魔性 (双葉文庫) (双葉文庫 わ 6-1)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 48
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575513561

感想・レビュー・書評

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  • 面白いけど中心でない話が長い。

  • 本格ミステリーだったらルール違反系。
    選んだテーマとか人物配置とか決して悪くはないんだけど、まとまりがなくインパクトがない。設定に必然性もなく、別にそうでもいいけど、なんで?というのが多い。高い草花を計画性なく植えた庭園のような作品であった。

  • ◆あらすじ◆

  • 事件は1つ、怪しい人物はたくさん。
    ほぼ全員が何かを隠していて、それが明らかになるごとに、容疑者から外れていく。
    そして他人の裏の顔を探る中で、主人公自身は、逆に他人から見えていた表の顔に気付く。
    当たり前のように汚部屋の描写が出てくるのは良かったけど、そもそも全然引きこもってなくないか…?
    分厚いけど退屈ではないし、むしろ書き込みが足りないというか。
    展開が唐突だったり、強引だったり、え、放置?と思う部分も多かった。

  • 期待していたほど面白くなかった。
    人には誰にでも表の顔と裏の顔がある。
    苦しみを抱えてる人こそ希望のかたまりだ。
    メッセージ性は伝わった。
    ただ、主人公の魅力がどうしてもわからなかったのと、事件の鍵を握る人が終盤にならないと出てこないところ、大事な(と思わせる)会話の内容が必ず後で振り返って再現するタイプの手法が続きげんなりした。

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著者プロフィール

1954年、東京に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。東京都杉並区学童クラブ指導員の後、フリーライター。筑波大学大学院(教育研究科カウンセリング専攻)修了。主な著書や個人通信に『負けるな子どもたち!──スーパーガキ大将ここにあり』(径書房)、「BURST」「もっこ橋」「暗川」「ユーカリ」「いちばんすてきな海」などがある。

「2010年 『乳がん 後悔しない治療──よりよく生きるための選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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