き、黒部はその責任を一身に負わされた格好で、エリートコースから外された。やがて黒部は、自分を罠に嵌めた一派の存在と、その陰謀に気付く。嘆いていても始まらない。身内の不正を暴くこと-それしか復権への道はない。メガバンクの巨悪にひとり立ち向かう、孤独な復讐劇が始まった。

感想・レビュー・書評

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  • 池井戸さんの初期物。ミステリー的な要素も合わせつつ最高なエンドでした。 やったら、やりかえすのような要素は無かったですがとてもスッキリな後味でした。

  • 池井戸さんの作品は今月4冊目!
    ちょっとハマッちゃったのかなぁ。。

    焦げ付いた融資の責任を取らされた主人公が、
    責任を擦り付けようとした悪役とその取り巻きたちを
    お仕置きしていくお話。

    本作品もバブル組と同様の構図で、
    「正義v.s.悪」の対立構造がはっきりしていて、読んでいて爽快。
    バブル組が好きな人には、文句なしでおススメです。
    このパターン、王道ですな。。

  • エリート出世コースから、銀行の座敷牢のどん底まで落ち込んだ黒部。
    自分を罠に嵌めた陰謀に、絶対に復讐すると誓った。

    半沢直樹を彷彿させる主人公の性格。
    ジワジワと巨悪に迫り、追い詰めていくところに熱を感じた。

  • 池井戸作品はいつも楽しく読んでいます。
    それなのになんでこの作品は他の池井戸作品と違い、あまり自分に響かなかったのか。
    大きな理由のひとつは水戸黄門でいう印籠を敵に見せつけて憎っくき敵がぐうの音も出ないほどひれ伏すというお決まりがないからだ。
    ウルトラマンにはスペシウム光線で最後倒して欲しいし、スタンハンセンのラリアットもそう。
    やはり池井戸作品には証拠を突きつけたあとの決め台詞と悲痛な面持ちで敵がひれ伏す様が必要なのだ。
    それがスッキリした読後感を生む。
    少なくとも私はこの本を読んでそう思いました。

  • かなり、ワクワク感、大。池井戸らしい作品、花咲舞、と同様の銀行もんは、面白くてたまらない。長編もいいし、悪役やつけるのに快感を感じる。水戸黄門風。

  • 罠にはめられて干されてしまったエリート社員が
    活躍する正義ものな話。
    責任を誰かに押しつけたり、ノルマのためにお客さん
    騙したり、銀行ってコワイ業種だ。

    預金が少ない私が言うのも何ですが、
    人から預かったお金をヨソに回して
    商売してるっていうのに、銀行マンって
    大金扱ってるから感覚マヒしちゃうのかな。
    自分たちのお金と勘違いしてしてるよねぇ。
    それで高給取りって何なのさっ!と思う。

    いくら数字を上げるためだとはいえ、
    人を騙すようなやり方は私は嫌だなー。
    それを強制するような上司も嫌だな−。
    ストレスたまりそう。

  • これを読んだあとにオリンパス事件が発覚して、なんか小説みたいな話が現実に起きるんだなあ、と思ったりした。というか、現実はもっと巧妙で、知らないことが多いだけなのかもしれない。

    自分の居る現実の世界が、じつはとってももろいバランスの上に成り立っているはかない存在ではないか?と思う今日この頃。

  • 主人公が半沢直樹じゃないのに、堺雅人が頭に出て離れない銀行絡みの小説。あっとゆー間に読み切れます。けと、たぶん池井戸潤の作品は東野圭吾並みにストーリーが似通ってるので、1週間後には内容を忘れそうです。

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  • 取組をしたくなかった5百億円の融資についての焦げ付きを黒部一人に責任を負わされ、その復讐劇を行う池井戸潤のよくあるストーリー。
    最後に黒部自身が銀行員に入れたことは救われた思いがした。

  • はめられ左遷された銀行員が復讐するといった池井戸さんお得意のお話。

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著者プロフィール

池井戸 潤(いけいど じゅん)
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部および法学部を卒業。子供の頃から本に親しみ、作家を志すようになる。『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。以降、2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、2011年『下町ロケット』で直木賞をそれぞれ受賞。他の代表作に、半沢直樹シリーズ『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』、花咲舞シリーズ『不祥事』、『空飛ぶタイヤ』『民王』『ルーズヴェルト・ゲーム』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』など。多くの作品がドラマ化・映画化されており、特に「半沢直樹」と「下町ロケット」は非常に高い人気を誇った。 2019年6月21日、人気作『陸王』が文庫化される。2019年7月開始の大泉洋主演ドラマ『ノーサイド・ゲーム』原作を担当し、6月14日に単行本化。

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