そして今はだれも (双葉文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575513875

感想・レビュー・書評

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  • 2010年10月15日購入。
    2011年5月14日読了。

  • 「自分が思ってる“普通”なんて、案外、限られた範囲の話かもしれないわよ」

    結構さらりと読めたんです。
    あっという間に読み終われたんです。
    読んでる時は、一体誰が犯人なんだろー!とワクワクして読んだのだけれど、、、

    なんだか、現在(12月末)驚くほど内容を覚えていない。。。
    輪郭ぐらいしか覚えていなくって、最後が一体どうなったのか、少々記憶が怪しいよ。
    さらり、、、としているからこそ!
    だとは思うんだ。
    まさに、青春モノ。

    少々、うまい具合に行きすぎだなぁ、なんて思う箇所があったのだけれど、それも、読んでいる間はそこまで気にならなかった。
    この著者さんの作品、また読もうっと。

    【11/8読了・初読・先生蔵書】

  • 高校生くらいまでは、学校の先生って絶対的な権力者でした。大人になってから振り返ってみると黙って従っていたのかが不思議に思えるようなことでも、なぜか反論できなかったような気がします。さらに今だったらなんでもないような些細なことで、傷ついちゃったり死にたいと思ったり。そういう時期に先生に弱みを握られるというのは絶望的なことなのでしょうね。
    この本に出てくる教師Xは、全く同情の余地のないイヤな人間なのですが、それに対して脇役の根本親子はステキです。ひょっとして別の本の登場人物だったりするのかしら?裏設定みたいなものがたくさんありそうな気配があります。この親子の物語を読んでみたいと思いました。

  • 350ページという短さで、全体的に無駄のないシンプルな構成。
    これはこれで読みやすくていいけど、
    もう少しページ数を増やして、登場人物一人ひとりを掘り下げても
    良かったんじゃないかなぁとも思う。
    進之介とかすごい中途半端にしかでてきてないし。
    他にも魅力ありそうなキャラがいっぱいいるのに、ちょっと残念。

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著者プロフィール

小説家

「2013年 『丘の上の赤い屋根』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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