- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575512687
感想・レビュー・書評
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ジャケ買い。
最近、いやしを求めてるの。
「情けない男の滑稽さを書かせたらピカイチ」
帯の説明を信じて読んだ。
会話の軽妙さが気楽でいい。
でも後半はダレてきた。 -
個人的に良かったのは表題作である「二枚舌は極楽へ行く」かな。後味が悪いのだけれど、あの何とも言えない嫌な感じが、いかにも蒼井作品らしくて好き。あと、ほんのりとした悲しさが漂う「ラスト・セッション」も良かったです。そして、それぞれの物語がリンクしていたり、していなかったりと、その辺りも楽しめます。
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今作はそれぞれの短編がリンクしてる?
意地悪な作品もあれば、ちょっと良い話もアリ。
適度な刺激を与えてくれる一冊 -
普段読まない本を読んでみようキャンペーン2009で読んだ本。
普段歴史小説ばかり読んで頭の固くなっている頭をやわらかくするのにちょうどいい本でした。
推理小説とかで、最後にどんでん返しがあるものはあまり好きではないのですが、これはよかったです。どんでん返しだらけ。
同じく蒼井上鷹さんの9杯目には早すぎる、あれもよかった。
想像力をかきたてられたいときにはぴったりです。 -
いやいや、これはいい!
どれもこれも気が利いていてスマート、それでいてひとつも外れがない。
たまに挟まれる数ページの超・短篇も箸休めのようにぴりっとしてる。
いくつかのストーリーがゆるやかにつながるが、がっしりした必然の流れがあるわけではないのもかえって遊びゴゴロがあってよく、
つながりを探ること自体がパズルみたいで楽しい。
なんだか味わったことがあるぞ、この感じ・・
このスマートさ、井上夢人がちょっと軽くなって、よりスマートに現在風になった感じ?
あーいいな、この人。ファンになりました!
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すごく読みやすかったです。
短編集ですが、登場人物がリンクしていて、
「あれ?この人…?」って思って前のページに戻って確認。
前回もストーリー展開の予想が立てられなかったのですが、
今回も全然立てられませんでした。 -
面白かったです。12篇の短掌篇集。所々繋がってる短篇もあり楽しめました。サクサクッと読めます。でも、軽すぎてあまり心に残りません(笑)