とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 1078
レビュー : 159
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575511871

感想・レビュー・書評

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  • 『しゃばけ』の作者が書く現代劇短編集。各編の主人公である新宿でバーを経営する男やその娘や店の常連客達が、「とっても不幸な幸運」という不思議な缶づめを開けるところから物語が始まる。その缶づめは”目を逸らしていたい現実”を強制的に発生させてしまうのだ。しかし主人公たちは困難を乗り越え、飲み仲間たちの助けを借りて何とか解決し事態を収束させていく。ドラマ化されても良さそうな作品。おすすめ。しかし、登場人物はみんなバーテンダー、警察、ヤクザ、医者、マジシャンなど小説ネタに使いやすそうな代表的職業であり、著者は過剰に保険をかけているよなぁという印象である。

  • 畠中さんらしい話の流れ方だなぁ。現代なんだけど、良い意味でしゃばけ的。しゃばけの妖怪達のようにそれぞれのキャラ設定がしっかりしていて全てに愛情をもって読めた。

  • 100円で買える「とっても不幸な幸運」という謎の缶詰めを開けると、不思議な幻覚が見える。不思議設定がしれっと日常に溶け込んでいるのは畠中さん流。ファンシーなのにさらっと重エグいのも畠中さん流。
    連載だったからなのか、何となく、まとまりがないというか、これで終わり?という感じで終わる。しかし、いつまでも通える常連バーって少し羨ましい。

  • 居心地のいい場所を書かせると、どんな時代でも大丈夫なのね。
    ただ、外の者からすると、疎外感半端ない 笑
    江戸、明治、現代と読んだけど、私はやっぱり江戸が一番しっくり来るかな。

  • 「酒場」でおっさん達がわぁわぁ騒いで事件解決。
    こんな感じ、苦手です。

  • うんまあ、さらっと読める。酒場に集うくせのある常連客のちょっとした問題をマスターが解決に導く。シチュエーションは無理があるがまあ小説なので。お嬢さんを語り手にした方が好みかも。

  • ほっこり系。でも、ちょっと深みには欠けるかな。ライトノベルとして読むにはいいと思う。

  • 健也の話が一番好きだった。
    しゃばけシリーズとかと比べると、しゃばけのほうがいいかな。

  • ファンタジー要素を含む日常系ミステリチックな連作短編
    なんとも釈然としない説明だけれども、実際そうなんだからしょうがない
    不思議な缶の存在はファンタジーだけど、その後の推理は日常系ミステリとも言えなくもない

    結局、のり子という存在は何のためだったのか?
    続編があっったりするのかな?

    とても面白いとは言えないんだけど、続きが気になる不思議な作品

    う~ん、この小説自体が不幸な幸運なのかもしれないなぁ

  • 結構好きだな。
    表紙と内容がちょっと違っている感じもするけど。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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