告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 34027
レビュー : 4157
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575513448

感想・レビュー・書評

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  • 語り手が変わる毎に、新事実が判明し、登場人物たちの、人間として、醜い部分が露出していくのが、面白かった。
    また、事件をきっかけに、首謀者や被害者だけでなく、その周りの人たちにも、多大なる影響を及ぼし、歯車が狂うのが、読んでて怖いはずなのに、読み進めたくなる衝動に駆られた。
    そして、最後の森口先生の行動には同情する反面、恐ろしいと思った。それだけ、我が子を殺された恨みは大きなものなのだと感じた。

  • ブックオフで紹介されてた小説

    いろんな人の視線で物語が書かれている主人公がいない?ような感じがした

    最初の教師の告白が長く、この調子で物語が展開するなら読みにくい小説だなとも思ったが、そんな事はなくすらすら読めました。

    最後まで読み納得できる部分とできない部分がありなんとも言えない小説でした。

  • 1つの事象を、様々な登場人物の告白で構成する中身。

    内容もなかなか衝撃的で面白い。

    ただ、締めくくりが衝撃的なのだたどうも今一歩な感じがした。

    著者ファンであれば★5をつける作品なのだろうが、自分は最初からぐいぐい引きつけられるような作風の著者のほうが好きなので、好みの問題で★4。

  • 一気に読みました。
    森口先生の凄さ!ただの教師ではない気がしました。
    容赦ない結末。スッキリしますがドキドキも止まらない。最後の章を3回繰り返し読みました。

  • 登場人物が語りや書き記した独白で物語が進んでいく展開。まともな人物はおらず変人たちの狂気がまるで連鎖するように続き、それを追いかけながら真相が明らかになっていく。薄気味悪さはあるものの大変読みやすかった。

  • 最も有名な自分の子供を殺された教師による復讐の部分しか知らなかったので、物語の展開が意外だった。
    けれど基本話し口調で進むストーリーも分かりづらいことはなく、面白かった。
    登場人物それぞれがどこか頭のネジが外れていたけれど、やはり1番の狂気性を持っていたのが教師だと言う落とし所もすごい。

  • 久しぶりにサスペンス系を読みました。学生がメインとなっているものはなかなか読まないので面白かったです。
    最近は確かにニュースで若者の殺人を取り上げるものが多いなぁという印象を持ってますが、今回描かれていた内容もあながちありえそうかもしれないと思いました。面白かったのは各個人の心情が書き表されていたところ。一つの事件とっても多角的な視点や意見が重なっていることを再認識させられる。最後の終わり方も狂気じみた感じで素敵。人の人生が崩れるというのは立った少しの好奇心だけでも要因になりうるなぁ、、、と思いました。

  • ‪愛娘を殺された担任教師の復讐とその後を描いた作品。中々にエグい話しだと思いましたが、こういう上っ面だけの綺麗事が無い感じはわりかし好きです。

  • 【極精神】
    今さらですが、読みました。

    おもしろい。
    おもしろいですが、読後感が・・・

  • 一人語りの連作で、ここまで編み上げるのがすごい。
    第一話が受賞作で、これだけでも相当の技量。謎の出し方、伏線の回収のタイミング、語りすぎずばっさりと終わることで読者の心に余韻なんて生やさしいものじゃない何かを残すところ。
    理路整然としているが信用できない語り手だったり、感情に流されているだけに真実が含まれていたり、バリエーションもきちんと人格に沿っていて、まったく退屈せずに一気に読めた。

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著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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